レッドクリフ・パート1
金曜日、TOHOシネマズ光の森でレイトショー(21:00~)見てきました。
14日は1000円なんですね。
(レッドクリフ パンフ ¥600)
日本語吹き替え版と字幕版があります。
普段なら、アクション映画は吹き替えのほうがいい、と思っています。
文字と役者の動きの両方を追いか
けるのは難しいからです。
三国志の場合は中国語のほうが雰囲気も出るだろう、本を読んでも絶対に味わえない現地の言葉で登場人物の台詞を聞いてみたいと思って、字幕版を選びました。
もちろん今
から1800年以上前の中国語と、現代の中国語が同じなわけがないことはわかってます。
そこはそれ、あれはあれ。
始まりには日本版だけに設定された日本語による背景説明がありました。
これから見よう、って言う人のために内容は触れませんが(といっても三国志なので話の筋はネタばれしてますが)、とっても良かったです。
「監督ジョン・ウー(呉宇森)の三国志」、の展開
もまぁそこそこ許せる範囲でした。
残念な事に長坂橋の戦いがありませんでしたが、民を守ろうとする劉備の描きも無理なく描いてます。
映画でみると、大勢の難民を引き連れて曹操軍から逃れる劉備
たちの苦労や辛酸を改めて感じました。
キャスティングですが、まぁそこそこじゃないですかね。
関羽や張飛もなんかはまってる。
青龍刀を振り回して超人的な強さを見せる関羽(!
残念ながら蛇矛の出番がありませんでしたが(素手で超人)、圧倒的な力で相手の馬ごと蹴散らす張飛(!
/>もっと撮影の仕方で身長とか大きく見せても良かったんではないかと思いますが。
金城武の孔明や趙雲役の人ももう少し色白のほうが、と自分のイメージとのギャップを感じながらも
白馬(←これは外せないでしょう)にまたがり阿斗を救う趙雲には
「漢」(おとこ)
を感じさせる面構えが気に入ったし、
飄々と呉に入り、孫権や張昭や魯粛、周瑜など呉の首脳陣に琴なんか弾いたりして同盟を掛け合う孔明の演技には
どことなく頼りなさげな中に、底知れなさ、
を見事に感じさせてもらいました。
考えてみりゃ、新野から出てきてまだ何の実績もない孔明に対して、当時の呉の首脳も孔明とは何者?と思っていたはずですからねえ。
「美周郎」
とは呉の都督(軍司令官)、周瑜のことですが、少々野暮ったい感じのトニーレオン版、色黒「瑜君」でし
た。
でもあの演技力であればまぁ許してしまうか。
こちらもやはりその演技に
「漢」(おとこ)
を感
じさせるものがありましたねえ。
小喬役の林志玲(リン・チーリン)さんは、いやもううっとりとするほどの透明感のある美しい方で、さすが小喬。
ちょっと迫力の欠ける曹操が横恋慕した、なんてうわさも信じたくなりますがな。
八卦の陣のくだりは・・・まー人によって受け止め方はいろいろあるでしょうなあ。
奇門遁甲とか八門遁甲とか言われていますけど、だれもその正体を見たことがない、といわれている孔明の陣法です。
映像化した、という事でその挑戦は評価しましょう。
自分のイメージ(吉川英治の影響)にも迷路的な形はあったので似ているような似てないような・・・
あー、やっぱり書きたいことはいっぱいあるな。
来週はこの映画をすこし引きずってみよう(w
そういうことで、このブログの題は「下回分解」(え?
この映画の最後に「下回分解」の文字が現れます。
これは、次回へ続く、という意味だそうです。
来年2009年4月にPar
��.2放映だそうです。(日本)
赤壁の戦いの本番は、Part.2で描かれています。
ん~きっと4月近くになるとテレビでPart.1放送しちゃうんだろうなぁ。
でも、あの迫力は映画館でしか伝わらないなぁ、きっと。
0 件のコメント :
コメントを投稿