1月12日、曇り、夜の間に雨が降っていた模様。8時起床、気温8℃。
朝起きて、一旦外に出ると地面が濡れており、車も大いに濡れている、未明のうちに雨が降っていたのでしょう。
【ドラマ「さぶ」を視ました。山本周五郎作品の格調の高さは何だろう。】
朝ごはんをゆっくり、昨日買ったパンを食べながら録画をTVで視る。「NHKでやっていたドラマ、「さぶ」、言わずと知れた、山本周五郎の作品。私はこの本は、赤ひげを知って以降すぐに読んだ。
山本周五郎を知った2作目。1作目は「樅の木は残った」です。さぶも、赤ひげも、樅の木は残ったも、徹底した人間観察を基にしてないと出来上がらないと思われる。
現代でいえば、葉室麟さんの作品が雰囲気とテーマが最も近い。葉室麟さんも山本周五郎さんも、作中、特段のひねりや、驚きの場面はないものの、人間を描いておられる。
更に近いのは、池波正太郎さんかな。
赤ひげと樅の木が残ったにも共通するのは
「山本周五郎作品の格調の高さは何だろう。」という小説に対する、驚き。
ドラマ「さぶ」は作品が恐ろしくよかったのだが、恐らくさらに言えばキャストが無難でよかった。
特に演じている人の演技が良い、という刺さるものはなかったけど、無難に演じて、ストーリーの格調を失わずに演じ切っていた。
ドラマを見た後は山本周五郎の作品を読んだ後のような、清々しさを感じ、人間が人間を支えあって生きていることと、友情というよりも、「絆」の強さを再認識させられる。
【初温泉に行く。】
ドラマをみた後、小雨交じりの曇りのなか、お昼直前まで、久しぶりに、泗水の辰頭温泉に行き、温泉に浸かる。
温泉の門前に門松がありました。門松と言えば、
門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
が思い起こされる。
一休さんの句である。
お正月はめでたくもあり めでたくもなし、でご用心、ご用心、
なのである。
温泉の後、いつもの日曜ルーチンの買い物に車で行く。
【日本が誇る、車家、葛飾柴又ののサーガと言って良い、映画「男はつらいよ」50作目を看ました】
その後、映画を見るため、昨日と同じようにサクラマチターミナルに向かう。
見た映画はこれ。
始めから泣きどおし、蛸社長のやり取りや15作目であったメロン騒動のやりとりはくすっと笑って、渥美さんの寅さんがいない寂しさに気付き泣き、という感じで泣き続けて観てました。
何せ、昨年の「少年寅次郎」から、寅次郎キャンペーンが続いており、
正月の1作目、9作目の葛飾慕情、15作目の相合傘を続けてみているので、その一部シーンが今回の50作目でいくつも取り入れられてて、その前後はすっかり頭に入っていて記憶に鮮明で、その過去作品を思い出して泣いてしまう。
このパンフ、厚いのです。値段は通常品と同じ。
昨日のスターウォーズのパンフと比べても2冊分はある厚さ。
これまでの50作品の概要が収められています。
やはり25作目が一番のお勧めだが、1作目から是非順にみてほしいです。
スターウォーズもサーガ(=スカイウォーカー家の叙事小説)と言われる9作品ですが、「男はつらいよ」も、日本が誇る、車家、葛飾柴又のサーガと言って良い。
【NYマーケット】
ダウは一時29000ドルを付けたりして、イランとのやり取りは、雨降って地固まる、ような展開。
イギリスの経済は不透明です。
原油先物は先週くらいまで60ドル台を推移していました。
為替は109円台でNYを通過。
案外、日経225も好調のまま週明けを迎えそう。
私のポートフォリオは、雨降って地固まるでした。大きく下げた(-2.4%)後、一気に戻して(+2.7%)、何のこっちゃ?
よくわからない状態になっています。
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