2003年7月10日木曜日

レニ・リーフェンシュタール

今日の日経に、72歳でスキューバダイビングのライセンスを取ったドイツ人映画監督の話があった。
レニ・リーフェンシュタール
元ダンサー、女優、そして女性監督である。
第二次大戦の直前、ドイツ・ナチスのプロパガンダ映画とも言われたベルリンオリンピック記録映画「民族の祭典」を監督された方である。
72歳でダイバーとなった彼女はその後、水中写真(もしくは水中映像)が生活の中心となって、こんど水中映像を集めた映画を出した、と日経に書いてあった。
ダイバーでない方は意外に思うかもしれないが、この世界は意外とシニアの方が多い。
水中の悠然とした時間の流れがお年を召した方に合うのか、
それとも水中で出会う感動が年月を重ねた心に忘れていたときめきを思い出させるのか、
その身になってみないとわからない。

彼女がダイバーライセンスを取った年を考えた時、その好奇心、新しい世界に挑戦する勇気に少なからず感動した。
新しい事に興味を持ち続ける事、新しい行動に躊躇しない事、常に自分に言い聞かせている事だが
時に弱気になる事もある。
今日は少し勇気を分けてもらった気分になった。

彼女はこの夏101歳になる。
私もその年まで生きていたらダイバーを続けていたいものだ。

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