2014年12月31日水曜日
大雪警戒
国土交通省は31日、北日本から西日本にかけて1月3日ごろまで強い冬型の気圧配置になるとして、大雪による車の立ち往生などに警戒を呼び掛ける緊急声明を発表した。
だそうです。
九州北部に限って言えば、気象庁より
暴風雪と大雪に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報
が出ています
ご注意ください
さてー
そういえば、セブンイレブンのカタログ三冊(!)
お歳暮とクリスマス(ケーキやらオードブルやら)とおせちのカタログ
お歳暮は70ページの大作ですよ、あーた。
気合入りまくり
おいらには響かないけど(残念っw)
大晦日(2014)
今日の熊本はかなり暖かいです。車の外気温計が16℃@16:00
晴れたり嵐が来たり、また晴れたり雷雨が来たり。なんか外はめまぐるしいことになっています。そして天気予報を見ると明日、明後日は雪マーク。気温も激下がり!!
この分だと初日の出は絶対に無理ですねえ。
来年、どんな年になるかわかりませんがブログ更新は変わらず続けたいと思ってます。
今年も1年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
では、みなさん良いお年を!
2014年12月28日日曜日
仕事納めは恐らく明後日
自分の体は、かなり硬いくせに凝りを自覚できないのです。自覚する頃には頭痛とか、なんか別の病気になって出てきます。そもそも肩こりとかなかった(と思っていた)ので、マッサージとか全く興味なかったんですが、数年前にダイビングで行ったバリ島で試しにやってみたらなんと不思議。体が超絶すっきり。帰国後マッサージ店を探して、今では月一か2ヶ月に一回くらいの頻度で行ってます。
昔から、疲れがたまってくると、延髄あたりを中心に激痛があったのですが、今ではほとんど出てきませんねえ。たぶんマッサージのおかげだと思ってます。
今日で公営プールも仕事納め。1月4日までお休みのようです。
さすがに冬休み期間は(そもそも冬は)プールに来て泳ぐ客は少なく、のんびりのびのび泳ぐことが出来ました。
明日は月曜で仕事はありませんが、明後日はアメリカと電話会議があるので出社しなきゃです。今年の正月はアメリカで迎えたのですが、日本で正月迎えられるなら、大晦日の前日だって出社しますよ!
2014年12月25日木曜日
長期金利
10年物長期国債金利=0.31%
金利が下がると言うことは国債価格自体が上がっていることと同意なのですが、先物価格は147円台後半を推移しています。
黒田バズーカで「日銀」という国債の買い手がいるため、売り側が待っていれば国債市場は品薄になり価格はあがります。イコール金利は下がります。
実際にはそう単純にはならない場合も多いのですが、現時点では日銀が強力な「買い」姿勢を見せているため、不思議なバランスで国債の価格は上がっています。
普通どこの国でも国債(ソブリン)はその発行国の経済の状態を示すバロメーターです。
どこそこの国が経済危機を迎えた、と言うニュースが出たときにはその国の国債価格は下がり=金利は上昇します。
さて日本は、ロシアと同じく国の通貨価値は下落中、2014年の成長率もマイナス、いいところがありません。
国の借金は国民一人当たり800万円を超え、2015年3月末には1144兆円に達すると見られています。
少子高齢化が進み、老人比率が高まり、これを養うためのコストや、高度成長期に進められた社会インフラの寿命問題もあり、社会を維持するコストは増大する一方です。経済的にも社会的にも閉塞している状況。そして、先進国の中では基本的に自然災害の多い国です。
近隣諸国との外交関係もうまく行っておらず、というより政治的にははっきりと悪化しており、これに対する余計な費用さえ現政権は支出しようと考えています。
はて、日本の国債持ってて本当に大丈夫?って状況。
特に安倍政権になって悪化の流れを加速こそしても、その先の光明を見つけきらんですね。
不思議なバランスと書いたのはそんな状況でも金利は低いまま、国債価格は高止まったままなことを言いました。
このバランスが崩れると、つまり金利が上がれば国の財政に占める借金の金利払い額は飛躍的に増大します。少しくらい景気がよくなって税収が上がってたところで、そして少しくらい消費税を上げたところで、焼け石に水です。高転びに転げ落ちることでしょう。
人為的な雰囲気が感じられた先日のルーブル暴落なんて目じゃありませんよ。
さて、こんな状態なので税金が上がるのは必然だと思います。
そしてある時、「破綻」と言う文字が見えても日本人は、高額な税金と激しいインフレがあっても、苦しいままでこのまま耐えていくような気がします。(内部暴発の恐れがなくもないけど、どうだろう)
だけど、変える時に変えないと、ただ耐えるだけでは、苦しい以上の悲惨な場面が待っていのではないだろうか。
第2次世界大戦末期の日本が防衛に必死だった離島、ガダルカナル島やサイパン島のような状況になりはしないか、そんな風に考えたりします。
http://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/sy014_26_10.pdf
2014年12月24日水曜日
年末、あれこれ詰め込んだ内容になっております(2014末)
週間天気予報を見ると、こんな(↓)感じです。前半は良いけど、後半大晦日にかけて曇りがちのお天気予報。
ただ、気温は高めです。寒いのは苦手なので少しでも暖かいほうが良いです。
気象庁から3ヶ月予報が出てます。
熊本地方では1月までは気温は平年並み、2月以降気温は平年並みかやや高め。雨は平年並み。
となっています。暖冬、と呼べるほど暖かければいいのになあ(不謹慎かw)
こちらは3ヶ月予報です。
こちらは予報の元になっている、シミュレーターで予想した地球規模の大気状態とか特徴
年賀状の宛名書きをしています。半分終わったよ。相変わらず字が汚いです。この賀状を受け取る方、あらかじめ言っておきます。
すいません (*_ _)人ゴメンナサイ
さらに話は変わって23日に発表されたアメリカの7-9月期(第3四半期)GDP確定値は前期比年率5%増!
すごく好景気ですね。
先月アメリカに行ったとき、年初に比べても交通量が多いし景気は良さそうに感じました。(テキサス)そして現地の人曰く、確かに景気はイイ!
