今朝の朝飯(焼ノル鯖、冷凍インゲンの胡麻和え、シイタケと大根と人参と南関揚げとワカメの味噌汁、豆腐、トマキュウサラダ、総菜のほうれん草の胡麻和え、紫蘇昆布、梅干し、もずく)
午後録画の中国時代劇、戦国七雄の続きをみていました。
先日まで、趙、楚は観たのですが(第2回、3回)
先日分のブログ↓
2024年4月7日日曜日
2024年4月7日、曇り、9時起床、気温14℃ 【BS12で放送中の「キングダム戦国七雄、原題:風雲戦国列伝」を録画視聴していますよ。第2話(趙)と3話(楚)、原作戦国策、呂氏春秋・・ TVを見るか徘徊するかのいつもの週末。徘徊先の桜は散って道がピンク色に染まっていた。】【NYマーケット 強い雇用に触発されて、実体経済の強さで来週の株価は日を吹くのかも。。イェイ♪米債金利高に引っ張られ、4%後半以上になったら、日本の長期債0.8%のせ、あるいは1%乗せに期待したいいいいい。ビバ金利!】
改めて番組と中国の戦国時代晩期の地図紹介
戦国時代は紀元前5世紀から紀元前3世紀末(紀元前221年)までの200年くらいなのでその期間、地図(支配地域)はがっつり変わります
紀元前221年に秦の始皇帝が最後に残った斉を滅ぼし、中華統一をした年までになります。始まりは諸説あり、北の大国の晋が、晋内部の貴族のあつれきで3氏(韓、魏、趙)によって分割された年を始まりにする説、
その3氏(韓、魏、趙)が周の王から諸侯として認められた年を始まりとする説。などなど。
今日看たのは韓、魏の回(第4回、5回)です。見れば見るほど、心が震える。
ドラマでは、韓は権謀術数の国として描かれており、しかし、韓の始まりで韓人は違ったんですよ、という始まり。
春秋時代の韓の国の成り立ちから始まっています。
春秋時代の北の大国の晋の有力氏族だった趙氏の元で育った韓氏の韓厥の働きの紹介からドラマは始まります。
趙氏は晋の貴族の内紛で、最も有力だったのに、その慢心から一旦滅び、孤児の趙武のみが残り、これを助けたのがかつて趙氏によって引き立てられ、養育され、趙氏に恩があった韓氏の当主韓厥でした。この一人残った趙武が韓厥のサポートで趙氏の再興を果たします。
韓厥(および韓氏)が「恩を忘れず報いる人」という印象を刻みつけ、「韓氏は忠義の一族だ」ということが天下に広まったのでした。
その後、趙、韓、魏という三つの貴族が晋で君主をしのいでおおきくなって、他の貴族(智氏、范氏、中行氏)との戦いを経て最終的に、趙魏韓の3氏が晋を3分します。
この3国のなかで韓が最小で人口も少なく、周囲4面を敵に囲まれており、春秋時代は一つの国(都市国家)だった南方の鄭を韓が生き残りをかけて攻め、滅ぼします。鄭は後の韓の首都にされ、名を変え新鄭となります。
鄭はその昔、春秋時代では子産という、同時代の孔子がもっとも評価して尊敬していた政治家、公族出身の名宰相を生み出し、中国史上最初の成文法を成立させた国です。ただ、この成文法というのは現在では当たり前で最先端な常識的なものであっても、当時の中華的な思想でさえ、その存在の善悪の評価が分かれているのです。
さて韓は鄭を滅ぼしたのちに、周から正式に諸侯として認められます。
中国古代史では韓魏趙の成立をもってここから戦国時代が始まる、と言われています。前述のように諸説あります。
韓は鄭を滅ぼし、最弱と呼ばれた韓は、戦国時代初期の強国にかわります。
韓では韓の昭候(韓武)が申不害というもともと鄭の人物を相邦(宰相)にし、変法と呼ばれる改革を進め、
申不害の変法とは君主が権力に対し、無為の姿勢で独裁する、という術の統治法を進めていきます。
これは法家思想の一つとされ、後世、法家思想をとりいれた変法で改革した国の嚆矢となっています。
申不害の居る間は西の隣の大国の秦、東の強国の魏も韓を攻撃できませんでした。
しかし、もともと韓人は義に厚く、忠義で公正と言われていたのでしたが、この申不害を引き立てた昭候の代以降、申不害の変法によって国民性が変わっていきました。ドラマの表現では「勇敢さや実直さをうしない、士人同士腹の探り合いをするようになって、策略や陰謀が横行し、臣下は腹を探り合い、役人は騙しあうようになった。」
