2016年12月16日金曜日

ブレの大きい日本市場と、慎重ながら強いアメリカ市場


FOMCでは大方の予想通り、0.25%の利上げでした。
イエレン女史のステートメントでは、来年の見通しは比較的楽観的であったように思います。
そして、新しく変わる大統領に関して、チクチク述べてました。
イエレン女史よりも、その周りの理事の来年の見通し、というよりも期待感に連れられて、来年の景気はこれまで以上に良くなり利上げペースが早まるのでは、という認識が広まり、為替が円安方向に進んでいます。
日本の株式や、ドル円はまさに「トランプラリー」と言っていいでしょう。
「ラリー」とは、かつて達した地点への「回復」のことを言います。


日経225 5年間チャート


USドル/円 5年間チャート



アメリカ株、ダウの場合は回復ではなく新しい段階への突入ですので、日本株とは少し意味合いが違うのかもしれません。

Dow Jones 5年間チャート

問題はその先に進むかどうか。
期待が大きければ、多少先に向かうかもしれませんが、いずれある場所で、トランプ氏の実力はどうか、と立ち止まって後ずさりする時期がます。
それはいつなのか。
・・・年明けかなあ。。

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