人口も増えている、と言ってました。一部の州だけじゃなくて、全体的に景気が上向きだったんですね。
ちょうど自分が言ったときは、アメリカ全土がすごく寒かったですが一時的だったようで(日本沖を進んだ台風の影響)、その後はかなり暖かくなっちゃったようです。
冬場に気温が高いと季節ものの売れ行きが落ちると言いますが、昨年から今年の初めにかけての記録的な寒さは買い物はもちろん外出そのものを止めていましたので、それに比べても今冬は改善するのではないでしょうかね。
アメリカの経済ニュースを見るとその論評は実に見事で生活に密着しています。
曰く、この景気のよさは原油安によって家庭内での消費に回す余裕が増えたため、と。
日本の経済ニュースではあまりそういう論調がないですね。何かことがあると、どこどこの団体が困っているとか、何がしの商売がピンチ、と言うネガティブな部分を伝えています。しかも、その困っているのはごくごく少数派だったり。
もちろん少数派の意見を拾うのも大事ですけど、そういうのは毎日のニュースのトップとかメインではなく、特番やドキュメンタリーにしてスペシャル企画にすればいいんだと思うんですよね。
日本では原油が下がったのにガソリン価格や電気代が(思うほど)あまり下がらないし、関西電力なんて、むしろ逆行して電気代値上げ申請しています。
エネルギー価格が下がることを喧伝するのは、何が何でもインフレにしたい政府の意向には沿わないでしょうけど、そのことによって景気が上向くかも、という期待をこめたニュースをすればいいのに、って思います。
相当な圧力や規制を受けてるんでしょうねえ。
ちなみに、いろいろ危機のあったスペインも10-12月GDP成長率プラスでしたし通年でもプラス1.4%になる見込みです。内需が拡大しているようで2015年は一層の拡大(プラス2%)が予想されているそうです。
世界全体で見ると先進国ではヨーロッパと日本がいまいちですが、原油安の恩恵が出ているのかもしれません。日本が一番だめねん。マイナス成長でしょう、きっと。
さて、経済的にいけてない国(特に日本)は金融緩和政策を採らざるを得ず続けざるを得ず、他方でアメリカは景気が良く、いずれ利上げも視野に入ってくるでしょう。
先週あったFOMCでは「やや」利上げに前向きなサインを送った、とされています。USは一応、今現在ゼロ金利ですが、量的緩和(QE)からは脱しています(2014年10)。
アメリカは、ゼロ金利をいつ脱するか、と言う段階なので将来の利上げを見込んで、ドルを買う動きもありますね。
そして先日、経済的にいけてない与党が再び圧勝しました。
円安をアベノナンチャラのおかげだと、いまだにありがたがっている人が多いのはあきれますが経済政策がいけてないことをアベノナンチャラと言うならそうかもしれません。
そんなわけで円安ドル高はまだまだ進む余地あり、と私は思っています。
2014年12月22日月曜日
液晶モニター、買い替えか?
モニターが待機状態で、PCの電源を入れると、何故かモニターの電源がOFF(待機ではなく電源がOFF)になります。モニターのコンセントを抜いて1~2分後に入れると普通にPCのスタート画面が映ります。ん~なんじゃろうか???
先日プリンターをお見送りしたばかりですが、次は液晶かっ?!
画面が壊れているんじゃなく、コントローラー系なんじゃないかと思うのですが。よくわかりません。
ちなみに、LG電子のW2261Vという、21.5インチのTN液晶モニターです。
新しいパソコンモニター 2009
http://pon-blue.way-nifty.com/sora/2009/01/2009-9d65.html
画面は非常にきれいで、私の中での『LG電子 液晶』のブランドイメージを大きく上げました。
2009年1月に購入、丸6年になろうとしています。
液晶モニターの寿命ってどのくらいなんでしょうね。自分の場合、1日4時間×5 プラス 土日はずっと付きっ放し 1日18時間×2、としたら、56時間/週。年間52週だから、2900時間/年。6年間で17400時間使用したことになります。 24時間付きっ放し、ってこともたまにあるけど、旅行行ったり長期海外出張行ったりしているので、実際にはこれより少ないでしょう。購入金額が2万1500円なので、年間約3600円か。。。まぁ十分使ったような気もします。
ひとまず価格COMを見に行くと、
27インチのイイヤマAH-IPS液晶フルHDが約3.1万円、
同じく27インチBenQのVA液晶フルHDが約2.3万円、
23インチのイイヤマAH-IPS液晶フルHDが1.9万円、
24インチLGの(AH-)IPS液晶フルHDが約2.3万円、
さあて、どうしようか???
2014年12月18日木曜日
安全でないとも言ってません。安全だとも言ってません
さぶい。。。
昨日、「原子力規制庁」なる、怪しげな団体による高浜原発の審査(何のためかは不明の審査)が終了し了承され、規制委員会トップの会見がありました。
原子力規制委員会、は少し前まではまぁまぁまともでしたが、自民党が権力の座についてから、怪しげな団体に墜ちていきました。
元地震学会会長の島崎さんがいる頃は、少しはましでしたけどねえ。(自民党が煙たがって、挿げ替えられました)
さてその原子力規制委員会のトップ、元原子力学会会長(これは原子力ムラのドン、と呼び変えてもOK)の田中氏が昨日開いた会見では、
高浜原発3、4号炉の審査書案で、田中委員長が「新しい規制基準に適合しているということを認めた」と記者からの質問に答えたことに対し、さらに「それは安全なのか、安全でないのか」と記者がさらに質問。
委員長は「そういう表現の仕方は私は基本的にとらないと言ってます」「安全でないとも言ってません。安全だとも言ってません」「○か×かという言い方はしません」などと答えた。
なんじゃそれ。
法律では、
「原子力規制委員会は、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資するため、原子力利用における安全の確保を図ること(原子力にかかる製錬、加工、貯蔵、再処理及び廃棄の事業並びに原子炉に関する規制に関すること、並びに国際約束に基づく保障措置の実施のための規制、その他の原子力の平和的利用の確保のための規制に関することを含む)を任務とする(法3条)。」
となっているので、田中氏の発言は法律を犯していることになります。安全の確保を図ることは、安全かどうか判断することです。こんなの小学生でもわかることなのに、それが出来ない、っていうのは委員会として機能不全に陥っていることになりますね。(その前に、人間性すら疑われますが)
科学者として、自然界に100%はない、と言いたい気持ちはわかります。
ならば、規制委員会なり、時の権力者なりが、原子力の安全には80%とか90%の確立以上の安全性を「安全」とする、という判断基準を示した上で、審査の結果が81%安全を確保できる結果だったので、規制委員会は安全と判断します、という会見があるべきではないでしょうか。
そういう意味で、田中という人は大学生か高校生並みのシロウト科学者かな、と思いますね。
そんな人が原子力利用における安全の確保を図る団体のトップとはね。
お寒い内容すぎる。
2014年12月17日水曜日
PM-780C、ついに引退
なので、2年ぶりのエプソンPM-780C君登場。
