2016年12月31日土曜日

合言葉は「希望」(Hope)です。

いよいよ大晦日。


すいているだろうと思って、映画「ローグワン」を観に行きました。
席を予約した際には、数人くらいだったのに、実際行って見ると2~30人くらいはいました。
簡単に感想を言えば、「すごく良かった。」

スターウォーズの時間軸で言えば、(最初に公開された)エピソード4の直前を扱っています。
フォースやジェダイはほとんど出てこず、伝説のおとぎ話的な存在になってますし、SWの主要なキャラクターはほとんど活躍しません。最終場面でダース・ベイダーが出てくるくらい。
SWの本編を知らなくても、少しは楽しめるんじゃないでしょうかね。ただ初っ端の短い時間(イントロダクションで)は惑星の名前とか組織とかが多数出てきて把握するのがなかなか厳しい気もします。
これはSWを知っていても、初めて知る名前が多いので厳しいでしょう。
自分はアクションやSF映画は字幕で見ると字を追うだけになるのが嫌なので、今回も吹き替えで見ましたが、それでもなかなか展開を追いながら消化するのが大変でした。(名前なんてどうでもいいのですが)
短い時間にいろいろ詰め込みすぎな印象でしたが、後半に出てくる主人公の肉親との邂逅あたりから、主人公が評議会で意を決した思いを述べるあたりでこみ上げるものがありました。
このあたりが自分にとってはベストシーンだったように思います。
本編、公開初めのエピソード4を見ていれば、彼らの結末は分かっているのです。
結末が分かっていても心を動かされるドラマと言うのが、あるものなんですね。

できれば、事前にエピソード4を見て、映画館には早めに行って、けっこう厚めのパンフを買ってあらかた眼を通してから映画を見ることをお勧めします。
同盟軍のモン・モスマとか、敵方のターキン総督が出てきたときには思わず声が出そうになりました。。。
レイア姫も最後の最後に出てきます。あんな激しい戦場から逃げてきたのに、ep4で外交なんちゃらってベイダー卿に言い訳してましたが、そりゃ言い訳にならんがなーって、すげえ時差突っ込みしてたのは自分だけでしょうか・・・

先日亡くなった、オリジナル・レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんのご冥福をお祈りします。


この映画を見て、政治的な感想もちょっとあったんですが、まあそれは別な機会に。

2016年12月28日水曜日

仕事納め

昨日が仕事納めでした。

今週、週明け早々は雨でしたが気温は高くて暖かかったのですが、昨日の夜あたりから冷たい空気が入ってきました。今朝はとても良い天気だったので、放射冷却効果もあったんでしょう。

今朝一番の驚きはSWのレイア姫役のキャリー・フィッシャーさんが亡くなったニュース。


アメリカABCのサイトより。


こちらはCNN Internationalのサイトより

日本の首相(CNN USではJapanese PM、とある)が真珠湾に行った話はかすんでしまった(苦笑
もちろん、日本の御用報道機関は


トップ扱いですがな。「欧米メディアは詩的で感動的な演説」と絶賛。
あほちゃうか。


ちなみに、GoogleNewsでもTOP!


まぁ、日本のニュースが日本の首相の扱いを隅っこに追いやっちゃあいけませんね(苦笑
日本の首相が真珠湾に行くのは初めてのことではないらしいので、アメリカのマスコミの扱いもそれほど大きくはないのでしょう。
アメリカでは、ぜんぜん盛り上がってはいない様子です。

よく分からないのは、安部氏が「和解」と言う言葉を連呼していること。
日本は敗戦国だし、被占領国だったわけで、何に対する「和解」なのかよく分かりませんでした。
あの戦争では、日米お互いの多くの人命が失われています。
その事に対する和解なのでしょうか?

真珠湾で、その言葉を使うということは、だまし討ちに関することなのか。
敗戦国側が、だまし討ちしてごめん、というのか。
それも悪くはないでしょう。
当時、少なくともハワイに駐屯していたアメリカ軍やハワイの人々にとっては、まったくの奇襲だったわけですし。奇襲というのは、成功して勝てば「賞賛」されるでしょうが、失敗し負けてしまえば「卑劣な行為」になります。
アメリカ側のわだかまりはあるのかもしれません。でも、実際のところ、このことを「わだかまり」に思っているアメリカ人は極少数だと思われます。
アメリカの盛り上がりの低さはそういうことなのでしょう。

安倍氏の言葉はいつも、国会でもそうですが非常にわかりにくいのです。






2016年12月23日金曜日

イチロー杯閉会式での挨拶

今日、ニュースサイトにこんな記事がありました。



この記事に、今日あったイチロー杯閉会式でのイチローの挨拶が掲載されてました。
これがとても心に響きましたのでここにメモっておきたい。

「人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね。みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界…自分の限界って自分で分かるよね。その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います。」
 
またこの日、横浜ベイスターズの関根選手も来ていて、彼を引き合いにこんな話もありました。
 
「彼もきっと人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていくと、将来、思ってもいなかった自分になっている。と僕は思うし、実際、僕だってメジャーリーガーになれると思っていなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったんだけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。それを重ねてきたことで、今現在(の自分)になれたと実感しているので、今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います。」
自分の中で「ちょっとだけ」頑張る、
この「ちょっと」がなかなか難しいんだけど、続けていく、重ねていく、ってことはすごく大事なことですね。
もう既にアラフィフな自分ですが、こういう言葉は(いくつになっても)本当に心に落ちて響いてきます。
 
