今日も株価下げましたねえ。
下げ止ったかと思いきや、、、、
せいぜい、200日移動平均が上値重石になりそうな雰囲気です。
さて、話は台湾です。
といっても日本でもそこそこ名の知れている台湾のスマホメーカーHTC。
日本ではauでスマホ売っています。
実は以前auと契約しているときに、買い換える機種でHTCの「One(HTL22)」とか「バタフライ(HTL23)」を検討したことがありました。
(HTC J butterfly HTL23)
8月の半ばに、
「一時はスマートフォンのトップ・ブランドの一角を占めたHTCの企業価値が事実上、ゼロになった。」
というニュースが出ました。
その頃の株価は52.1TWD(台湾ドル 8月14日週末値)でした。(日本円で201円)
直近9月2日の株価はさらに下落していて、45.9TWDです。(日本円で169円)
時価総額で380億TWDになります。(日本円でおよそ1400億円)
これがHTCの手持ちのキャッシュよりも少ないことで大騒ぎになったようです。
ちなみに6月末時点の手元現金は472億TWDだった模様。
HTCを買収して資産だけ売り払えばおつりが儲けになります。
つまり、株価からキャッシュを割り引いた価値はむしろ「お金を出すから引き取って」という不良資産と見なされているということ。ブランドも、工場も。
ちょっと行きすぎですよねえ。
それとも表に出ていない隠れた負債があるのでしょうか?
ここのところHTCの商売はうまくいってません。ヒット商品がないのです。また、それ以上にスマホの市場が急速に成熟化した、こともあるでしょう。
スマホの売れ行きは急速に鈍化しているようです。
世界の人々にスマホが行き渡ったのであれば、いわゆる日本を襲った「コモディティ化」の波に沈みつつあると言っていいでしょう。
スマホの価値は「恐ろしく安い(価格競争)」、もしくは「斬新で便利な機能」でしか計れなくなってきています。いや機能よりもやっぱ価格かな。
かく言う私も、安い中古スマホに乗り換えた口ですからねえ。
HTCは今後、日本の家電メーカーと同じ轍(てつ)を踏むのかどうか、注目していきたいです。
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