先週末、なんとか復帰させようとしたんですが、PCとの接続さえもたまにエラーになったりする有様。毎年インクのつまり問題を解決するためにあれこれやっていたのですが、もうさすがにだめぽ。
というわけで、今年も拙い手書きで年賀状作ります。
PM-780C君は引導渡します。12回の正月を乗り越えたと思えば「よくがんばったよ」と言いたい気分。14年間、ご苦労様。
2014年12月16日火曜日
原油価格の下落
「資源国通貨安」
というニュースもあったので、単なる素材=原油の価格が下がっているだけでは収まらないような気がしてきました。
少し前に、以下の記事がありました。
【モスクワ時事】ロシアの通貨ルーブルが下げ止まらない。ルーブル安による月給目減りが国民生活を直撃。新年休暇の楽しみにしていた海外旅行は難しくなり、庶民の小さな夢である米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」は一夜にして25%値上げされた。2015年の経済成長率はマイナスに陥ると予想されており、国民は不安な年越しを余儀なくされている。
突っ込みどころはあるのですが、それは置いといて。
さらに今日、ロシアの中銀がルーブル安を止めるために金利を劇上げしました。その引き上げ幅は+6.5%(年10.5%から17.0%へ)
通貨が下がっているのは、メキシコ・ヌエボペソ、ナイジェリア・ナイラ、豪・ドル、ノルウェー・クローネ、ブラジル・レアルなど。
んで実際にチャート見て見ました。対象国/日本円の1年チャートになっています。
まずはUSドル/日本円
ドル高チャート(=円安)です。
さて、ロシアルーブル/日本円はどうかというと、
超絶ルーブル安(円高)です。縦線ひと目盛り2ヶ月なので4ヶ月前の半値です。1ドル100円が1ドル50円になったようなものです。激しいですな。円はドルに対して安くなっているので、さらにそれよりも安くなっているルーブルのドルに対する下落率はさらに大きくなります。これを見ると、ルーブルの動きは黒田バズーカ第2弾をきっかけにしているような気がしなくもありません。
さてこの他の通貨ですが、
豪ドル/日本円
南アフリカ/日本円
メキシコ/日本円
トルコ/日本円
ノルウェー/日本円
はて、ここまで見るとここ1~2週間の動きは急落のようだが、豪ドルや南アフリカは元の水準になっただけでは?というような感じです。ですがこれ、対円で見ているからいまいちわかり辛かったんです。対ドルチャートにしましょう。
ロシア・ルーブル/USドル
豪ドル/USドル
南アフリカ・ランド/USドル
メキシコ・ペソ/USドル
トルコ・リラ/USドル
ノルウェー・クローネ/USドル
ついでにブラジル・レアル/USドル
さらに中国元/USドル
資源国、新興国の通貨は軒並み黒田バズーカの影響を受けているような・・・
なにかしら変調をもたらしている、と言えるんじゃないですかね。
でも原油との関連も見なくちゃいけませんね。
原油WTI 先物 1年
これを見ると確かに原油価格との相関性も高そうです。
資源国通貨は原油連れ安、新興国通貨は黒田バズーカ、ってことにはならないかな。
そもそも資源国(特に原油)は原油によって国の経済が支えられている部分が大きく、原油の価格が下がれば国の経済に打撃⇒国の財政、ひいては債券(ソブリン)リスクが高まり売られる⇒通貨安、と言う流れ(通貨が安くなるのが早いか、債券価格がさがって利回り急騰するほうが早いか、どっちでしょうかね)
基本的に、原油が安くなるのは、エネルギーコストが下がりエネルギー関連以外にお金が回り始めるので景気にはプラスになるはずです。
ロイターによると、イングランド銀行のリポートでは
6月以降の原油価格急落は景気には総じてプラスに働くものの、安値が続けば「特定の地政学リスクが拡大する恐れ」がある
と言っているそうな。特定の地域ってどこなんでしょうかね。
原油価格は20~30ドルくらいまで下がるかもしれません。リーマンショックのときにそのくらいまで下がっています。そのあと急回復していますが、今回はどうでしょうか。原油そのものの枯渇までの期間が短くなったと言うニュースはありません。これまでの原油価格の値上がりが単なるバブルだったなら、それがはじけただけ、と言えるかもしれません。ただ、アメリカのシェール産業はダメージを受けるでしょうね。大勢のアメリカ国民がその影響受けるほど、シェール産業への投資規模が大きければ、リーマンショックのようなことがこるかもしれません。
シェール産業の盛り上がりがアメリカ産業のごく一部でしかなければ、さっきも書いたように原油値下がりはアメリカの好景気を支えるものとなるはずです。
ただ、その先を見通せば原油価格に左右されるエネルギー関連コストの呪縛からの脱却、という現在の世界的なコンセンサスは崩すべきではないし、これからも継続すべきと思います。
原油ショックとか、逆原油ショックとか。。。いったい何回経験すれば学ぶんじゃい
2014年12月15日月曜日
MIRAIと選挙
現在の受注がなんと1000台(目標は年間400台)らしい。街中での水素インフラがほとんどない状況でこの台数はすごいですね。
現在予約した人は最長で2年後の2016年に引渡しになるかも、なんて時事通信のニュースでやってる。来年夏には海外への販売も開始したい、と言っています。
現在の生産能力が年間700台で、来年末までには2000台まで引き上げたい、というのがトヨタの意向。人気があるのか、現在の予約の主体が官公庁ばかりなのか。少なくとも来年中に街中で見かける、というわけにはいかなさそうです。
水素インフラ関連のニュースでは、先日、セブンイレブンが水素ステーションに参入、と言う記事がありました。(それでも2017年に20店程度の規模)
こういうのは勢い、だからなあ。国がそういう流れをちゃんと感じているかどうか。
選挙が終わって、あちこちのブログを見ていて気づいたのは、自民党は議席を減らして民主党は議席を増やしています。ただ、公明党が増えている分、与党としてはわずかに増加。
どう転んでも与党圧勝、という結果は揺らぎようがない。
民主党はおそらく健闘したんじゃないでしょうか
一方で、次世代の党、という怪しげな党がかなり議席を減らしています。維新の会から石原グループが分離して出来た党らしい。元横浜市長の中田君や元航空自衛隊の田母神君なんかがいる。石原爺さんや田母神君あたりがのさばっている時点で、おそろしく右よりなんだろうな、と思います。原発に関しては超がつく積極支持。
右よりな自民が一応、強い勢力を維持し、ここが負けた。このあたりの要因は何でしょうかね。
次世代、と言いつつその顔ぶれは老いさき長くない老人ばかりで、胡散臭い感じがたっぷりだからじゃないかと、私は思います。
維新の会は勢力維持。共産党が躍進してます。
自民、公明、共産は組織の力が強い党です。小選挙区は大政党有利。今回、投票率は52.7%で戦後最低を更新したそうです。そんな中、公明、共産、そして自民も、組織の力で比例代表で議席をもぎ取ったところが大きいように見えます。
今回も一票の格差問題は未解決のままの選挙でした。
どっかのおっさん、憲法改正とかあほな野望ぬかしとらんで、すべきことやらんかい、
と少数派の私は思うのです。
2014年12月14日日曜日
目論見どおり
事故政権が過半数を取りそう。
今の政権のやることなすこと、そしてこれからのことを国民の過半は認めたということ。
自分は認めていませんけどね。
認めるのも国民なら、ひっくり返すのも国民の義務でしょ?