己の身の安全こそが大事になっていった、と。
韓は災いを避け、策を弄する、術治の国になり果てた。
としています。
申不害の法家思想を受け継いで後に昭候の時代に相邦になった韓非でしたが。
かれは韓の公子でしたが法によって国を治める法治国家を目指すように説きます。
↓はまさに術治に陥ってだめになった韓を示す事例ですが、ドラマで再現されていました。
あるとき、昭候が酒に酔って寝てしまいますが、近侍の典冠役の役人が、寝てしまった主君に衣をかけるのですが、昭候が、目が覚め彼に剣を向け、お前は典衣か?と問います。
彼は、私は典冠です、と答えると、主君が寝てしまったとはいえ、衣をかけずにいるのは本来の役割の典衣の怠慢で、この代わりに、典冠が衣をかけるのは、典冠としては越権で不届きとして、この両者、典冠と典衣を罰せよと命じました。
韓非は彼の書いた書のなかで、
官を侵すの害は、寒きよりもはなはだし、と書いています。
臣下が自分の職分を踰えるようなことまでしてしまうと、
その弊害は、君主が寒さにさらされることの比ではない、というのである。
いくら法が大事とは言え、やり過ぎですね。法治の欠点が現れた事例と言えるでしょう。
中華の思想的に法治の是非が論じられるのもその部分にあり、
法治の欠点によって、韓人が彼らが持つ、勇敢さややさしさ等の美性を失っていったのでした。
時代は下り韓の昭候のひ孫の時代に、伊闕(洛陽付近)の戦いで魏と韓の24万の連合軍が白起の率いる10万の秦軍と戦いますが、数で勝る連合軍は大敗。
韓は前衛を拒み、魏の危機を救わなかった、恐るべき保身が結果この惨敗を招き、韓を追い込んでい行きます。
韓はこの戦いで筋と骨が絶たれおれた、とドラマは語ります。
韓の最終盤、韓は相邦に張平の父を置きます。
昭候の子、宣恵王の代に張平が相邦になります。
彼は後の漢の高祖劉邦の軍師、張良子房の父親。
張平は韓の北の上党の地を巡る秦から譲るように強引に求められたさいに、秦と趙のどちらにも上党の地を譲ると伝え、相争わせる策を宣恵王に提案。
その後宣恵王の三代の後の王の時代に、この上党の地を巡って秦と趙が戦争を起こし、長平の戦いになっていきます。
長平では白起が趙の兵40万をほぼ全員、穴埋めにして殺害という空前の虐殺を行い勝利。
張良の父親の張平も結局韓人だったんですな。
韓編の最後に登場したのが、水利のエンジニアの鄭国。
彼は、灌漑事業に卓越した能力をもっており、
張平と宣恵王(三代後の桓恵王の間違いでは?)は彼を秦に送り、秦の国力を土木工事で疲弊させようと画策します。
鄭国は秦にはいり、土木工事を秦に提案しますが、その意図は秦の王、政に知られ
いちじ殺されかけるものの、政は鄭国に工事を命じます。
結果、一時的に秦の軍事力は土木工事に割かれ攻撃の勢いは低下しますが、
鄭国の作った灌漑施設は現在まで伝わる、鄭国渠として完成。
秦の国力は増大し、天下統一の原動力になるのでした。
魏
魏国初代君主・魏斯(文侯)は孔子の弟子の子夏を国師として迎えます。
特権も持たず、富もない、貴族でもなく、平民でもない、学問思想と文化にいそしむ、士人、という階層がはじまったのでした。
魏斯(文侯)が子夏のために作った西河(せいか)学堂には、天下の士人たちが押し寄せ集います。
この集まった異才のなかから、平民出身の李悝(り・かい)が相邦(しょうほう)に登用され、魏は大改革へと乗り出します。
この魏の回は有名人がこれでもか、と出てきます。
西河(せいか)学堂の出身者、といえば、
後に楚に逃れた、楚の回で活躍した呉起。
呉起は魏のために戦い、秦や魏の侵攻を防ぎますが、文侯の子武候の時代に相邦が呉起ではなく魏の公族がえらばれ、
後に、魏の恵王の時代、相邦で公族だった公叔座が病に倒れた時、恵王から次の相邦は誰にすべきかと問い、公叔座は公孫鞅を推しますが、
王に、公孫鞅を採用するべきだが、もし採用しないばあい、殺して他国にいかせないようにすることを助言します。
公叔座の食客だった公孫鞅は公叔座からこれをきいて、恵王はどそのどちらも採用できないと、看破します。
公孫鞅が見通したように、恵王は家臣の並ぶ中で、公叔座も病でどうかしたのではないか、と公叔座の助言を笑い飛ばします。
