昨年の夏に、戦跡および磨崖仏めぐりで国東に行きました。
今年もふっこう割を使って国東ドライブ行って来ました
腹ごしらえを済ませ、旧千燈寺の次に向かったのが岩戸寺です。
下の地図見ると分かりますが、旧千燈寺の山向こうに岩戸寺があります。
(2016.7.30 3体の石仏 by α6000 E 16-50mm 38mm F 5.6 ISO1250 1/160)
岩戸寺へ向かう道すがらにある石の板に彫られた三体の石仏。
欠けているので、元は三体ではなかったかもしれません。
時の流れは万物の姿を変えていきます。諸行無常。
(2016.7.30 岩戸寺仁王像 by α6000 E 16-50mm 47mm F 7.1 ISO100 1/100)
境内の入り口にある一対の仁王像。銘のある仁王像としてはわが国最古のものとか。
製作が文明十年(1478年)ということは、時代は鎌倉時代。
(もちろん、前回書いた旧千燈寺の、銘がない仁王像のほうが古いと思います)
(2016.7.30 岩戸寺仁王像吽像 by α6000 E 16-50mm 38mm F 5.6 ISO100 1/60)
向かって左の吽形の仁王像。
(2016.7.30 岩戸寺仁王像阿像 by α6000 E 16-50mm 38mm F 8.0 ISO100 1/80)
右側の阿形の仁王像。
(2016.7.30 岩戸寺国宝国東塔 by α6000 E 16-50mm 27mm F 4.5 ISO500 1/160)
岩戸寺には国宝の国東塔(くにさきとう)があります。
先ほどの仁王像を過ぎてさらに参道を進んでいくと木が茂る森の中に入ります。
その先の右手に人が7~8人腕を広げないと囲めないほどの大きな岩があり、高さ2~3メートルほどの岩の上に、高さ3mほどの国東塔が鎮座しています。
下の説明にあるように、国東半島に約150基ある国東塔中最古のものです。銘文に「弘安六年」とあるので1283年。弘安の役直後に建てられたもののようです。
(2016.7.30 岩戸寺国宝国東塔案内 by α6000 E 16-50mm 27mm F 4.5 ISO160 1/60)
(2016.7.30 岩戸寺国宝国東塔銘文 by α6000 E 16-50mm 50mm F 5.6 ISO1000 1/160)
(2016.7.30 岩戸寺国東塔 by α6000 E 16-50mm 32mm F 5.0 ISO400 1/60)
国宝国東塔と参道を挟んで向かいあうように、参道の左側にも二つの国東塔が岩の上にあります。
(2016.7.30 岩戸寺石碑群 by α6000 E 16-50mm 16mm F 4.0 ISO200 1/60)
国東塔の手前にある石版群。梵字とか彫られています。
(2016.7.30 岩戸寺青いもみじ by α6000 E 16-50mm 31mm F 5.0 ISO640 1/60)
夏の日差しがきつかったですが、青葉はどこまでも眼に優しい感じがしました。
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