2014年12月11日木曜日
Nexus7のシステムバージョンアップ
これはいつもの画面ですが右上にアップデートのアイコンがあります。
プルダウンしてみると、をを!来た。Android 5だ
ちなみにアップデート前のバージョンは 4.4.4でした
スマホでも同じですが、このバージョン情報には隠し画面があり、Android4はこの「K」の文字が現れます。そして、、、、
キットカッ! っっっw
このバージョン4はコード名が「Kitkat(キットカット)」だったからです。
さて、右上のバージョンアップデートをタップするとインストールが始まります。
画面キャプチャーの際に電源ボタンの押すタイミングを間違えるとこうなる(苦笑
アップデート完了。見た目はあまり変わりませんなあ。一番下の「戻る」「ホーム」「マルチタスク」ボタンのデザインがかわっとる。
バージョン情報を見ると 5.01です。
そして、隠し画面はゲームになってました。
はじめは「Lolipop(ロリポップ=棒付きキャンディ)」の絵です。これがバージョン5のコード名。そして、この画面になります。これはゲームなんですが、世界中で超がつくほど人気が過熱した「Flappy Bird」の類似コピーです。タップするとドロイド君が跳ねます。画面は自動で横にスクロールするので、ドロイド君を跳ねさせながら上下のロリポップの間を通らなきゃいけません。5分ほどやったけど、一個も通過出来んかった。
画面をタップするだけ。あまりにもシンプルなんだけど、難易度 激高!(と自分は思いますが。。。
オリジナルの「Flappy Bird」の開発者はベトナム ハノイの若者だそうです。すごいね。
2014年12月10日水曜日
16回目の給油
まだそれほど寒くもなかったので、比較的ベストに近い燃費です。
(Best1は2013年6月の28.9km/L)
2014年11月 | |
日付 | 2014/11/8 |
走行距離(km) | 719.8 |
ODO | 10010 |
累計距離(km) | |
給油量(L) | 25.49 |
燃費(km/L) | 28.2 |
ガソリン単価 | ¥150 |
ガソリン代 | ¥3,824 |
累積Cost | ¥63,053 |
P+ちゃんに乗り始めて1年になりました。(昨年11月2日納車)
走行距離も1万km越えましたね。でも車運転好きな割りに、距離が伸びていないと感じています。長期出張が多かったですからね。
この11月に給油後、ひとつの試みをしてみましたがそれは来月のお楽しみということで。
この前の月(10月)に比べるとガソリン価格は下げ幅が大きく6円ほど下がりました。その後の下がり幅はかなり緩やかになってますね。現在(12月)近所ではまだレギュラー1L=150~147円くらいです。
11月に給油した頃、黒田バズーカ第2弾があって為替は113円で円安が進んだ、と言ってました。
今は120円近いところに居ます。
自分は150円があってもおかしくない、と見ていますが。・・・おっと、その話はまた別項で。
おあずけ記事ばかりですな・・・w
車のウインドウをうっすら覆う何か
会社の駐車場にぽつんとうちの車がありました。
「???」
なんか変だなぁと思って近づくとなんかうっすら白い。(赤い車です)
ひょっとして霜?だけどそんな寒さじゃない。ここ数日寒さに比べたらむしろ今晩は暖かい。
指でなぞると?