自分も、時々(自分に)負けそうになって、実際負けることもあるけれど、
これからも「ちょっとだけ頑張る」を重ねて行きたい、と思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年12月22日木曜日

2016年の10大ニュース

今日は雨でしたが気温は高く、熊本市の最高気温は19.4℃でした。
この陽気も今日まで。明日からまた冬の気温が戻ってきます。
この暖かさは、新潟のほうで大火事を引き起こしたようです。
新潟の糸魚川は一日中強い南風が吹いており、最大瞬間風速24.2mと颱風並み。
フェーン現象があったかもしれません。
今(23時)の時点で、ようやく鎮火したようです。

さて、2016年の年末が差し迫ってきました。
ネットを回っていると、「今年を振り返って10大ニュース」という見出しがあったので、自分なりに10大ニュースを選んでみました。
こんな感じ。

1.熊本地震
2.突発性難聴になって入院
3.エブリワン無くなる
4.スターウォーズ
5.マイナス金利導入
6.ブレグジット
7.ソフトバンクよる、ARM買収
8.バラク・オバマ大統領の広島訪問
9.米国大統領選
10.バハマ文書

熊本/大分の人はどうしても地震ははずせませんね。
一時期に比べたら、余震はほとんど感じなくなっています。
気象庁の地震情報を見ても、回数や頻度はここ1~2ヶ月でずいぶん減ったように思います。
不幸中の幸いなのか、自分も、会社の同僚にも、大きな怪我はなく、亡くなった方はいませんでした。
真夜中だったことが幸いして、会社の中で被害に遭われた方は少なかったようです。
(あの夜中に、社内に人はいた、、、)
とはいえ、熊本地震の犠牲者は公式発表で158人もいらっしゃいます。(12月16日)
地震はいつ何時起こるか分からないので、備えに対する感度はかなり上がりました。
来年はハッピーなニュースが多いといいですねえ。

2016年12月21日水曜日

2502本目

2502本目というのは、ブログのようなものを立ち上げてからの記事の数です。
この記事で2502本目になります。
きりが悪いのは、たった今、気が付いたから。

先日、ブログ引越しの際に書いた本数と合いませんが、それは気にしないでもらいたい。
ま、適当なんで。

おそらく、こんなゆるさが、だら~と続いている秘訣なのかも。(って、秘訣というほどのこともない)

2016年12月20日火曜日

売られゆく米国債

朝から暖かいです。
今朝の熊本の気温は10℃以上あったように思います。
(アメダス情報によれば、熊本市の7時の気温が10.5℃)
帰宅時も13~4℃ありました。
今日の最高気温が17.2℃だったそうです。
この陽気は木曜まで続く予想になってます。

さて、世界の国々の中で最もアメリカ債券を持っている国は中国でした。
その中国は今年になって債券売りに転じ、順位を落とし2位になったとニュースがありました。
1位に返り咲いたのは日本。
ただ日本も2015年以降はアメリカ債券を売っていたようです。
どちらも1兆ドルを超えるアメリカ債券を持っています。
アメリカ国債の海外保有比率の中で、中国と日本が占める割合はそれぞれ15~20%になるとか。(あわせて30~40%)
売っているとはいえ、まだまだ持ってますねえ。

こんだけ「売られた」と騒いでいるくらいだから、さぞかし金利は上がっているのだろう、とチャートを確認。

1年間のアメリカ国債10年物の金利チャート。

たしかに。
今年の秋以降、ぐいぐい騰がってます。
FRBによる利上げの話も影響があったのでしょうか。
国債金利が上がったので、政策金利を上げざるを得なかった、のかも知れません。
ただ、先日も書いたようにアメリカはこの7年間くらい政策金利をゼロ金利にしてました。
下に5年間のチャートを載せますが、その間にも国債金利は上げ下げしています。
あまり国債金利は関係ないのかもしれません。



5年間のアメリカ国債10年物の金利チャート。

5年間の金利の推移を見ると、2014年半ばの水準にようやく戻した、と言えそうです。
2012年とか2013年に何があったのか、調べてみたら、2010年にギリシャに端を発した欧州債務危機がスペインに飛び火した年が2012年でした。

先日ダウのチャートを載せましたが、アメリカの株式はここ10年(2008年のリーマンショック以降)、ほぼ一本調子で上昇しています。

たしかに、この数年の間に何度かアメリカに行きましたが、日本と同じくゼロ金利であるものの、景気が悪い、暗い、と言うイメージはありませんでした。
技術的(というかIT関連が多いけど、イーロン・マスクみたいな人もいるし)なイノベーションも盛んだし、それにあわせて起業も盛んです。
若い経営者がアメリカだけでなく、世界を相手の商売に立ち向かっています。

こういうところはアメリカの素晴らしい点だと思います。

















2016年12月19日月曜日

発症30日目

朝、晴れ。

発症から一ヶ月。
耳の聞こえの状態が良くなっている、と実感することはない。
右耳の閉塞感は、弱まっているものの相変わらずあるし、日によってその強さが変わる。
耳鳴りは退院時に比べると、これを実感する回数は少なくなったように思う。
ただ、生活が普段どおりに戻るにつれて、雑音が多くなっていることも影響しているような気がするので、なんともいえない。
ネットを見ると、発症一ヶ月で症状が固定化される、という意見も見かける。
入院時のN病院のお医者様は2~3ヶ月かかることもある、と仰っていた。
ここはN病院のお医者様の言葉を信じて、快方に向かうよう、祈る気持ち。
自分ができるのは生活のリズムを崩さないことくらいだが、そういった「ごく当たり前」のことが出来難い世の中だからこういった病気が増えてくるのかもしれない。

顔の吹き出物が一向におさまる気配がないのはどうしたことか。
抗生物質が今日で終わる。
あえて言えば、顔の皮膚のごわごわ感は、いくらか緩和されている気がしなくもない。
これは塗り薬(アクアチム)の影響か?

