2013年10月30日水曜日

フィリピンダイビング/2013年6月 その2(ダイビング)

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(2013.5.31 ダイビングポイントに向かう船上 byFinePix F200EXR  F9.0 ISO200 1/550)



さて、こちらは豪・木曜島ではなく比・セブ島。
今回の旅行日程は4泊5日。
初日と最終日は移動で、残り3日間はずっとダイビングしてました。
天気は割と良かったんですが、照りつける太陽は暑く、夜にスコールがあった日もあったようです。
夜になっても湿った空気は重かったですねー。
温度、湿度が加わった不快感は日本ほどではない、かどうか・・・は微妙なところ。
泊まったところが市街地(つっても田舎ですが)だったことも影響しているかもしれません。
海の上は気持ちよかったですから。



ダイビングのポイントは3日ともマクタン近海のみで、
一日目 オランゴ島周辺
二日目 ヒルトゥガン周辺
三日目 ナルスアン周辺
でした。
今回利用した現地ショップはブルーコーラルさん。
ホテル・ホワイトサンズの敷地内にあります。
ショップ前のビーチはホテルのビーチで、ダイビング後にシャワーを浴びたいときはビーチにあるシャワーが使えます。



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(2013.6.2 ダイビングショップ前のビーチ byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/220)



船はダブルアウトリガータイプで船上トイレ完備の比較的大きな船でした。
ビーチが遠浅でショップ前から直接乗り込めないので乗り換え用小舟で移動して乗り換えます。



かなりドタバタしてフィリピンダイビングを決めたこともあって、ほとんど前調査をせず、気が付いたらフィリピンにいました。
セブ・マクタン近海のダイビングは自分のようなハゼどん&マクロ好きには満足できます。
アケボノハゼ、うじゃうじゃいました(笑
期待度も不安度も半々だったんですが、かなり満足して帰りました。
また、現地に行って知ったのは、少し遠方になるものの行けば必ず「ジンベイザメ」に会えるポイントがあるようです。
次回はそこにも行きたいです。
ええ、ぜひ次回。



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(2013.5.31 カクレクマノミ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO100 1/210)



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(2013.5.31 サンゴ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO100 1/170)



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(2013.6.1 サンゴ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO100 1/240)



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(2013.6.1 ヤマブキハゼ byFinePix F200EXR  F4.7 ISO100 1/160)



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(2013.6.1 魚の群影 byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/900)



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(2013.6.1 ツバメウオの群れ byFinePix F200EXR  F4.5 ISO100 1/160)



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(2013.6.1 ツバメウオの群れ byFinePix F200EXR  F4.4 ISO100 1/140)



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(2013.6.1 ニチリンダテハゼ byFinePix F200EXR  F5.1 ISO400 1/450)



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(2013.6.1 サラサゴンベ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO100 1/450)



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(2013.6.1 鰯壁 byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/60)



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(2013.6.2 ナルスアン・アイランド・リゾート byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/280)



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(2013.6.2 パープルビューティ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO100 1/320)



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(2013.6.2 オヤビッチャ byFinePix F200EXR  F3.3 ISO200 1/100)



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(2013.6.2 風そよぐ byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/320)



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(2013.6.2 ニセネッタイスズメダイ? byFinePix F200EXR  F9.0 ISO200 1/60)



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(2013.6.2 サンゴ デバスズメダイ byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/90)



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(2013.6.2 ハナビラクマノミ byFinePix F200EXR  F9.0 ISO200 1/90)



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(2013.6.2 船上ランチ byFinePix F200EXR  F9.0 ISO100 1/90)







2013年10月29日火曜日

フィリピンダイビング/2013年6月 その1

6月にフィリピン・セブへダイビングに行きました。



(東南、もしくはトロピカル)アジアが大好きな自分ですが、実はフィリピンは今回が初めて。
実は子供のころから、五日以降・・・いつか行こうとは思っていたんです。
ずいぶん昔、自分の戸籍謄本を見た時に母方の祖父の籍のところに、『フィリピン・マニラから(大分に)転籍』、という記載がありました。
もちろん、祖父本人の名前は「寺山徳熊」さんちゆう、れっきとした日本人なんじゃがね。
まぁ、戦前にも海外に飛び出す日本人はいっぱいおったんでしょうね。
(父方の祖父母(二人とも日本人)も中国大陸の満州・撫順市で出会って結婚し、父は撫順で生まれ育っています。)



