2020年6月13日土曜日

6月13日、曇り、雨、7時起床25℃。【OutLandePHEVの1年点検に行きました】【映画「知りすぎていた男」を観る】 【「残された人々」(アレグザンダー・ケイ、内田庶訳)を読みました】【ネットニュースの記事。】【SARS-CoV-2関連】

6月13日、曇り、雨、7時起床25℃。

朝から重く暑い空気です。朝食(バナナ&野菜ジュース)を食べつつ、TVを観ていました。

天気予報では高い降水確率でしたが、今朝はあまり降っていません。
午後、夕方以降は激しく振り出し、そこから終日雨で、小康を得たのが夜の22時過ぎ。
まとまった激しい雨でした。

【OutLandePHEVの1年点検に行きました】

1年点検でしたので、9時半過ぎに家を出て、10時過ぎにディーラー様に到着。

エンジンオイルの交換、ワイパーのゴムを変える、という説明があり、駆動用のバッテリーのチェックは?と聞くと

二日間預からないとできない、そうです。え?

三菱電動車両サポートに入っていますが、年1回のバッテリー容量測定がサービスに付帯されますが。

三菱電動車両サポート


あとディーラー様での容量測定は、このサポートから郵送されるクーポンが必要です。

しかし、なーんと。二日間預けるとなると、代車も必要です。
それを一旦、1年点検の予約した時に、容量測定もするんですよね、と聞いたときに説明くださいよ。(もー怪しからん)

点検でタイヤ溝も含め特に異常なく、PHEVシステムを中心としたコンピューター診断も異常無しとのこと。小雨だたせいか、洗車サービスもなく、充電もされてなく、自宅を出るときほぼ満タン(EV54km)でしたので、道のり13km走行し、ディーラー様についたときは(EV54→44km)

何もない尽くしですが、メンテナンスパックのハーティーサービスにはいっているせいで、かかった費用はゼロ円。

10時に行って事前説明では16時まで、とありましたが、結局11時半に終わりました。

1年点検@1時間半。
EV44→43kmへ。





ディーラー様に行くときに少し降ったくらいでした。帰りもそんなに降っておらず、図書館に行き、本を返却しました。

そのまま、以前は良く行ってた、大江のスタバにもよらず、買い物袋をわすれたので、買い物にもよらず帰宅。
ディーラー様~図書館~帰宅までEVのみで十分いけました。(EV43→23kmへ)ODOは+15km

【映画「知りすぎていた男」を観る】


先日も書きましたが、今週、会社から帰宅後、ヒッチコックの「知りすぎていた男」を観ました。NHKで放映されていたのを録画。

「知りすぎていた男」を知らなくても、「ケ・セラ・ケ・セラ」、というフレーズを知っている人は多いだろうと思います。先日も書きましたが、ドリス・デイの伸びやかな声がとっても素敵です。
  

下はYoutubeからの取り込み共有です。映画の最終盤です。
白髪の小太りのおっさんはどこかの国の首相。彼が暗殺されかかったところをドリスデイが救います。その犯罪に巻き込まれて、ドリスデイの息子が誘拐されています。
この首相の暗殺の黒幕が、この国のイギリス駐在大使。オールバックの男です。
大使館に子供が拉致されたので、首相が英国を離れる前に連絡を取って、命を救った件であいさつをするという名目で大使館に乗り込みます。

ドリスデイの役回りはアメリカの田舎で医者をやっている男と結婚した英国の有名歌手だった妻、という設定。
映画の序盤、夫がフランスのパリで開催された学会にでたついでの家族旅行であふりかの当時フランス領だったモロッコに立ち寄り、いろいろあるうちに、要人の暗殺を知り、息子が誘拐され
イギリスに乗り込む夫妻。

BloggerもYoutubeもgoogleの運営なので、取り込みが簡単でした。




 【「残された人々」(アレグザンダー・ケイ、内田庶訳)を読みました】

今日、図書館に返却しましたが、「残された人々」を読み終えました。

雰囲気は暗いですが、おススメします。特に今の若い人はアニメよりもこっちがお勧め。
東日本や熊本地震を経験した人にも特に。
暗い雰囲気とか、共感というか理解できる部分が大いにあるんじゃないか、と感じます。
アニメの明るさとのギャップに驚くと思います。




現在、NHKの日曜夜、月曜深夜に「未来少年コナン」というアニメを再放送しています。

今から40年以上前、私が小学1~2年生の頃、放送されていたアニメです。
1st ガンダム、もその頃、放送始まった頃でしたね。ガンダムの直前にコナンがあった気がします。

そのコナンの原作と呼ばれているのが、この「残された人々」です。

原作と言っても、アニメのコナンと比べて大きく雰囲気が違います。
登場人物のうちこの原作に、コナン、ラナ、ジムシィ、は現れますが、ジムシィはややポジションが違います。
アニメで登場した、コナンを育てた「おじい」は出てきません。
「残され島」は緑溢れる島ですが、アニメでは超兵器が使われた戦争があった2008年7月以後あった大異変から20年後、と言う設定。原作は大異変から5~10年くらいしかたっていません。コナンがいた島では緑の回復もほとんどありません。岩だらけ。

コナンは原作では、戦争や大異変が起こる前から、ラナと知り合いで、お互いの存在を知っています。アニメほどの超人的な体力の持ち主ではありません。ですが、この世界では珍しい、健康的な体を持っています。
新しい時代を背負う若い人間として十分。