会社出勤。
まだ、激しくうるさいCRには入っていないが、一日中耳鳴りがひどく、人の声が聞こえにくい。
聞こえにくいのを、精神統一して聞こうとするので、会社から帰るときの疲労感がひどい。
このためか、気持ちがどんよりしている。
はやいとこ眠りたい。
思いかえせば、発症直前、睡眠が取りにくくなっていた。
横になっても寝付けず、一旦睡眠状態に入っても3時間ほどで起きてしまっていたように思う。
「睡眠」は、とても大事なことだとつくづく実感した。

薬は
朝、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ミノマイシンカプセル100mg 1個(抗生物質)
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ミノマイシンカプセル100mg 1個(抗生物質)

このように、退院後はあまり進展がありません。
その後も病院には通っていますが、聴力検査の結果は退院時から大きな変化がないのが実情です。
そうこうしているうちに、ブログに載せている日付とリアルの日付がほぼ追いついてます。
今後の病状記録は、進展があれば記すようにします。

2016年12月18日日曜日

2017年、トヨタがWRCに復帰

この週末は比較的天気が良かったです。その代わり、朝晩の冷え込みは強かったです。
この先の天気予報を見ると、来週後半にかけて気温がぐんぐんあがるようです。
冬用のアウターを20年ぶりに買い換えようかなー、と思っていた矢先だったので躊躇しました。
この冬、前半は暖かめ、後半の2月~3月が少し寒くなる、という見込みのようです。

ここ3週連続で為替がドル高円安にふれています。
毎週2円づつ進行しています。
とはいえ、昨年の今頃は1ドル=120~123円だったので、まだまだ昨年末の水準にすら達していません。



さて、話は変わります。
今週、トヨタが来年WRCに復帰する、というニュースがありました。
正確に言えば、来シーズンの復帰は既に決定事項で、今週はチームと出場する車の概要が正式に発表されました。
その一方で、既にVWが撤退を決めています。
2013年に復帰して以降、VWが無類の強さを見せ、今年も連続4度目となるマニュファクチャラーを取ったのに、残念ですね。
この4年間の勝率は82.6%だそうです。恐るべし。

来年のWRCにエントリーしているのは、シトロエン、ヒュンダイ、Mスポーツ、そしてトヨタ。
シトロエンはレギュレーション変更への対策として今年2016年の参加をマニファクチャラータイトル対象外のものにしていて、来年は本格的な参戦となります。
2016年はVWが強かったのですが、来年は普通に考えれば、シトロエンが強そうです。
対抗馬はヒュンダイです。
日本では韓国車メーカーの認識はたいへん低いですが、そんなことしていると足元すくわれますね。
ヒュンダイはWRCで確実に力をつけています。
キアもアメリカでは高評価です。(安全性や車の安定性、品質において。)

さて、トヨタのドライバーは、ユホ・ハンニネンと、昨年VWに乗っていたヤリマティ・ラトバラ
ハンニネンは余りよく知りませんが、ラトバラはベテランですね。
彼については、むらっ気が強いというフォードの頃のイメージが未だにあります。
VWに乗ってた頃は比較的安定しているようにも見えましたが、あれは車(VWポロ)がたいへんよく出来た車だったからではないかと思えます。(苦笑
トヨタの車(ヤリス)の戦闘力はまだ未知数なので、また上げ下げの激しいラトバラが復活するかもしれません。



2016年12月17日土曜日

発症26日目

朝、晴れ。地震。
顔の皮膚がごわごわ感つづく。
耳鳴りあり。
今日は通院。N病院まで1時間少々。渋滞がひどい。

前回、入院時の検尿で糖が出たので、再確認の採尿と聴覚検査。
1000Hz以上の高音領域はほぼ左耳と同水準まで回復。
それより低音領域は40dbまで回復していた。
実感としてはそんな風には思えないのだけど、数値化されるとちょっと安心する。
このまま固定化しないで回復して欲しいところだけど、どうだろうか。
考えてみると、高音だけ聞こえるのも不快感の一つになるかもしれない。
耳鳴りが鳴っていたり、高音だけ聞こえる中で左耳だけで「聞く」という作業に、慣れる日が来るのだろうか。早いところ回復して欲しいものである。

そのほか、先生に聞いてみたら、
  • 仕事は肉体労働じゃなければ可能。うるさいところは行かないほうがいいけど、どうしてもって場合は耳栓して。
  • 飛行機に乗るのは問題ない。
  • ダイビングは治ってからにしましょう。永久に出来ない、ってことはない。
  • 顔や首周りの吹き出物は、副作用によるものだから心配要らない、薬を出しときます。
吹き出物対策は、飲み薬の抗生剤と塗り薬(ローションタイプ=抗菌剤)を処方された。
他はアデホスとメコバラミン。
夕方、全身がだるい。

薬は、前日(発症25日目)プレドニンが最後だった。プレドニン無し初日。
朝、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ミノマイシンカプセル100mg 1個(吹き出物対策の抗生物質)
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ミノマイシンカプセル100mg 1個
塗り薬のアクアチムローションは朝洗顔後と夜風呂の後に、顔や首にぬりたくっている。

