2016年2月28日日曜日

長崎ランフェス行ってきた2016 その3

今年も長崎ランタンフェスティバルに行ってきました。


長崎ランフェスといえば、興福寺。中国仏教のお寺(唐寺)です。
ちょっと早めに行くと、前説のおじさんが面白い話を聞かせてくれます。
そのあと、「媽祖(まそ)行列(*まそのまは女ヘンに馬)の行事(菩薩乗せ)が始まります。
まずはご住職のお話。




荷主夫妻による礼拝のあと、媽祖様お披露目。



直庫(てっこ)による悪魔払い。(直庫振り、という)




順風耳(じゅんぷうじ 左)と千里眼(せんりがん 右)の悪魔払い。





媽祖さまを先頭に、いよいよ行列開始。



【媽祖(まそ)行列】
長崎ランタンフェスティバルで行われる媽祖(まそ)行列は、江戸時代に長崎に入港した唐船の乗組員たちが、航海安全の神とされる媽祖を興福寺の媽祖堂に安置する行列を再現したものです。
媽祖(まそ)さまは、中国南部を中心に、台湾、東南アジアで広く信仰を集める交換安全の女神です。
江戸時代、長崎に貿易のために訪れる貿易船(唐船)にも、この媽祖神が必ずお祀りしてありました。
唐船が長崎に入港すると、出港までの間、媽祖様を唐寺にお預けします。この送り迎えの行列が媽祖行列で、媽祖様を船から揚げて唐寺に預けることを「菩薩揚げ(ぼさあげ)」、再び船に戻すことを「菩薩乗せ(ぼさのせ)」と呼びました。








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