2015年2月10日火曜日

スイスフランの「ふたはずし」

2月も1/3が過ぎました。
先月、2015年の1月はずいぶんと暖かかった気がします。それが先週末くらいから急激に冷えて、昨日、今日は凍えました。
寒いのは苦手です。
先月暖かかった影響は車の燃費にも現れてました。
燃費の話は別項で。


少し経済の話。
いまさらですが、先月のスイス中銀による、スイスフランの「ふたはずし」の影響はすごかったです。
ここ3ヶ月のスイスフラン/ユーロ のチャート。



過去5年ではこんな感じ。

FX業者の瞬殺、が相次いだらしいです。(FXはForeign eXchange 外国為替。証拠金取引業者のこと)
為替の動きに関して、トレーダー(というかヘッジファンドマネージャー?)と、国家の中央銀行がしのぎを削った話としてイギリス中銀(イングランド銀行)とソロスの話が有名です。
結果的に英中銀はソロスに負けた、ということになっています。(ソロスは「イングランド銀行を潰した男(The man who broke the Bank of England)」と呼ばれています。)
ことの善悪は別として、身の回りにあるお金の価値が、ある特定の個人によって左右され得ること、国家はこれを守ることが出来ないということ、をさらけ出した出来事でした。
(国が通貨価値=国の経済を無理くり守ろうとして時代の流れと逆行した、と言うような解説もありますが、果たしてどうでしょうねえ)


さてスイスフランとユーロ。
欧州で通貨がユーロではない国はずいぶん減りました。
イギリス・ポンド
デンマーク・クローネ
スウェーデン・クローナ
ノルウェー・クローネ
チェコ・コルナ
ポーランド・ズウォティ
他、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアなどが非ユーロ国。


フィンランドもユーロ。バルト三国もラトビアが昨年1月、リトアニアがつい先月2015年1月にユーロへ移行で三国すべてユーロ。


0 件のコメント :

コメントを投稿