2016年12月16日金曜日

ブレの大きい日本市場と、慎重ながら強いアメリカ市場


FOMCでは大方の予想通り、0.25%の利上げでした。
イエレン女史のステートメントでは、来年の見通しは比較的楽観的であったように思います。
そして、新しく変わる大統領に関して、チクチク述べてました。
イエレン女史よりも、その周りの理事の来年の見通し、というよりも期待感に連れられて、来年の景気はこれまで以上に良くなり利上げペースが早まるのでは、という認識が広まり、為替が円安方向に進んでいます。
日本の株式や、ドル円はまさに「トランプラリー」と言っていいでしょう。
「ラリー」とは、かつて達した地点への「回復」のことを言います。


日経225 5年間チャート


USドル/円 5年間チャート



アメリカ株、ダウの場合は回復ではなく新しい段階への突入ですので、日本株とは少し意味合いが違うのかもしれません。

Dow Jones 5年間チャート

問題はその先に進むかどうか。
期待が大きければ、多少先に向かうかもしれませんが、いずれある場所で、トランプ氏の実力はどうか、と立ち止まって後ずさりする時期がます。
それはいつなのか。
・・・年明けかなあ。。

2016年12月14日水曜日

2016年最後のFOMC

アメリカではFOMCが開かれています。
利上げ、に踏み込むと予想されています。
今年景気の改善から、これまでも金融緩和策を徐々に解除する姿勢を見せてきています。
昨年末に続く利上げで、アメリカの景気回復を印象付けると共に、利上げによるデメリットを押さえ込むことに腐心しています。
イエレン女史は非常に慎重です。
FF金利は2008年12月に0.25%になって以降、長い低金利(実質ゼロ金利)の時期を迎えます。
FRB議長は2010年にバーナンキ氏からイエレン女史に交代。
ゼロ金利になって7年間の後、2015年12月に0.25%の利上げを行い、ゼロ金利からの脱却を果たしました。
これまでのところ、ニュースを見る限りでは0.25%の利上げは確定事項になっています。少なくとも市場はそれを織り込んで余りあるほどです。(NY株式は連騰を続け、Dowは20000ドルに届くのではないか、と言う声さえ聞かれます。)
来年以降の景気見通し、利上げペースについて、会議後にされるイエレン女史のステートメントが注目されるところです。
慎重なイエレン女史のことなので、明確なステートメントは出ないと思いますけど。

一方、日本は未だに異次元、というより「狂乱」の金融緩和を続けています。
日銀による国債買い入れは年間80兆円に及びます。毎年80兆円づつ、増えています。現在、日銀の国債保有は400兆円を超えており、5年たったら今の倍、800兆円!
(ちなみに、2016年末の国債発行残高は900兆円くらいになりそうです。)
日銀は国債ばかりで無く、ETFを利用して株式も購入してお金を市場に垂れ流しています。
大坂の輪転機がオーバーヒートしそうです。
しかし、これだけお金をつぎ込んでいる割には、景況感が改善している風ではありません。経済成長率も振るわず。
金利だけが異常に低い状態が続いています。
SBの孫社長のように、低金利の日本で大量のお金を借りて米国など海外で投資運用した方が効率が良さそうです。
ネット上では、お金ジャブジャブ状態と表現され、「ハイパーインフレ」の危険を説く人が5年以上前から存在していたように思いますが、一向にそうなる気配はありません。
見方によっては、日銀の取り組みは自転車操業をしているようにも見えます。今の金融緩和策の出口が全く見えないからです。

日銀はできる以上のこと(本来なら禁じ手の手法)に手を出してますが、政府、首相が手をこまねいて何もできないというより、自らは何もしていません。
(日銀に文句を言ったり、経団連に、賃金上げろ、内部留保減らせ、という要求はしているようですが、これは政治とは違います。自分で出来ないことを、他所になすりつけているだけです。)
しかし、口だけはのらりくらりとしながら達者です。
世上、これを「アベノミクス」と呼んでいることに、激しい違和感を感じます。
為替が円安に振れたおかげで株価は上がったかもしれませんが、景況感は上がっていません。
デフレを克服すると、首相も黒田君も高らかに言ってましたが、未だに実現できていません。
小泉政権の途中くらいから「格差社会」がクローズアップされ始めて、安部政権ではその格差が拡大しています。
世の中には、それはエネルギー価格の低下が原因だとか、日本人に浸み込んだデフレマインドのせいだという人がいます。
エネルギー価格の低下は本来家計への負担を和らげ、エネルギー以外のものに消費が向かいます。
よくアメリカで公表されているガソリン在庫等の統計を見れば、エネルギー価格低下とデフレを関連付けることが見当違いな事が良くわかります。
デフレマインドのせいと言いますが、本来これを変えるのが政治の役割です。

民進党など野党は妥当な安部政権批判をしているようですが、いつもと違ってマスコミが取り上げないため、世間では「しかたないねえ」という雰囲気になっているのかもしれません。
普通(というか今まで)なら、ここまで何もやらない、結果を示せない(むしろ悪化している)場合、首相や政権政党に対しマスメディアは苛烈に攻撃していたと思うのですが、安部氏が首相になってから、さっぱり変わりました。(時折、安部氏を賛美する記事を見かけますが、これには驚きます。)
以前の自民幕府末期には、将軍の顔が1年毎に変わっていた時期がありました。
今は、打って変わってマスコミが政府権力におもねった活動をしています。
自民党が政権をとって以降、世界の中で、日本の報道の自由度が非常に低くなっていて、ブラック国家に転落したといっていい状態になっています。
(2016年は180か国中、72位。民主党政権時2010年は11位)
中の人にはその自覚がないところがまたすごいです。
一体、どんなからくりなんでしょうか。