九州からフィリピンへは、福岡空港から首都マニラまで結ぶフィリピン航空の路線があります。
フィリピン航空に乗ったのは今回初めてでした。サービスはJAL/ANA並か。
マニラ空港には2時間半くらいで到着。
自分はセブに向けて国内線乗り換えをします。
マニラ空港はたいして大きくない空港ですがターミナルが3つあります。
ターミナルそれぞれの建物立地は離れているようです。(おそらく)
ターミナル間は連絡用のシャトルバスがあるようです。(見かけました)
自分の使った航空会社は、(国際線)福岡→マニラ、(国内線)マニラ→セブの両路線ともフィリピン航空でしたので、この間の乗り換えは敷地を出ることなく可能です。
ただ、国際線→国内線の乗り換えの為、隣の建物(分かれてはいないのだけど、いったん外に出る必要がある)に移動する必要がありました。
「隣接した建物への移動」だけなのに、なんと迷子になってしまい30分くらいうろうろしてました(汗
旅行会社がアレンジした乗り換えまでの時間は1時間半程度だったので、超焦りました(焦
まぁ、おかげさまで帰国の際の乗り換えは完ぺき。(え?



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(2013.5.30 フィリピン航空 福岡→マニラ線の夕食 byNEX5N E16F2.8 F4.0 ISO400 1/60)



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(2013.5.30 マニラ byNEX5N E16F2.8 F4.0 ISO100 1/80)



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(2013.5.30 マニラ空港の夕景 byNEX5N E16F2.8 F4.0 ISO800 1/60)
この時、迷子になっており。でも夕焼けの色が印象的でカメラに収めないと、と言う気持ちが勝りました。(能天気です)



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(2013.5.30 マニラ空港国内線 byNEX5N E16F2.8 F4.0 ISO800 1/60)



マニラからセブまでは1時間半くらい。
セブに到着したのは夜9時ごろで夜。外は暗くなってました。(福岡を夕方3時半頃出発。)
空港に現地ダイビングサービスの方が迎えに来てくれており、車で10分くらい走ってホテルに到着。(近っ!
ホテルで翌朝のダイビングに関する打ち合わせやら書類のチェックを行い、サービスの人と別れました。
この日は疲れたのでそのまま就寝。



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(2013.6.1 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F2.8 ISO100 1/400)



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(2013.6.1 ホテル・セサリオの隣のベラビスタホテル byNEX5N E16F2.8 F2.8 ISO100 1/400)



ホテルセサリオはこっちのベラビスタホテルのアネックス的(廉価版)なポジションのようです。とはいっても、どちらもどっこいどっこいジャマイカ?



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(2013.6.1 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F2.8 ISO100 1/640)



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(2013.6.1 ホテル・セサリオ付近のヤギ byNEX5N E16F2.8 F2.8 ISO100 1/500)



ホテルのすぐ近所でヤギを発見!野良ではないらしい(w



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(2013.6.1 ホテル・セサリオ付近の犬 byNEX5N E16F2.8 F2.8 ISO100 1/500)



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(2013.6.2 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F4.0 ISO3200 1/60)



周りにはなーんもありません。街灯が明るいので真っ暗ではありません。



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(2013.5.30 ホテル・セサリオの部屋 byNEX5N E16F2.8 F3.2 ISO3200 1/50)



入り口側から撮った写真。奥のドアは洗面所・トイレ・シャワーへの扉。その右のカーテンの向こうは窓ですが、すぐ前に建物(ベラビスタ?)があるので昼間でも暗いです。
液晶テレビがおいてありますが、日本語放送は一つもありませんでした。
こざっぱりしてます。



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(2013.5.30 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F3.2 ISO3200 1/30)



奥から入り口側を撮った写真。右奥がクローゼット、左が入り口ドアになります。



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(2013.5.30 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F3.2 ISO1250 1/60)
こちら洗面所。左下はトイレ(水洗)。わかりづらいですが画面中央にコンセントがあります。日本と同じ形状です。フィリピンの電圧は110V/220Vです。まあ最近のものはたいてい変圧器なしでいけます。



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(2013.5.30 ホテル・セサリオ byNEX5N E16F2.8 F3.2 ISO800 1/60)