恵王のこの話に失望した公孫鞅は秦にいき、秦で相邦となり、秦を強国に変えます。公孫鞅は秦で商の地を与えられ、商鞅としてしられます。(商鞅の変法)
商鞅のくだりのあと、孫臏(ピン)登場! 孫ピンと龐涓は孫ピンの祖先(孫武)の兵法書(孫子)を学び合い、互いに知り合いでしたが、
龐涓は魏の恵王の下で上将軍になっていました。
龐涓は孫ピンの実力を知っており、彼を脅威に感じており、魏に招き、騙して無実の罪に陥れ、顔に入れ墨し、膝の腱を切る刑にします。史実では足切りの刑 臏刑ですが
ドラマでは膝から下を切断せず、腱を切る描写になっていました。
魏にきていた斉の公族田忌の助けを借り孫ピンは魏を逃げ故郷の斉に逃れます。
その後、馬陵の戦いで、魏は龐涓が軍を率い韓を攻めます。
韓は斉に救援要請し、斉は田忌を主将、孫ピンを軍師として出兵。
孫ピンは兵法を駆使して。怨みを晴らし、魏軍を破って龐涓を殺害し恨みを晴らします。
孫ピンのくだりの後、
魏王が安釐王の時代、安釐王の弟の魏無忌は食客を尊び、信陵君と呼ばれます。
趙が秦に攻め込まれ、趙の都邯鄲が包囲され、趙は魏に救援を求め、趙の平原君の妻は信陵君の姉で、平原君は信陵君へ救援を求めます。
魏の安釐王は晋鄙を将として趙に出兵させますが、秦が魏を脅して、魏軍を国境にとどめさせます。
信陵君はこの晋鄙の元に行き、軍権をしめす虎符をみせ、晋鄙から軍権を奪おうとしますが、晋鄙はきょひしますが、信陵君の食客の朱亥が晋鄙を撃ち殺し、
その後、范雎登場!
范雎も魏の士人で魏の中大夫の須賈に仕えていましたが、須賈の疑いから、当時魏の相邦の魏斉から異心があると疑われ、
暴行を受けた後便所に捨てられました。史書には簀巻きにして便所におかれたとありますが、どらまでは簀巻きにならずそのままの姿で便所に捨て置かれていました。
范雎は便所に番人に「後で礼をするから」と約束して助け出してもらい
范雎は友人の鄭安平の助けを借りて体を治し、張禄と言う偽名を使って逃げ
鄭安平は、秦の昭襄王に売り込み、范雎は秦に行き、秦で相邦になります。
范雎は昭襄王に遠交近攻策を提案し、領土拡げていきます。
まあ時期的に、范雎が相邦の直前から秦軍に無敵の白起(武安君)が将軍になっていたのが大きかったかもしれません。
白起(武安君)は范雎の前の相邦、魏冄の取り立てで、将軍になりますが、魏冄の利益にしかならない勝利を重ねていました。
魏には魏の士人(学者)には人物が多彩で、彼らを重く用いていれば魏が秦に滅ぼされることはなかったのに。。
という対比がなかなかエグイです。
魏の回は、歴史書の有名人がたくさん出てくる回でした。
キッカケが、魏の文侯の設立の西河学堂だったんですな。
こういう学堂の存在は斉のお得意だとおもっていました。。。斉は諸子百家と呼ばれる多種の学者優遇の国策の国だったので。
呉子=呉起が西河学堂出身とは知りませんでした。
魏は士人学者層の人材を集め育てるものの、彼らに全幅の信頼を置かず、国の実権の相邦に士人を置かず公族のみを採用しつづけ、才能のある士人はみな魏を離れ、最後には魏を削っていき、滅ぼしてしまうという、秦とは真逆の道をたどります。秦は外国人であろうと、平民であろうと才能のある人物を国主は厚く信頼し、国を任せ富国に成功します。
魏の回の副題は「士人たちの呪い」となっていました。士人的魔咒 シーレンダモージョウ
魏の回のつぎが斉、そしてそのあと秦で最終回ですが、このドラマ、何度も観そうな気がします。。
メモ書きしながら見てて、気付くと18時。洗濯物を回収。
夕飯はフルグラ&豆乳とバナナ
夜の体重:67.1kg
今朝比:ー400g減
昨晩比:変わらず
101ー64
今日の歩数:5200歩余
今週の累計:8万歩余
来週の天気
週明け月曜の明日以降序盤は雨。木金以降の後半は晴れ、日曜と月曜はやや弱い雨になるかもという感じ。
明日の雨はかなり強い雨が朝から夜にかけて一日降りそう。
明日は出勤日です。休日らしいが、勤務先の会社は何それ、おいしいの?的な扱い。www
明日、明後日いつも通り早朝出になります。