2016年12月13日火曜日

ボーナス

表題に反して、自虐ネタです。
うちの会社も冬のボーナスが出ました。
ありがたいことに、
「ボーなし」
ではありませんでした。

とりたてて、今すぐお金をかけて欲しいものはないので、しばしの間、銀行の肥やしになりそうです。
このさいだから定期とか個人国債とか設定しておくか。

さて、2011年以降の給料明細をエクセルにまとめているのですが、ここ1年の所得は過去5年で最低水準です。
所得は右下がりのような。
月々の所得税も下落中で、現在1万円程度です。
給与 手取り額の月平均推移

この理由として、大きなものは残業規制と昇格にあるんじゃないだろうか、と考えています。
残業規制が年々厳しくなっていったため、それに応じて残業代が低下し給与額が下がっています。
あと、うちの会社は係長とか課長と言うような名前はなく、クラス(等級)分けされています。
たとえて言うなら、9級⇒1級みたいな感じ。
1年前にクラスが上がって、残業代が付かない身分になりました。(といっても仕事内容は平社員と同じです。)
土日に出勤しても、残業代は付きません。

というわけで、この時に給与額が下がったのではないかと。
その分ボーナスが増えていればいいのですが、ここ数年は横ばい。
今年は景気がいい(と社長は言っている)ので、下がってはいない(減額されていない)だけのような。。。。
一般的な会社員の所得額は、自分の年齢あたりがピークのような気がしますが、どうなんでしょうか。
自分の場合は、上の記録には残っていませんが、10数年前にピークがあって、その後はゆるやかに右下がりになっているような気がします。理由、激しく残業代が付いてたから。
社内で自分の給与額を同僚に見せたら、その少なさにドン引きされました。
トレンドは右下がりなのに。。。あぁ。。。orz


2016年12月12日月曜日

ブログの引っ越し

実は2016年12月から、当Bloggerブログへの引っ越しをしました。
もともとは2003年4月13日から始まったHPの記事(ブログ的なサービスがあった)が最初で、そのサービスが停止になったため2005年10月18日から同じ会社のブログサービスを利用し始めました。
そして2016年11月末までの約13年半の記事数はトータルで2495件でした。
単純に計算すると、年間185件、月間約15件、ということになります。2日に1件書いてるペースか。

以前のブログサービスは無料でしたが、広告もなく、使い勝手はよかったのです。
惜しむらくは、無料のコースでは容量制限(2GB)があるため、あまり多くのサイズの大きな写真を貼れ
ませんでした。13年半で消費した容量は1Gちょい、55.3%です。
新しいブログサービスを探した結果、Bloggerにたどりつきました。
ちなみに候補の次点はLivedoorブログでした。

記事そのものは引っ越し済みですが、まだその多くは未公開になっています。
文字だけの記事であればすぐに公開可能ですが、写真データはサーバーが違うので差し替える必要があります。
これも正確に言えば、以前使っていたサーバーへのリンクが張ってあるため、差し替えなくても今すぐに不具合があるわけではありません。
ですが、いずれ、前契約も切れるかもしれないので、差し替えながら公開する作業をしています。
少しづつ過去記事が増えていくと思います。
とはいえ、2500もの記事なので、1日10件づつやっても250日かー。気が遠くなるなあ

以前使っていたブログサービスの更新は来年以降、月1か季1くらいの更新へフェードアウトしていく予定です。

2016年12月11日日曜日

コンテンツブロック

Bloggerのデザインの件、コンテンツブロックを解除したら普通に表示されました。

矢印のところが青くなってた。


何がブロックされているのか、そこが分からん。
ただ、一度解除すると、次回アクセス以降は普通に表示されてます。
むむむ。

前のトラブルは、知らないうちにブロックを許可したということかな?

2016年12月10日土曜日

Bloggerのデザインがおかしい。

Bloggerのデザインがおかしい。
右横のサイドカラムが本文の下に落ちてしまいます。
何度もやり直したり、htmlを見直したりしていますが、原因が分かりません。
数日間は問題なかったんだけどなあ

発症21日目

朝、雨。
昨晩から顔の皮膚がごわごわする。


朝、鏡を見ると顔中が赤い吹き出物だらけ。気持ち悪い。
にきびが出るような脂っこいものは余り食べてない。
ネットで調べると、ステロイド治療にはつきものらしい。いわゆる副作用。
ステロイドというのが、炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があるが、これは当然のことながら細菌に感染しやすくなることを意味する。結核とか、角膜炎(いわゆる、ものもらい)、マイコプラズマとかには注意が必要らしい。
ニキビも、皮膚にいつも存在している菌(アクネ菌)が毛穴に詰まった皮脂に繁殖して起こるものらしい。免疫力が低くなると繁殖が促進されて、ニキビ(自分の年齢では「吹き出もの」という)として発症する。
にきびはステロイド投薬中に起こる場合、終わってから起こる場合、いろいろあるようだ。
ステロイド終了後、1ヶ月から2ヶ月、長いときには半年かかって正常になる、跡が残る、など。
知れば知るほど、げんなり。

この他、プレドニン(=ステロイド)の副作用は以下のようなものがあるそうです。
  • いらいら感、不眠
  • 消化不良、下痢、吐き気、食欲増進、食欲不振
  • にきび、肌荒れ、毛深くなる、頭髪の脱毛
  • 生理不順、むくみ、血圧上昇、体重増加
  • 脂肪の異常沈着(顔がふっくらする、肩やおなかが太る)
  • コレステロール値の上昇、低カリウム血症
そして以下は自分の場合に当てはめたところ、