トイレの向こうにシャワー。ちゃんとお湯出ます(w
比較的、こぎれいな感じでした。





翌朝準備をしてロビーでダイビングサービスの迎えを待ち、乗り合わせてショップへ移動。



セブ島は南北に細長い島で、その島の中央にセブ市があります。
島の大きさは京都府や山梨県と同じくらい。(細長いので京都府のほうがイメージしやすいかも)
セブ市付近はマゼランだかなんだかという、彼の率いた船が初めて世界一周した、ということで有名なお調子者の毛唐のおっさんがフィリピンで滞在した場所。(いわゆるヨーロッパ主観の世界史にフィリピンが初めて登場し、毛唐のおっさん(マゼラン)は世界一周できず、お調子者の良くない癖が出てこの地で戦死。その後セブ市はフィリピンで最初・最古の植民地になった。)



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(↑ 地球が丸いことを実証する寸前に調子こいて異郷で亡くなられた、お茶目で偉大なマゼランさま)



フィリピン国内では5番目に大きな町。
そのセブ市の海岸から数百メートル離れた沖合にマクタン島という小さな島があります。(先述の毛唐のお調子者が戦死した島)
小さな、といっても島の中央にはセブ空港があります。
海を隔ててセブ市に向かい合っているマクタン島の地域がラプラプ市の市街地。
自分が泊まったホテルもラプラプ市の市街地にありました。



今回自分が利用したダイビングショップ・ブルーコーラルさんは、マクタン島内ではセブ市側にある自分が滞在したホテルとは反対側の海岸沿いにあります。
こちら側は市街地域とは違い、高級そうなリゾートホテルが軒を並べています。
あ、もちろん自分が泊まったホテルは一泊3000円くらいのビジネスホテルです(w
まぁ3000円と言う価格はフィリピンでそれほど安くない、とは思っていたんですが。。。



フィリピン・セブのダイビングスタイルはお殿様ダイビングです。
バリに似た印象です。
基本、ダイビングする人は何もしなくても、ショップの人がセッティングなどをやってくれます。
自分はある程度自分の事は自分でやりたい方なので、こういうスタイルは苦手です。
ダイビングポイントは遠くに行こうと思えば、前もって予約しておいた方が良いようです。
近場のポイントは、ショップ前から船に乗ってマクタン近海のポイント(ざっくり分ければ3か所)をめぐることになります。
今回ガイドをしてくれたYUIちゃんは、ガイドになる前にオーストラリア北部の木曜島の近くの孤島で一人暮らしして自給自足の生活をしていた、と言うつわもの。
そこで真珠の養殖管理をしていたそうです。スゲーな。
木曜島、といえば司馬遼太郎の「木曜島の夜会」で有名、と思ったんですがYUIちゃんに言わせると「木曜島が通じる人はなかなかいない」とのこと。
ん~、そなの?。



「木曜島の夜会」は司馬遼太郎の短編~中編小説。明治期から始まる日本人潜水士の記録のようなお話です。
明治期以降から戦前にかけ、主に和歌山県の熊野あたりの人がオーストラリア木曜島付近で(潜水して取れる)白蝶貝採集の出稼ぎに行っており、この人々の生き様が、筆者(司馬氏)の友人を通して聞いた親類縁者の話と言う形でドキュメンタリーっぽく描かれています。
いわば日本人ダイバー(レクリエーションダイバーではなく、プロフェッショナルダイバー)の先人たちの話です。
明治という、日本が世界に開かれてすぐのころの日本人を描くことで、日本人のアイデンティティを描こうとしています。
この話が書かれたのが昭和50年代なので、話自体もその頃(か、ちょい前)から過去を振り返っているようです。
後半、筆者(司馬氏)が実際に木曜島を訪れ現地に残っていた(その昔白蝶貝を取っていたという)日本人(もちろん相当な老人)に会います。
また日本から来た(筆者ら)客をもてなすための、現地の人々による宴というかパーティー(夜会)があります。
その夜会の最後の場面での、老婦人(上記日本人老人の奥さん)の言葉が、ぐっときます。





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2013年10月27日日曜日

上海 シャンハイ 出張記

(1元当たり 16円で計算しています。)