【NYマーケット、今の為替の円安の状況は、人口減少の日本の将来を踏まえた、悲観的な部分の評価の結果が大きいのではないか?少子高齢化がすすみ、国は手をこまねいて、国民もその改善で自分の利益を守ることに必死で国を大きく変えることを望まず、保守的な政党を支持し、国の在り方を大きく変えたがらないために、結果衰退に進む道を進むしかないのではないか?】
日本はGW休暇前というのもあって、先週末は東京の株式市場方向性はありませんでしたが
今週の最大のトピックは為替と、日銀の金融政策決定会合の無策ぶり。でしょう。まぁ為替を金利でどうこうしようというのも無理があるかもしれない。
金利差が今の為替を大きく動かすドライブになっているのも現実。
本来は金利差を産んでいる経済力を示す国力にあるのですが。
今の為替の円安の状況は、日本の将来を踏まえた、悲観的な部分が大きいような気がします。
少子高齢化がすすみ、国は手をこまねいて、国民もそれを大きく変えることを望まず、保守的な政党を支持し、国の在り方を大きく変えたがらないために、結果人口が減少し、衰退に進む感じ。
で、
それをみこしているのが今の為替の状況、ではないか?
今日看た、中国時代劇のドラマの韓の国の末期の姿、が現在の日本の姿と重なるのですが。。
昔は春秋時代の鄭が日本そのもの、と思ってた時期がありましたが。
韓は鄭をほろぼし、取り込んで、鄭の悪い部分も受け継いでしまったのかもしれません。
善悪はあっても、国体を変えるほどの改革しない限り、日本は本当にほろんでしまうかもしれない。
覚悟が問われているのが、為替の状態、と感じました。
変化を先送りするほど、変化の痛みがおおきくなるのですが。。
TVをみてたら街頭インタビューで海外に行きたいが、円高にビビっていけないと愚痴る町の人。この先為替が110円になったら、海外旅行考えますと言っていました。
私は、いや、今言っておいた方が良いのでは今より円高になるのは考えにくいんじゃないか?と思いました。
まぁどこかで介入あるかもしれないが、、ひょっとしたら財務省のカエル=カセイジン気付いて、もはや介入でどうにもならない、介入するだけお金をすてるようなもの、と気づいたのかもしれない。
今週、170円くらいに介入あるかも、と書きましたが、週末考えて、もはや介入できるような状況ではない、この先250円超えて、米国など巻き込んで、為替の新しい枠組みを作らないと、日本だけで為替の制御は無理と思ったんじゃないかと予測。なのでこの先、介入は驚くほど動きは無い、と予想しました。
日本の経済はそうなったら、もはやオシマイ、と思う向きもあるかもしれんけど。
いや、政権交代でしょ。結局非民党の政権と、結託した役人が今のダメな日本を作ったのだし、これを総替えする必要があるでしょうな。
NY市場は一転、ダウもNAZも反転しています。久しぶりの先週末比のプラス、というかんじ。NAZは5週ぶり。
為替は前述の様に、日本の基本の姿を評価し、円安進行。金利差を埋めるのは少子化や人口減少を止める目途が出ない限り厳しい。
日本は人口が減って国民は保守的に傾き、新しい挑戦を忌避し、ますます国力は低下するよね、国債も売られるよね、=金利も上がるよね、で国債を持っていますが、あまりこの見込みが当たるのは、良い気がしません。
0.92%まで金利が上がっていますが、来月にも1%超えあるかな?
来週の動き:
GW中なので来週の金融の営業日は火曜~木曜までの三日間。
来週はあまり動きないかも。
ただ米国は
FOMCが30日にあるんでしたね。。まぁ今年の金利下げはない、むしろ上げるかも?くらいか?まぁパウエル君が利上げを言うほどの聞き分けの良い賢い人物ではないか。。利下げを望むわからんチンの阿呆どもに、利下げは必要だったらやるが、あくまでも必要性に応じて検討、くらいに留まるだろうな。
統計は週末に4月の雇用統計の発表、恐らく堅調でしょう。
アメリカ経済はおちついてますが、来週も企業決算が続きます。景気好調を復習するような決算発表が続きそうな気配。
来週はアマゾンとか、AMDとか二日にアップル。アップルがこけそうな気がしますが。。
マイPF:
マイPFは先週の週末比、二けた%マイナスから、一息の反発しました。
半分以上の銘柄が先々週比ではまだマイナス。