いらいら感はなかった。
下痢や吐き気、食欲の変化はなかった。
にきび、絶賛発症中。
高圧酸素治療では必ず事前に血圧を測るのだけど、結構血圧高かった(高いときで上が150の下が100。普段は130の80~90くらい)
体重増加はない。というかコントロール中。

今後も注意深くモニターしたいところではある。
とにかく、脂っこいものはなるべく避けよう。
耳鳴り、いつもよりちょっときつい。
終日家、読書。

薬は
朝、プレドニン 5mg 2錠、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ファチモジン20mg 1錠


ル・グウィンの『ゲド戦記(4)帰還』読み終える。

前半かなり骨が折れたことは既述の通り。
後半、それも残り1/4辺りから急に流れが変わったように思う。
ゲドが戻ってきて、テナーとの心の通い合いの場面以降、読む側がほっとした気持ちになって読んでいける。
それまでの展開や場面が、灰色と言うか、暗い影がいつも付きまとって、救われない気持ちになっていたからだと思う。

『ゲド戦記』は、図書館では子供の書棚においてある。
でも、どう考えても子供にはこの話の全てを理解するのは無理だと思う。
大学生以降向け。
ちなみに、この巻のゲドのイメージは、自分の中ではモーガン・フリーマンだった。

























2016年12月7日水曜日

欧州の震え

今朝はこの冬一番の冷えだったんじゃないでしょうか。
とっても寒かった。最低気温は明け方の1.2度!





先日、ネットの記事にジム・ロジャースのインタビューが載ってました。


...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。


「ジム・ロジャーズ氏「日本株も円も買わない」


――2017年、世界経済はどう推移するでしょうか。
 心配だらけだ。中国が債務国になるだろうし、欧州では政治的な混乱が避けられない。
おそらく、いくつかの国、いくつかの大企業が破綻するだろう。
サプライズの多い年になる可能性があるように思う。


大西 康之


...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。



中国が債務国になる、と言う辺りから眉唾で、欧州の混乱は来年じゃなくて、今、まさに起きているからなあ。
ブレグジットはサプライズじゃない、とか言いそうですね。この爺さん。

先週末、欧州では大きな投票が2ヶ所でありました。

ひとつはオーストリアの大統領選。これはリベラル・緑の党のファン・デル・ベレン氏が得票率53.6%で、極右・自由党のホーファー氏を上回り、勝利。
負けたホーファー氏はアメリカの成金みたく、「オーストリア・ファースト」を掲げてたこともあり、選挙前のマスコミには「極右政権誕生か?」というノリの報道が目立っていました。

もう一方は、イタリアの憲法改正に対する国民投票。
これはイタリアの首相レンツィ氏が、イタリア政権の政治基盤の弱さが憲法にある、としてこの改革を国民に訴えたものでしたが、結果はあえなく敗北。(賛成40.9%、反対59.1%で改正案を否決)
これを受けてレンツィ首相は辞意を表明しています。
経済ニュースを見ると、不良債権問題でかなりやばいことになっているイタリアの銀行団および、イタリアの経済を立て直せるのはレンツィ氏しかいない(*)、と見ている向きが多かったので、この結果に懸念を示している報道が多いです。

*大和総研のレポートを読むと、イタリアの銀行の総支店数は3万、従業員は15万を超えるのだとか。加えて不良債権問題や、マイナス金利でイタリアの銀行の経営は綱渡り状態らしい。公務員が過剰だったギリシャに似ている。少子高齢化が進む割に、生産者の若年層には厳しく、非生産者の高齢者保護は厚いというバランスの悪さを見せる日本もいずれたどる道、と考えていたほうがいい。

んー、、、、そう考えるとジムの言う、日本株も円も買わない、っつーのは間違ってはいないかもだが、彼の話はもっと近い目先の話だから、ちょっと違うな。

彼の言う「いくつかの国、いくつかの大企業が破綻するだろう。」の震源地は欧州なんでしょうね。





2016年12月6日火曜日

パスポート残存期間についてのお知らせ

会社から一通のメールが来てました。
件名は、
「パスポート残存期間についてのお知らせ」

実は、今のパスポートは10年間有効のもので、自腹で取得したものです。
その前のは、初海外が初海外出張だったので会社払いで取得したんですが、その後、熊本への転勤や、仕事上海外に行く機会がなくなっていて私的な旅行で海外に行くことのほうが多かったので、自腹で取得しました。


初めて取得したパスポート。(1996年~2006年)
使用済みを示す、穴が空いてます。「VOID」と読める。


パスポート情報は海外出張時に必要なので、会社に届けてあります。
その情報から、自動メールで残存期間についてのリマインドがなされたようです。
残り8ヶ月未満で案内が来るようです。
日本のパスポートの場合、パスポートの有効期間の残存期間が6ヶ月以下だと入国できない国が結構あります。
中国とか、シンガポールとか。
仕事で行きそうな国なので、これはいけませんね。
シンガポールは査証スタンプを押すページの余白が3P以上ないとダメ、って規則がある。細かい。
台湾、韓国は残存期間3ヶ月以下でNG。
アメリカ、イギリス、ドイツは帰国時まで有効であることが必要。(ビザなしで滞在できる日数が上限になりそう。90日とか6ヶ月とか)
仕事以外では、パラオとか、バリ(インドネシア)とか、6ヶ月以上必要。