9月の上旬、仕事の都合で急遽、中国上海に行ってきました。



我 愛 上海



仕事だよ



韓国編終わらせてから、上海のことを書こうと思っていたのですが、車購入の件もありなかなか書けませんでした。
まぁ、上海滞在は3日間(実質滞在は2日間)だけだったんで、手短に済ませようと思っています。



プライベートでは北京に行ったことがありますが、仕事で中国に行くのは初めてでした。
しかし、上海郊外の工業団地みたいなところに一日中居たので、街中の様子や道路事情などはあまり見る機会がありませんでした。
なので、かなり偏った見方になっているかもしれません。
ホテルは「上海中油陽光」に泊まりました。
1泊1万400円(650元)!!
高級ホテルぢゃん。
宿泊のアレンジは現法の人にお任せだったので、実際ホテルの部屋を見た時にはちょっとビビりました。
自分はこういう高級ホテルになじみがないのです(w



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(2013.9.11 上海中油陽光大酒店 byFinePix F200EXR  F 4.0 ISO800 1/8)



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(2013.9.10 ホテルのロビー byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/58)



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(2013.9.11 ホテルのコンセント byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO200 1/680)



中国でもたいていの場所で日本のプラグが使えます。電圧は220Vです。



このホテルにはLANケーブルが部屋にあります。ですが、なんと有料です。ふざけんな。



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(2013.9.11 ホテルの部屋にあるホテルガイドの一ページ byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/20)



このガイドにあるホテルのコメントがあまりに詩的で、日本語訳も秀逸だったので感心しました。



こういうのってたいてい変な日本語訳だったり、コメント自体がへんな文章だったりするんですけどね。(日本でも)



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(2013.9.11 ホテルの場所  byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/20)



ホテルの場所は上海の中心に近いです。立地は最高だと思います。仕事場には遠いけど・・・ってだめやん?



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(2013.9.11 ホテルの周辺 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/30)



おもいっきり日本語の看板とかあります。昨年の騒動は一体なんだったのか?



この信号では、中国の人もちゃんと信号を守って渡っていました。(え?



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(2013.9.11 ホテル周辺の全家(ファミマ) byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/90)



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(2013.9.11 上海地下鉄の切符 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO1600 1/140)



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(2013.9.11 上海地下鉄の券売機 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/38)



タッチパネル式です。字は読めなくても、目的地がわかっていればなんとなくでも買えてしまいます(w





朝、ホテルから現法の拠点に向かうタクシーはラッシュによる渋滞につかまります。
目的地到着まで1時間以上かかります。走った距離は12kくらいなんですけどね。
(なんと、上海のタクシーのレシートには走行距離まで載っています)
激しい渋滞の中、12kを1時間かけて走って料金は50元(800円)。
距離に応じた料金設定なのかもしれませんが、これでも採算合うんですね、きっと。。。



上海のタクシーは車種がどれもほぼ同じで、VWのサンタナばっかりです。
VWサンタナ自体は日本ではほとんど見かけませんが、見た目はトヨタ・カローラ、日産サニーに近い感じです。
渋滞にはまったタクシーの中から他の車を見ていると、ドイツ車が多く次いで日本車(トヨタ、日産、ホンダ)、中国車、アメリカ車(特にフォード、たまにGM)、イタリア、フランス車が走っているように見えました。
意外にも韓国車は一台も見かけませんでした。
日本や韓国に比べると、中国人が選ぶ車のブランドは激しく多様でした。
アメ車と日本車が多いアメリカに比べても多様な感じがしました。
だけど多くの車で共通するのは、メイドインチャイナ、っていうところなんでしょうかね。知らんけど。



Taxi
(2013.9.10 上海Taxi byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO200 1/280)



自分が乗っているTAXIも、見えている水色の車もVWのサンタナです。



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(2013.9.10 上海Taxiからの風景 byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO200 1/500)



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(2013.9.10 上海Taxi byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO200 1/680)



あれもこれもVWサンタナ。



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(2013.9.10 上海Taxiの注意書き byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/170)