車に乗ってワイパーで取れそうなんだけど、夜露じゃないし。。。でワイパー動かすとやっとわかりました。
阿蘇の火山灰
これかー、って感じです。2週前の噴火の際にもこうなったらしいのですが自分は熊本はおろか日本にいなかったので今回の灰が初めての経験。(帰国時には雨で洗い流されていました)
今日はなんかのどが痛いと感じていたのも、このせいなんですかねえ。
天気予報では明日(本日?)の夜から翌日にかけて雨のようなので、まとまった雨できれいさっぱり洗い流してほしいです。
以下、気象庁による阿蘇の火山情報(12月8日付がここまでの最新)
火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第58号
平成26年12月8日16時00分 福岡管区気象台
**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1.火山活動の状況
(12月5日から12月8日15時)
阿蘇山では、活発な噴火活動が続いています。
中岳第一火口では連続的に噴火が発生しています。本日(8日)12時頃
からは天候不良のため噴煙を確認できていませんが、火山性微動や空振の発
生状況などから、噴火が継続していると考えられます。
遠望観測では、噴煙は最高で火口縁上600メートルまで上がりました。
中岳第一火口では、夜間に遠望カメラ(高感度カメラ)で、赤熱した噴石
が火口縁上に上がっていることを確認したほか、火映を観測しました。また
、阿蘇火山博物館の火口カメラでは、141火孔から火炎や赤熱した噴石を
観測しました。
火山性微動は振幅の大きい状態で継続しており、しばしば空振を伴ってい
ます。
GNSS連続観測では、一部の基線にわずかな伸びの傾向が認められます
。傾斜計では、特段の変化は認められません。
12月5日からの火山性地震の回数及び微動積算時間(いずれも速報値)
は以下のとおりです。
火山性地震 微動積算時間
12月 5日 68回 24時間00分
12月 6日 41回 24時間00分
12月 7日 45回 24時間00分
12月 8日(15時まで) 6回 15時間00分
2.防災上の警戒事項等
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな
噴石に警戒してください。
風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意して
ください。
2014年12月7日日曜日
トマ・ピケティ氏
自分と同い年なのに、自分がまだ大学生だった頃にMITで准教授として教鞭をとっていたらしいです。いやはや、世の中にはすごい人がいるものですねえ。
この人の著書『21世紀の資本論』は昨年フランスで刊行され、今年(2014年)の春にアメリカで英訳版が発売されるとたちまちベストセラーになったそうです。
解説を読む限り、富の再分配に関する考え方が自分のそれと非常に近いです。
不思議なのはそういう考え方は(特に)アメリカでは受け入れられないんじゃないか、と思っていました。
利権を握っている人々、富を占有して世の中を思うようにしようとする人々は、こういう本の発行に圧力を加えてくるんじゃないかとね。アメリカや、それに連なる日本ではそういう傾向が強い、と私は感じています。
・・・そうか、アメリカの経済格差がひどいから、だから共感する「多くの人」に読まれるのかもしれませんねえ。
さて、アメリカ並みに格差がひどくなって社会が硬直しているいる日本ではどうなのかな。
機会があれば読んでみたいです。
2014年11月30日日曜日
阿蘇山が噴火
2014年11月29日土曜日
ねえねえ誰か教えてよ
どちらも安倍首相が国民に迷惑をかけている事柄です。
さて、先日慶応大学の学生が小学4年生の言葉として今回の選挙についての疑問をぶつけ、それが「成りすましで卑劣だ」と安倍君が逆ギレしたっていう事件がありました。ええ、逆ギレ、って書きました。どうみても逆ギレでしょ、あんなもの。
ネットを見ると賛否両論、マスコミは否定的なコメントが多かったような印象があります。
自分は、肯定派です。
大学生のやったことって、そんなにいけないことですかね。一国の首相が青筋立てて、「卑劣」と罵るほどの事でしょうか?
誰か被害を受けたのでしょうか。
今回の選挙について率直でまっとうな意見だと思いますけどね。
私には、700億円もの税金を、自らの立場を固めようという私欲で使う安倍首相のほうが極悪人に見えます。
私には、議員定数是正の約束しておいて、てんで守ろうとしない安倍君の方がよっぽど卑劣に見えます。
以下、その問題となった文章です。
大学生が今の社会を分析して書いたものとして読んでいます。
『しつもんです。
ぼくにはさっぱり分かりません。あべそーりはテレビで
「みんなに問い直すための解散だ」って言っていたけど、
もんだいは一体なに?
たしか議員さんの数が多いのが問題だってパパが言ってた。
でも本当に減らされちゃうのは学校の先生みたい。
渡辺先生だいじょうぶかなあ。やっぱり議員さんってエライんだ。
あとさ、アベノミクスっていうやつで、国のお金を増やすって言ってたのに、
ぼくのおこづかいは増えてないよ。パパもママも財布の心配ばかりで、
大好きな焼き肉も食べにいけない。でも、1回で700億円かかる選挙は
簡単にできるんだよなぁ。ねぇ、だれのお金なの?
ねぇねぇだれか教えてよ。あべそーり、政治家さん、テレビや新聞のみなさん。
約束って守らなくていいの?ムダ遣いしても怒られないの?
どうして解散するんですか?やっぱりこれも秘密なのかなぁ。
どうして解散するんですか?』
今となっては大学生がなんちゃって小学生として書いた文章という意識で見ていますので、小4が書いたにしては文体がおかしい、という疑問は私にとってはどうでもいい問題です。
私が思うに、「ねえねえ誰か教えてよ」という意見に対する答えをはぐらかす首相の姿のほうが痛々しいし、こめかみに青筋立てている人はよっぽど気に障ったんでしょう。
そのことだけ見ても、この大学生の社会分析は、非常に良いところをついていると言えます。
気に障っているのはあなたじゃなく国民の方だよって、誰か教えてあげてよ。
2014年11月25日火曜日
総合エネルギー計画進捗@熊本
一応、県の部署に「エネルギー政策課」なるものがあります。
燃料電池車の普及促進のため、「熊本県燃料電池自動車普及促進計画(仮称)」を策定するための委員会が今年6月から始まっています。しかし、その議事録を探してみたものの、どこにもアップデートされていないようです。どの程度進捗があるのか、はなはだ疑問。
そのような中で知ったのですが、県が新エネルギー、省エネルギーの先進県を目指し2012年に策定した「総合エネルギー計画」というものがあり、先週その進捗が公表されていました。
策定水準が保守的で、およそ「先進県」を標榜するのは恥ずかしいレベルではあるものの、太陽電池の水準は想定以上の規模に進んでいます。
これは国の買い取り制度に乗っかった形で広がったもので、決して県が主導して広めたわけではありません。
そうでなければ、「九電による買い取り制度取りやめ事件」で大騒ぎすることはなかったでしょう。
自然エネルギーによる発電に関してよく言われる突っ込みとして、「発電安定性に対する不安」がありますが、通常の発電レベル以上の発電規模があればそんな不安はたちどころに消えてしまいます。
秋田県では風力発電に力を入れていて、2009年から発電だけでなく蓄電池などを含めた安定供給への模索(実証実験)を進めています。
さらに2011年には水素プラントまでも含めたプロジェクト構想が出来上がっています。
「次世代エネルギーパーク」が県に3か所以上あるのは北海道、秋田、愛媛、山梨です。力の入れようがわかるというものです。
熊本からは先進的な構想の「こ」の字も出てきていません。先進県を目指す、と標榜するならこういった戦略的な構想が必要です。
熊本県にはそういった方向のテクノクラートが不足しているのでしょうか、それとも既得権を守ろうとする抵抗勢力が強いのでしょうか。
ハイテク企業の立地が比較的多い県だと思いますが、県のお役所にはテクノロジーと社会の共生の仕方が分かっていらっしゃる方は少ないということです。いかにも残念なことであるよ。
以下、秋田県の取り組みです
「秋田県は2011年に策定した「秋田県新エネルギー産業戦略」の中で、風力発電や太陽光発電と水素プラントを組み合わせた実証プロジェクトの構想を打ち出していた(図1)。それに先立って2009年から、日本海に面した大潟村で風力と太陽光、さらに蓄電池を組み合わせた実証事業を開始している。水素を加えた実証プロジェクトも大潟村で実施する可能性がある。」
2014年11月23日日曜日
休日ちがい
そんな中、会社の同僚宅のパーティに呼ばれておいしいお酒を飲みました(・・・「鳥飼」ウマー;:゙;`(゚∀゚)`;:゙)
昨日知ったのですが、アメリカでもスマホに緊急情報(気象)が流れるようになっているんです。あちこちでアラームが鳴ってました。(昨晩はそれくらい激しい豪雨でした。)
今日は一転して雲一つない快晴です。気温も79°F (26℃)くらいあります。
アメリカは現在、日曜日(11/23)のお昼すぎです。
日本は月曜日の早朝ですねえ。・・・って、日本は月曜日休みやんかー!!