・・・うん、これは早めに更新した方が良さそうだ。
切替申請では有効期限が1年未満になっていればいつでも可能です。


申請時に必要なもの
  • パスポート
  • 旅券発給申請書
  • 戸籍抄本、謄本
  • 写真

受け取り時に必要なもの
  • 手数料
    5年用 … 11,000円(収入印紙9,000円+収入証紙2,000円)
    10年用 … 16,000円(収入印紙14,000円+収入証紙2,000円)
     収入印紙は郵便局、収入証紙は熊本県の場合、区役所区民課で購入可能。


年末だしなあ。
たぶん更新は年明けかなあ。


2016年12月5日月曜日

突発性難聴における、高圧酸素治療

熊本市内には、「酸素カプセル」という名のサービスを行っているお店がいくつかあります。
実は自分は過去にこれを受けたことがあります。
これら、(医療目的ではない)一般的なサービスではカプセル内でただ寝ているだけです。
カプセル内の気圧は1.3~1.5気圧くらいになっているようです。
加えて、100%酸素、といことでもないようです。
今回、自分が受けた高圧酸素治療は、見た目は同じような感じでした。
カプセルの中に入って寝たままでいるだけ、という点も同じ。
違うのは、一般的な酸素カプセルよりもよりも高い圧力(自分の場合は2気圧)を加え、100%酸素を吸入すること。
これにより、酸素不足の臓器・組織を改善させる治療法です。
自分の症例の突発性難聴以外に、一酸化酸素中毒、腸閉塞などの疾患に対応しているそうです。


高圧(2気圧)下の時間は、自分は1時間でした。
圧力上昇、下降が、あわせて30~40分程度あります。カプセル内にいるのは、この2時間弱だけです。
酸素100%のために、静電気による発火リスクが極めて増大するため、カプセルに入る前に綿100%の専用衣に着替える必要があります。
身に着けている金属物(指輪、腕時計、ピアスなど)のチェック(何故か知らんが、コンタクトもダメらしいです)等、もろもろあって所要時間は2時間~2時間半くらいでした。

入って最初の20分くらいは圧力を上げています。
ダイビングで「沈降」している感じです。(2気圧ということは、水深10mの圧力に相当します。)
最初、入る前と加圧中(カプセル内に音声が通じるマイクがある。)に、くどいくらい「耳抜き、大丈夫ですか?」と聞かれました。
「ダイビングやっているので、大丈夫です」と言ったら、聞かれなくなりました。
鼻つまんだり、あご動かしたりして耳抜きしつつ、加圧時間を過ごします。

カプセル内はひたすら暇です。
私が通っていた病院ではカプセル内からテレビが見れるようになっていたため、テレビ見てました。
ただ、半分も見てなくて、ひたすら(良くなれ~、良くなれ~)と暗示をかけながら深呼吸してました(笑

突発性難聴とは何か、の項でも書きましたが、この病気は治療法が確立していません。
その中で、薬剤投与以外の血流改善策として、この高圧酸素治療が用いられているようです。

肝心の「改善効果はあったか」という点については、自分の場合を考えても良く分かりません。
ただ、酸素治療を行っていた頃と行っていない今を比べると、聞こえ具合の改善のスピードが少し違うような気がします。
でも、数値化できないし、天候のせいじゃないかとか、少しづつ減らしているステロイド剤の影響じゃないか、と言われても反論できないので、結論は出ません。
やらないよりは、やったほうがいい、というのが感想です。

外来通院時の高圧酸素治療費(単体)ですが、2980円/1回(3割負担)でした。

2016年12月4日日曜日

AI記者

ちょっと前(2週間前くらい)の「エコノミックニュース」に、中部経済新聞の日本初AI記者による新聞記事、のことが書いてありました。
既にアメリカのAP通信社では3ヶ月で3000記事くら作成しているらしいし、英国プレス社もAI導入を検討中らしいです。
そういえば、AIによる小説のニュースもありましたね。


>日経「星新一賞」に、AIによる小説が応募


AIが自然言語をこねくり回して作成するという作業において、なかでも日本語は、なかなか難しい言語だと思います。いずれ、AIは俳句とかを詠める日がくるのでしょうか。

そもそもAIに「個性」というものが存在できるのか?そして、「創造」という作業ができるのか。

ま、実際、ニュース記事や小説を書いているんだから、「創造」していると言えば、言えなくもない。
ただ、結局のところ、「人まね」になるような気がするんだけどな。。。


発症19日目

朝、晴れ。寒い
ひょっとしたら少し耳の具合がいいかも。
聞こえているかというと、そうでもない(閉塞感はある)のだが、退院時に比べたら少し良くなっているような気がする。

家にいるときはもっぱら読書。
図書館で借りたのは、ル・グウィンの『ゲド戦記(4)帰還』、『同(5)ドラゴンフライ』(岩波書店)、赤松明彦著『楼蘭王国』(中公新書) 
現在、『ゲド戦記(4)帰還』を読んでいる。舞台はゲドの故郷ゴント。
但し、ゲドは魔法を使えなくなっていて、山に引きこもっており、この巻の主役はかつてアチュアンの巫女だったテナーと、恐らくテルー。
オジオンが亡くなり、ゲドも耄碌していて、さらにまるで現代の悲惨でおぞましい事件の被害者のような少女テルーを背景に、全体に冬のような沈んだ雰囲気が漂う中で、読み進めるのはなかなか骨が折れる。

薬は 
朝、プレドニン 5mg 4錠、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ファチモジン20mg 1錠