VWサンタナの車内は広くない。つか、どっちかっていうと狭いほうじゃねえだろうか。



後席と前席(ドライバー席)の間にプラスチックの仕切りがあります。そこに張ってあった注意書きですが、読めません。国際都市なんだから英語表記も併記しとけよ、って話。





日本にメイドインジャパンのアメ車があればみんな買うんでしょうか。
いやー、買わねーだろうな。
近い将来、日本のTPP参加の影響を受けて車関係の法改正が発生しそうな感じです。
具体的には軽自動車税の改悪がささやかれています。
これは特にアメリカ自動車メーカーが日本市場での販売不振を、軽自動車優遇にみえる税制のせいだとして圧力をかけているからです。(という報道があります。)
アメリカの自動車メーカーが、税制による不均衡で自分たちの車が日本で売れないと思っているのなら、ほぼ十中八九その分析は間違っています。
日本でアメ車が売れないのは、日本人の気質とアメリカ人の分析不足によるものです。
日本人のブランド信仰が強いことは、世界平均以上の異常なほどなアップルのiPhoneのシェアの高さを見ても分かることです。
アメリカ車と言えど、ブランド力を高めれば日本人はこぞって買うでしょう。
日本で(むだに)ドイツ車が売れていたりするのを見ても、そう思いますね。



おっと、話がそれました。



中国には活気がありました。
人の数もすげーいっぱい(w
かつて、織田信長は桶狭間でこそ少数で奇襲をかけて今川義元の頸を取り、起死回生を図ったが、その後の戦では常に多数でもって寡兵を討つ、という戦の基本を大事にした。それが戦国の時代を終わらせるきっかけになった。
やはり、数って大事なんですよ。
日本が中国に堂々と戦うためには、世界での味方をどれだけ多く作るかに尽きる。
これはアメリカに対しても同じ。アメリカと対等になろうと思うなら、アメリカにとっての敵であっても手を結んで味方を増やして対抗しないとだめです。もちろん、わざわざアメリカの敵ばかりを選んで仲良くする必要はありませんけど。



中国の人のなかでも、上海人はどぎついらしい。
近世、上海という地域は中国史ではなく世界史の中で生まれ、世界史の中に歴史を刻み、生き馬の目を抜くような帝国主義者の横暴にさらされて生き抜いてきたと言っていいでしょう。
だからどぎつくもなるさ、と思うんですけどどうですかね。



Town
(2013.9.11 ホテルの部屋からみた上海風景 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO100 1/120)



青や赤の屋根は集合住宅のものです。都市開発の最中に付近にすんでいた人たちが集められてここに住んでいると聞きました。



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(2013.9.10  byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/26)



青島(チンタオ)ビールです。旨かったです。





あっっっ、という間に上海出張期間が終わりさて帰国、と言う段になりました。
帰国の際、ホテルから空港までタクシー、という手もあったのですが価格が高いのと朝のラッシュで時間がかかるので、リニアモーターカーを使うことにしました。
ちなみにタクシーだと、上海市内から浦東空港まで150~160元(2400~2560円)かかります。



ホテル(上海市内)からタクシーに乗って、ドライバーに「龍陽ステーション(ロンヤンステーション)」と伝えれば、「マグレフ?」と聞かれます。
すかさず「是(シー)」と返せばOK。



ホテルから20分くらいで龍陽駅へ到着。
ちなみに、龍陽駅は二つあり、一つは地下鉄の駅で、もう一つがリニアの駅です。どっちを利用するかによって、タクシーが止まる場所も違うのでしょう。
ただこの二つの駅は隣接しているので、仮に間違って地下鉄の駅近くに止まってもあわてることはありませぬ。
大きい荷物をごろごろ持ち歩かなければいけませんが、すぐ近くです。



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(2013.9.12 リニア龍陽駅案内板 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/400)



リニアの駅は階段を上がって2Fにあります。
カウンターに行き、「単程普通一張(ダンチェンプートンイーチャン)」って言えば多分通じます。
自分は発音がまずかったのか、「シングル?」って英語で聞き返されました。。。orz
この「シングル」は1枚の意味ですよね・・・?
(追記:違いました。片道のことでした。ダンチェン(単程)が通じなかったらしい。。。orz)
50元(800円)払って切符を買いました。
空港から乗る場合は乗ってきた飛行機の半券、龍陽から乗る場合はチケット、もしくはeチケットを見せれば20%OFFだそうです。(40元:640円)
自分は前日に予約変更したため、チケットもeチケットも持っていませんでした。



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(2013.9.12 リニア龍陽駅 改札口横の荷物検査所 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/50)



改札口を通る前に荷物のX線検査を受ける必要があります。



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(2013.9.12 龍陽駅の切符売り場 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/20)