燃料電池車と水素社会
先日、トヨタから「MIRAI」(ミライ)、ホンダから「FCVコンセプト」を公開しました。
どちらもデザイン的にはいけてません。特にMIRAIのフロントは「ダサすぎる」を、とおの昔に超えています。
トヨタの燃料電池車「MIRAI」
今年(2014年12月15日)発売予定(上図一番左のコンセプトカラーである青黒ツートンは来年3月発売)ただし、納期はけっこうかかる模様。初年度販売目標は400台、世界で700台らしい。現時点で200台以上の受注あり。
ホンダの「FCVコンセプト」あくまでコンセプト。
さて来年市販予定のトヨタ「MIRAI」ですが、価格がまだまだお高いです。
国から補助金が出るので500万円くらい。地方自治体では100万円程度の補助金を出すところもあるので、400万ちょいで買えますが、それでもまだ高いですね。
ホンダは今回「コンセプト」カーの発表でしたが、実はすでに燃料電池車を出しています。
市販ではなくリースという形で、「FCXクラリティ」という燃料電池車を2008年に登場させています。さすがホンダですな。でもそのリース費用はバカみたいに高額。技術的に進んでいるのかどうだか正直判断できかねます。
さてこれらの燃料電池車、燃料は水素になりますが、これを補充するインフラが全然整っていません。
ホンダも先行して出した割には、「一応、先行したのは自分とこだからね」というエクスキューズのために出したとしか思えない。
トヨタが本腰いれたので、今回あわてて出した感は否めません。
ホンダの「FCXクラリティ」 最先端&希望の技術の車なのに外観は地味。日本で見たことない。ホンダの気持ちの入れ方もその程度。
給油ならぬ給水と呼ぶんですかね。マラソンみたいです。
さて、そんなまだヨチヨチ歩き状態の燃料電池車ですが、自分は期待を込めて見守っています。
燃料となる水素は、現状の「電池」の代わりとなる有力な候補じゃないかと考えているからです。
何が言いたいかというと、今、発電所が発電しても作られた電気はダダ流しです。このため余剰の電力を作らないように発電所側で発電量を制御しています。なぜなら大量の電気を貯める技術を人類は持ち合わせていないからです。
言い過ぎたかもしれません。実は小規模ながら大量の電気を貯める技術があります。
それは「揚水発電」
これは、余剰電力を使って水を高いところに運び、必要な時に下流へ流し、その際に水の力でジェネレーターを回して電気に変えています。これは電気を一旦位置エネルギーに変換することによって貯めることができるのです。
余剰電力を使って水素ガスを作って貯蔵する、「Power to Gas」という技術は目新しいわけではありませんが、まだ世界中で開発中の技術です。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1410/29/news025.html
自然エネルギーの利用を広め、危険極まりない原発を棺桶に葬るうえで大切な技術です。
「水素社会」を身近なものにするという意味での、今回のこの燃料電池車登場には大いに期待をしています。
燃料電池の仕組みはココ
http://www.jari.or.jp/portals/0/jhfc/beginner/about_fc/index.html
2014年11月22日土曜日
タカタのエアバッグ事件
普段はエアバッグのメーカーを気にすることはありませんが、それがもとで事故が起こり死者が出たとすれば話は別です。
しかも日本のメーカーなので、世界中の人がその名や出自を聞けば、その製品に対してはメードインジャパンのクオリティを期待します(普通は)。
今アメリカではその名が悪の権化になっています。
昨日の朝、CNNではそのタカタ製のエアバックによって亡くなった方(女性、24歳)の姉が妹の死を悼む証言をしていました。乗っていた車はスバル インプレッサだそうです。
実は秋ごろから世界中でタカタ製エアバッグによる被害が出ていることに対する社会の注目は高くなっており、上記以外の死者もでています。
ニュースの注目度で言えば、日本メーカーの不祥事なのに日本ではあまり大騒ぎされていませんでした。
中国の食品偽装問題で日本人が被害を受ければ大きく報道されて、「中国製品はだめだ」と言う話になります。
この一件で、「日本製品は地に堕ちた」とは言われない、などと誰が言えるでしょうか。
日本人も身内には甘いんですね。でも、それはいわば「過保護」です。
世界で戦っていくうえで、「過保護」は何の得にもならないばかりか世界で戦っている日本人の足を引っ張る行為です。
日本の競争力が落ちているというのは実感として感じます。それは人件費に見られるコスト競争力による影響が大きな部分を占めていると思っていました。
今回の事件の背景にもコスト削減の余波を感じますが、どちらかというと企業モラルの比重が大きいと思います。
企業の意識次第で防げた事態で競争力を失う、つまりこれはモラルの低下で非常に深刻なことだと思います。
個人的に、タカタ社はこの先、世界で生き延びることは難しいと感じています。