2016年12月3日土曜日

発症17日目

朝、晴れ間あり、曇り。
耳の具合は変わらず。
散髪に行く。
夜、耳鳴りがひどかった。

薬は、プレドニンがこの日から4錠
朝、プレドニン 5mg 4錠、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ファチモジン20mg 1錠




2016年12月2日金曜日

発症15日目(退院3日目)

朝、曇り。耳鳴りは相変わらずひどく、頭が重い。
耳の具合は変わらず。
治療のため、普段会社に行く時間よりも早起きしてる。ただ、その分、早寝しているので眠気がひどいとかはない。
自宅から日赤までの道筋は渋滞がひどく、会社に行くよりも時間がかかっている。
帰ってくるのは午後、夕方近く。図書館に寄ったら、今日は休館日だった。

薬は
朝、プレドニン 5mg 6錠、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
昼、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠
夕、アデホス顆粒 1包、メコバラミン 0.5mg 1錠、ファチモジン20mg 1錠

プレドニンは退院翌日から3日間6錠、その後。3日づつ4錠、2錠、1錠と漸減しつつ、つづく。

会社は入院以降、休んでいる。8か9日目くらいか。復帰は治療が終わってからになるだろう。
となると、11月いっぱいは休みになりそう。






2016年12月1日木曜日

女性の政治家

12月になりました。上のトップ画像変えています。一ヶ月ちょい遅れですが、稲穂です。
(撮影は今年の10月10日でした。)
今年、熊本の作況指数は「やや良」になる見込みだそうです。
大地が裂け、水が止まったほどの、大変ひどい地震があって、作付け面積は減ったけど、夏の天候が良かったため収穫量は前年並みになった模様です。
肥後のお百姓さんの、並々ならぬ負けん気もあったと思います。
たしかに、どこの田んぼの稲穂も、重そうに垂れてましたねえ。

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今日の毎日新聞のサイトに、こんな見出しがありました。

『小池都知事 「現状維持は衰退だ」』

小池さんは、あまり好きな政治家ではありませんが、この言葉は良いですね。
今年ほど、女性政治家が台頭している年はないように思いました。

ミャンマーのアウンサン・スーチーさん、
イギリスのテリーザ・メイ首相
台湾の蔡総統
小池都知事
アメリカの大統領候補で国を二分した、ヒラリー・クリントンさん
現在隣国ではスキャンダルになっていますが、あの(保守的で儒教文化の強い)韓国で初の女性リーダーとなった朴 槿恵(クネ)さん(少なくとも、スキャンダルが報道される前は強いリーダーシップがあったと思います)
今では普通の風景になってますが、アメリカのFRB議長イエレンさんも活躍中です。

国や大都市のリーダークラスの政治家に、男も女もないでしょうし、むしろ新しい視点で政治を動かしていく、という点では従来の(男ばかりの)政治家にはないものを期待したくもなります。
つまり、世界中が眼には見えない閉塞感を感じているからこそ、何かしらの変化を求め、女性政治家に期待するところが大きいのでしょう。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

われわれの生まれてきた世界は、無慈悲で残酷である。
そして同時に、神聖な美しさを持っている。
生きることは意味があり、そして意味がない。
私は意味が優勢となり戦いに勝つことを切望している

現状維持は衰退だ、

戦い続けるかぎり、負けてはいない。


・・・何故だか、心理学者の言葉と、とある国の地方首長の言葉と、漫画キャラクターのセリフとがひどくリンクして、自分に言われているような気が、した。






突発性難聴とは何か

以下は、2016年11月時点での情報です。

改めまして、私のかかった「突発性難聴」について、調べて見ましたが、原因や治療法はよくわかっとらん、と言う状況のようです。

よく言われていることは、ある日突然、何の前触れもなく、耳が聴こえなくなる病気で、原因や病態は未だに不明、ということ。
過去には難病指定されたこともあるようですが、現在では、「難病医療費助成制度」の対象とはなっていません。
但し、原因が不明であるため、厚生労働省難治性疾患克服研究事業の研究課題の疾病のひとつになっています。
「難治性聴覚障害」のいくつかある病気のひとつ。

難病情報センター サイト内、『平成28年難治性疾患政策研究事業 研究課題一覧表』ページへのリンク↓
http://www.nanbyou.or.jp/entry/5312#02

つまり、突発性難聴自体の原因はいまだ研究段階、ということです。
自分が入院中にお医者さんに言われたのは、

  • 約3人に1人は完治しますが、3人のうち2人は治っても後遺症が残るか、あるいは全く治らない、という厄介な病気だということ、
  • 発症後早く治療すれば、治癒率は格段に上がること、
  • 若ければ治癒率があがること、(自分は若い、と言われた?)
ということでした。

とはいえ、上記リンク内の突発性難聴の項に記載している治療法についても、「どの治療法が有効かは判明していない」とされています。
かといって、まったく当てがないといわけではなく、いくつか試した中でどれが効果があったのかがわからない、ということのようです。


(厚労省 難治性疾患政策研究事業 研究課題一覧の記事より抜き出し クリックすると多少、大きくなりんす)

ちなみに、国が支援を含めた対策を行っている「難病」とは

  1. 原因不明、治療方針未確定であり、かつ、後遺症を残す恐れが少なくない疾病
  2. 経過が 慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず介護等に著しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病
に該当する必要があります。
突発性難聴の場合、1は該当しそうですが、2は難しいですね。特に、「介護等に著しく人手を要するために家族の負担が重く」と言う部分には当てはまらない、と思います。