横に自動券売機ありますが、使用不可になってます。





切符は磁気カードです。かざせばバーが可動になって通ることが出来ます。
さらにエスカレータを上がってホームへと進みます。ホームは至ってシンプル。台湾のガオティエ(高鐵)のホームの雰囲気に似ています。
自分が行ったときにはリニアがすでに止まっていました。
適当に列車に乗って空いてる席に座りました。



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(2013.9.12 上海リニアの切符 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/8)



朝の8時前だからなのでしょうか、車内は割とすいていました。
乗り込んで間もなく、すぐに走り出しました。
動き始めも動き出してからも振動もなく、なんか妙な感じ。
車内の表示を見ると速度が表示されています。
見る見るうちにその数字が大きくなり、2~3分で最高速300km/hになりました。
最高速に達する時間が早えー



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(2013.9.12 上海リニアの車内 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/20)



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(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/110)



7:45に時速44キロですが。。。



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(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/85)



およそ2分後の7:47に最高速度時速301キロに達しました。上海リニアは時間帯で最高速度が変わり、MAXでは時速431キロになります。





窓の風景は日本の新幹線に比べたら、かなりマシです。なんといってもちゃんと風景を見ることが出来る。
日本の新幹線って防音壁に囲まれて何も見えんでしょ。あれ、いけてないですよね。
とはいえ、上海の風景って言っても、たいして見るものないんですがね(w
リニアの速さだけ、実感できます。
と言っている間に、減速し始めました。この間、わずか数分。
あまり揺れとか騒音がひどい、と言うことはありませんでした。時速301kmだったからかな。
上海のリニア線ってすごく短いんです。そしてリニア自体が速い。だから乗車時間は恐ろしく短い。
まあ、福岡市と福岡空港くらいの近さを実感できました。
正直、日本も成田みたいなとこに空港作るんやったら、そして成田に国内路線を入れんのやったら、羽田~成田間にリニアで繋げるべきじゃち、思います。



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(2013.9.12 上海リニアの車窓から 風景が飛んでくよ byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO200 1/60)



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(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/70)



最高速度に達している時間はほんの数分です。つか、走っている時間ですら7~8分です。



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(2013.9.12 上海リニア空港駅のホーム byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/60)



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(2013.9.12 上海リニアの車両 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/60)



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(2013.9.12 空港駅の改札口 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/50)



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(2013.9.12 上海リニアの表示 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/56)



インベーダーゲームのインベーダーみたいですが、リニアの表示です。上海のリニアはトランスラピッドという方式です。



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(2013.9.12 上海リニア空港駅改札出口付近 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO200 1/110)



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(2013.9.12 上海リニア空港駅改札出口付近 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO200 1/75)



空港駅にはファミマとケンチキがあります。



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(2013.9.12 上海空港のリニアガイド byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/58)



ともかく文字通り、あっと言う間に上海空港に着きました。
空港、上海龍陽駅を10分以内でつなげ、15分から20分おきに出ています。走行時間は10分もないです。(8分くらい)
上海リニア、超便利です。



あとは空港で会社の土産を買って帰国の途につきました。
1年前、上海だけでなく中国全土で起こった日本排斥運動は跡形も見られませんでした。
あちらの方々がみな笑顔で優しい、と言うわけではありませんでしたが、普通の外国の大都会でした。
一時期の沸騰するような感じではないのでしょうけど、まだまだ中国には活気やエネルギーがあるように見受けました。
それもこれも『上海』だからなのかもしれませんけどね。



Under_constraction
(2013.9.12 上海龍陽駅そばの工事現場 byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO400 1/220)



Ajisen
(2013.9.11 上海タワーそばの味千ラーメン byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO800 1/28)



Airport01
(2013.9.12 上海空港の案内板 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO200 1/90)



Airport02
(2013.9.12 上海空港チェックインカウンターフロアの天井 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/100)



Airport03
(2013.9.12 中国東方航空機 byFinePix F200EXR  F 9.0 ISO100 1/350)



Airport04
(2013.9.12 中国東方航空機のシート byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/100)



Airport05
(2013.9.12 中国東方航空機 上海→福岡便の軽食 byFinePix F200EXR  F 3.3 ISO400 1/125)
アメリカのどっかのエアラインに比べたら、ぜんぜんいける。食べれる味。コーヒーはまずい。