(こんな会社が存続するのは信じられません。)
この製品を使っている多くの車は、早めにリコール対応するべきでしょう。
最近、ホンダ車がリコールが多くて評判を落としている、という話を聞きますがリコール隠しするよりよっぽど企業モラルが真摯である証拠だと思います。むろん、リコールが発生しないよう製品品質には細心の注意を払うべきですが、完璧な工業製品は存在しません。
タカタが、そしてこれを扱っている自動車メーカーが、この事件に関してどう対応していくのか、後手後手になるのか、真摯に先手を打ってくるのか、注目していきたいと思います。
2014年11月21日金曜日
国政選挙@2014
今回の選挙、争点がわからないです。
何かすごく揉めている事案があったんでしょうか。
消費税増税は3党合意だったような記憶がありますが、ここに来て野党が反対したんでしょうか。それなら民主党はダメダメですね。自民党も延期するとか言ってませんでしたか。
をいをい。 ・・・ということは別なことが争点だったんでしょうか。
もしかして信任投票ですか。はたまた、ここの所続いた政治と金の不祥事隠蔽ですか。
選挙ってお金使いますよね。3党合意の際の議員削減の約束とか、果たされたのですかね。
たしか、一票の格差問題も解決してませんよね。
ばかばかしいにもほどがあると思うのですが、前回自民党、安倍を選んだ人の責任ですよね。
責任とれよ、自民支持と選挙区の人。っていっても、もろ手を挙げて賛成なんだろうなこの人たち。
こういう人たちに対して大変な憤りを感じます。奥歯がぎりぎり鳴りそうですよ。
2014年11月16日日曜日
訃報:徳大寺有恒さん
先週、徳大寺さんが亡くなられました。
車好きならずとも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
自分は、BC誌で連載中の「俺と疾れ!」くらいでしか、今ではその意見を知ることは無かったけれど、同じくBC誌に記事が載る三本御大ともども、車好きにはとても参考になる御意見を持っておられる方でした。
車に限らす、ジャーナリズム、ということに真摯に向き合っておられる日本では稀有な方だったと思います。
11月10日発行のBC誌を見ると、スバルのこれからについての話の中で、新型レガシィアウトバックに試乗してみたい、乗ったらレポートしますなんて、とても病気で亡くなられるなんて思いもしない感じでした。
74歳とのこと。まだまだお亡くなりになるには早すぎます。
BC誌によれば次号発行分(11月26日発売分)までの原稿はもらっているそうです。次号は追悼記事がわんさか盛りだくさんのBC誌になることでしょう。
日本の「ジャーナリスト(を標榜される)」の方々に、徳大寺さんの姿勢を理解してほしいと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。
2014年9月11日木曜日
近所のファミマの中が変わってた
朝晩は涼しくなっちょるから、秋の気配です。
今日、マツダのデミオの新車が発表されてました。
発売日はエンジンタイプで違っているようです。
前々から雑誌をにぎわしていたので気になってました。
にぎわしていたのはディーゼルエンジン。
1.5Lの「スカイアクティブーD」
6MTで燃費は30km/Lだそうです。(ATだと少し下がる)
小排気量のディーゼルエンジン、という点でも注目ですし、ディーゼルならではのトルクの太さ(25.5kg-m)を持ちつつこの脅威の省燃費。
・・・というのが売りのようです。
自分は今夏、ヨーロッパ旅行でミニのディーゼルを借りて乗ったんですが、その乗り味がね、
まったくダメ。
「ディーゼルエンジンの振動ってこんな感じかー」
「出足わりー」(かなり踏み込まんとダメ)
まぁ、ディーゼルってこんなものよね。
ヨーロッパ(スペイン、ポルトガル)はディーゼル天国、というような社会でした。
あれもこれも野太いエンジン音響かせながら駆け抜けていきます。
日本のディーゼルエンジンはどうなのかなーと思っている矢先にデミオのニュースがあったので、気になっていました。
ディーゼルタイプの発売は年末、12月以降らしいです。
まだ気になっていたら試乗してみたいですね。そのまえに今月末のガソリン車、試乗に行っておくか。
先日、かなり久しぶりにファミマに行きました。
店内のレイアウトが変わっていて、商品棚の配置自体は変わっていないんですが、棚の高さが上がっていました。
置いてある商品の高さも上がるわけですが、これって背の低いひとには不評だと思いますけど、どうでしょう。
自分はどっちかって言うと背の低い方(160cm)で、この棚に威圧感を感じてしまいました。
棚の向こうが見えないので、店内が見渡せません。
ん~、コンビニバイトの経験からすると、防犯上もよろしく無い気がしますが、はたしてこれは何の企みなんでしょうかね。
商品棚の数が増えるので、そろえる商品数は増えるでしょう。
でもそれくらいしかメリットが浮かばない。
何かに似ているなーとおもったんですが、ドンキ的な印象。それは言いすぎか?
