2016年9月13日火曜日

国東半島を巡る旅(2016夏) その1

昨年の夏に、戦跡および磨崖仏めぐりで国東に行きました。
大分出身とは言っても、南海部(佐伯)出身なので、県北事情には疎いのです。
故郷再確認、と言う意味合いで国東に言ったのですが、ことのほか満足度が高かったのでした。
で、今回もまた行くことにしたのですが、きっかけはこれ。






これはラッキー、とばかりに4000円割引クーポンで一泊ドライブ旅行してきました。

昨年に引き続き、往路のルートは↓





昨年に引き続き、こちらが往路のルートになります。
まだ、阿蘇や小国付近には通行止めの道路が何ヶ所かありますが、今回のルート選びでは全く影響ありませんでした。



今回旅の日程は7月30日~31日。
出発したのが7月30日の朝8時。
平均17.9km/Lという表示は会社通勤での前の晩の帰路のデータ。夏場はこんなものです。ガソリン残量は45Lタンクの四分の三弱ですが、まあ二日間無給油で行けるだろう、と言うのが旅前の読み。
朝8時から既に30度近く、暑い日でした。



(2016.7.30 筧城跡伝承地碑 by α6000 E 16-50mm 16mm F 4.5 ISO100 1/60)

最初の目的地は旧千燈寺跡だったのですが、行きがけに昨年行き損ねた「筧城跡」に寄りました。
筧城は、都甲荘に移ってきた際に吉弘家が拠点とした場所として伝わっており、かの吉弘鑑理やその子高橋紹運、さらにその子の立花宗茂が生まれ育った場所でもあります。
正確にはいまだ筧城の場所は確定していませんが、戴星学園の裏にあるこの場所が「堀の内」という地名で、城(というか屋形)があった場所として有力候補になっています。




(2016.7.30 千燈岳 by α6000 E 16-50mm 16mm F 11 ISO100 1/125)
千燈岳




(2016.7.30 旧千燈寺駐車場 by α6000 E 16-50mm 16mm F 11 ISO100 1/125)
千燈岳の中腹に旧千燈寺があります。







(2016.7.30 旧千燈寺駐車場付近 by α6000 E 16-50mm 16mm F 8.0 ISO100 1/100)
旧千燈寺のすぐそばに駐車場がありますが、そこに至るまでの道は狭いです。




(2016.7.30 旧千燈寺伽藍跡 by α6000 E 16-50mm 16mm F 4.0 ISO500 1/160)
駐車場の奥に進んで右に登って行くと、伽藍跡があります。
今では伽藍はなく、ひっそりした中に一対の仁王像が立っています。




(2016.7.30 旧千燈寺仁王像吽像 by α6000 E 16-50mm 16mm F 4.0 ISO1250 1/160)
国東半島には石の仁王像は数多くありますが、このように石板に掘り込んだ形の仁王像はココだけじゃないでしょうか。全国でも珍しいとおもいます。

旧千燈寺は国東のお寺の中でも最も古い寺と言われており、718年創建といいますから平安時代の前、奈良時代のものです。



(2016.7.30 旧千燈寺仁王像阿像 by α6000 E 16-50mm 16mm F 4.0 ISO200 1/60)
1300年の時を超えて寺の主は麓に移りましたが、この仁王像は
驚くほど生き生きとしており、今でも寺域を守護しているように見えました。




(2016.7.30 アジフライ定食 by α6000 E 16-50mm 34mm F 5.0 ISO320 1/60)
旧千燈寺を巡ったあたりでちょうどお昼時でしたので、そのまま県道31号を海岸線まで出て国道213号を東に行くと道の駅くにみがあります。
ここでご飯にしようかと思ったら、レストランが満席。道の駅の道向かいに喫茶店があったので食事しました。アジフライ定食。アジフライがふわふわでおいしかったです。
ちなみに自分は魚のフライにはお醤油派なので、ソースはいらなかったなー
これにカボスがあれば、、、



(2016.7.30 道の駅くにみ裏海岸 by α6000 E 16-50mm 16mm F 11 ISO100 1/400)
道の駅くにみには海水浴場やキャンプ場があります。夏と言うのにがらがらです。めちゃくちゃ穴場やん。
海の向こうに見えるのは姫島です。









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