でもわざわざ棚の高さをあげてまでして、商品数増やしてもいいことは無いと思うのですが。。。
ほかのファミマも同じなのかどうか、まだ行ったことがないのでわかりません。
2014年2月14日金曜日
ムーアの大予言 (Moore’s Law)
半導体メーカーの業績@2013
までに書いた半導体関連記事の続きです。
さてさて、半導体の世界には有名な予測があります。、
「集積回路上にあるトランジスタの数は2年ごとに倍になる」
というもので、インテルのムーア氏によって指摘されました。
俗に「ムーアの法則」と呼ばれています。
法則っていうと何か数学的な理論のようですが、正確には経験に基づく見通しなので、「法則」というよりは「予測」という表現の方が正確だと思います。
後世の扱われかたを見ていると「予言」としてあがめられているかのような印象さえ感じます。
ムーア氏本人の意図とは関係なく、いつしか「法則」と呼ばれるようになっています。
(原文は「Moor’s Low」で、「法則」は直訳。物理で言う、運動の法則は「Lows of Motion」 )
自然発生的にそうなったのか、それともその暗示的な言葉に縛られた技術者がノルマのような目標値として見たがゆえにそうなったのか、私には正確にはわかりませんが、少なくともこれまでのところこの予言通りになっています。
そして、十年くらいまえから「そろそろ限界だ」と言う声も上がってきています。
ムーア氏自身も物理限界になればこの予測は破たんするため長続きしないことを述べています。
ここまで主に14nmの話を中心にしてしました。
トランジスタの22nmや14nmあたりのインテルが採用した技術は一つの節目、と言えるような気がしています。
半導体メーカーは薄氷を踏む思いでこの世代の量産化を目指し、製造装置メーカもそのためにしのぎを削っています。
インテルは2016年までに次の10nmプロセス(Skymount)を準備しています。
その先は・・・現時点では不透明ですが、単純に考えると2018~9年ころには7nmに突入する可能性があります。
一桁台ともなると、生き残っている半導体メーカーはどれだけいるのだろう。
2014年1月24日金曜日
半導体メーカーの業績@2013
日中の最高気温37°Fくらい。摂氏3℃くらいかな。
つい数日前まで23~4℃くらいだったので余計に寒さが堪えます。
寒すぎ。テキサスでは珍しく、冷たい雨も降ってます。
さてさて先日、インテルの業績発表がありました。
昨年2013年は減収減益(最終利益は前年比12.6%減)になったようです。
一方、tsmcも同日に業績発表しており、こちらは増収増益(最終利益は前年比13.2%増)となっています。
売り上げは2兆円前後のレベルになりました。
すごいですね。tsmcはファウンダリーと呼ばれる、いわゆる下請工場です。
電子デバイス(たとえばグラフィックボードの中心になるGPUとか)の設計をやっているファブレス企業から注文を受けて、生産だけを行っている会社です。
NVIDIAのtegraシリーズはtsmcが製造しています。
昔は下請っていうとあまり良いイメージはありませんでしたが、いまやtsmcはインテルと肩を並べる世界の巨人に成長しました。
一方のインテルの売り上げは5兆円超になります。減収とはいえさすがに巨人です。
市場の見方として、昨年はインテルの守備範囲ではないモバイルデバイス(スマホやタブレットPC)が出荷台数を大きく伸ばしたのに比べ、インテルが強みとしているPCの出荷台数が減少したことが大きな要因と考えられています。
そして、前回も書きましたが今年開始する14nmプロセスの量産品でファウンダリー事業本格参入が始まります。(これまでも小規模ながらやっていた)
tsmcのビジネスモデル大成功の前に、さしもの巨人インテルも焦りを隠せない様子です。巨人のくせにこういうことには決断が早いというか、方針転換をものともしないというか、なんというか。日本の企業には出来なかったことであり、だからこそ多くの日本の企業はだめになった、とも言えます。
インテルの2014年の見通しは売上ベースで横ばい予想のようです。
2014年1月22日水曜日
酸素原子50個分のゲート長=14nm
アメリカ北部も気温が下がってて、ミネアポリスで-20℃以下くらい、と予報が出ています。(-17°F とか><)
ミシガン湖は44%凍った、なんてニュースで行ってます。
東部、NYあたりでも結構雪が降ったみたいです。
テキサスはそこまで寒くはなりませんが、現在22日の夜10時で5~6℃くらいです。
今回の寒波のピークは明日くらい。週末はまた温度が上がる見込み。
さて前の続き。
先日あったインテルの発表資料を見ると、今年(2014年)中には、世界に先駆けて14nmのCPU(Broadwell:開発コード名)の量産、販売をする予定になっているようです。
この業績発表時、インテルは今年、米オレゴン州のD1X、アリゾナ州のFab42など、14nm Tri-Gateトランジスタプロセスの研究、製造ラインを中心に投資を続けようなコメントがありました。
また、14nm Tri-Gateトランジスタ製品「Broadwell」(開発コード名)が2014年度第1四半期中に生産を開始し、2014年後半に正式な製品発表を計画している模様です。この14nmの製品は新規に参入することになったファウンダリー事業の目玉ともいえます。
インテルが製造しているCPUなど、いわゆるロジックICの場合には14nmといった数値は線幅ではなくトランジスタのゲート幅サイズを示します。
特にインテルの22nmや14nmプロセスでは従来のトランジスタデザインから大きな変革が行われています。
この変革とはインテルでは「Tri-Gate」と呼んでいるFin FETトランジスタ(マルチゲートトランジスタ)の採用のことを指します。
一方で、この巨人インテルを追いかけるtsmc(台湾)や三星(韓国)やGlobal Foundries(米国)はまだこのマルチゲートトランジスタを量産品では採用できていないと言われています。
マルチゲート以前の、現在の主流はプレーナ型トランジスタと呼ばれる平面上にトランジスタ・ゲート(信号取り出し口)を並べるプロセスです。
インテルのマルチゲート「Tri-Gate」プロセスは3D、つまり立体的にGateを配置しているので集積度を上げることが可能になっています。加えて、従来プロセスよりも消費電力を30%削減している、とインテルは報告しています。
ゲート幅が22nmとか14nmと言っても、いまいち想像つきませんね。
酸素原子の大きさが0.28nmと言われています。
上記最新デバイスのゲート幅が14nmなので、酸素原子が50個並べる大きさといえます。
水分子だと0.38nmなので、37個くらい並ぶことができます。
もちろんこれで終わり、ではありませんよ。2016年には10nmを目指しているようです・・・
2014年1月20日月曜日
ナノメーター@2014
今回の出張もいよいよ佳境!という印象を勝手に感じていますが、まだ帰国予定日はさっぱりわかりません・・・
さて、せっかくアメリカに来て仕事しかしてねーので、そんな仕事に絡んだ話。
半導体技術の最先端の世界を示す数字に、その半導体デバイス(携帯やパソコンの中に入っている頭脳(CPU)やメモリ)の電気信号を伝達する「配線の幅」があります。
この幅は「ナノメーター(nm)」という単位で示されます。
1mmの1/1000がマイクロメーター(ミクロン:μm)で、その1μmのさらに1/1000がナノメーターです。
つまり、1ナノメーター(nm)は、1mmの10万分の1の世界です。想像の限度を超えそうな世界です。
身近な小さい物の代表として、最近では「PM2.5」がありますが、これは粒子の大きさが2.5μm以下のものを指します。
最先端の半導体デバイスとして、インテルのCPU(Core i7)がありますが、この最新世代(Haswell:開発コード名)の配線幅が22nmです。PM2.5の1/100くらいです。
自分が会社に入った頃の線幅は0.35μmとか0.25μmとか、まだμmが単位として使われていました。
20年経った今ではその1/10のサイズが最先端になっています。
時代は変わりますなあ。