原作のストーリー始まった時点で、コナンは10代の後半に近い年齢です。大異変で小さい島に一人、5年ほど一人で暮らししています。「おじい」はいません。
アニメは10代前半だと思います。

ラナは、アニメと同じく、鳥や、祖父のブライアック・ロー博士(アニメでは「ブライアック・ラオ博士」)とテレパシーで話すことができる、特殊能力を持っています。

また、アニメではラナはインダストリアに拉致されますが、原作ではハイハーバーから一歩も外に出ていません。アニメより、敵(新社会)に対する負けん気が強い少女です。

原作では、アニメ同様、大きな戦争(超磁力兵器は登場しません)が起きた地球での戦争による、地殻の変動や環境破壊が起きて、人類が限られた土地しか残されておらず、文明から見捨てられた後の世界を描いています。
が、アニメより、悲壮感と残された人類の、孤独感が強いです。

原作でも、戦争後の地球は大異変によりわずかな土地を残し、大部分が水没してしまって、高度な産業技術も失われています。いんだすとりあではごく一部の人間が権力を握り、ハイハーバーなどから労働力として人間をかきあつめ奴隷としてあつかっているようです。アニメにあるような点数も存在しているようです。

そのような中で、「新社会」と呼ばれる、インダストリアの新しい社会組織が、人類の支配を企み、失われた技術を蘇らせる、鍵となる、ブライアック・ロー博士を探し、ハイハーバーの支配のために、ダイス長官を送り込み、ダイス長官は、ヴィールスをまき散らし、ハイハーバーの人々を脅します。アニメで出てくる同名の貿易局員のダイスとは性格が大きく違い非道です。

ハイハーバーには、ラナの叔母、ブライアックロー博士の娘メイザルと、その夫で医者のシャンがいて、新社会になびかない、別の自由の街としてハイハーバーの独立を守っています。
ハイハーバーには、いんだすとりあに奴隷として取られていった人々の余りの若い人間、が多く、アニメに比べ登場する人間の年齢層が薄いです。ジムシイはハイハーバーの住人です。

アニメと比べると、戦争と地殻変動後から5~10年しか経っていないため、まだ社会の復興が途上、という印象が強いです。

アニメと同様、ハイハーバーでの若い子供たちの、半グレ集団のリーダーでオーロ、が登場します。
オーロも、ハイハーバーの支配を狙っており、盲従との引き換えで嗜好品を与えてくれる新社会の手先のダイスとつながって、ラナやシャン、メイザルに反抗しています。

アニメと比べ暗く、絶望感が強く、コナンや、ラナと、メイザルやシャン達は、この絶望感に打ちひしがれることがたびたびです。
これが暗い雰囲気に拍車をかけています。アニメとは大きく異なる部分です。

ただ、彼らが先生と呼ぶ、ブライアックロー博士の存在のみが、遺された人々の希望となり、光です。

絶望感が強すぎる、とは、この本の評価に言うものの、私にとって、熊本地震の発生直後、新型コロナの感染者が拡がり始めた頃の状況に似ていると感じました。

現在の現実世界でも、多くの人は欲望を抑えられず持っており、ちょっと状況が改善すると、気の緩みと欲望を抑えず、そのまま欲望を観たそうとする動きが出やすくなります。
それが、状況を悪化させることは知りつつも。


原作では、インダストリアの消滅に繋がる、最後の地殻変動と、それに伴う大津波の発生で話の幕は下ります。かなりの数の伏線が未回収のような気がしました。

大津波がハイハーバーを襲う場面まで、そして、ハイハーバーの新しい、光とリーダーになるように、ブライアックロー博士がコナンを指名し、コナンがその津波から敵のオーロを救う、という場面で終わっています。
先生がハイハーバーに残した秘密はどうなるのでしょうか。
ダイス長官は大津波の後、どうなるのか。インダストリアが海の底に沈んだ、描写はありません。
が生き残りはいないのかどうか?

ダイスは、アニメでは3枚目のコメディメーカーですが、前述のとおり非道を尽くし、原作ではかなりの悪役です。

モンスリー女史は、原作ではドクター・マンスキーで外科医。アニメ同様、原作でも、最初は新社会の構成員として敵役ですが、後半、コナンとブライアック博士を理解しかけている部分まで描かれています。

以下は、コナンがたまたま彼女を見つけ出し救った時の、コナンと先生のやりとりです。


コナンと先生ことブライアックロー博士が、インダストリアから逃げ出し、途中で追跡していた哨戒艇にのっていたドクターマンスキーを救った場面で、
せんせいは、ドクターマンスキーが自分たちの助けになるかもしれないと、こなんを説得する場面。
コナンは憤慨します。

コナン:「でも・・・でも、先生は四年もあいつらにつかまってたじゃありませんか!にくまなくちゃあ!」

先生:「いいかい、わしにはやつらをにくめない。わしはあそこの人間たちには、感心するばかりだ」
コナン:「どうしてです? やつらは先生にこんなしるしをつけたし、なぐったし、それにどのくらい大勢の人を奴隷にしたか、それから、どのくらい、それよりももっと大勢を殺しているか。あいつらは心がゆがんでねじけてて、めちゃくちゃに残酷で・・・・」

先生が口をはさんだ。
先生:「コナン、たしかにおまえのいうことは正しい。しかし、おまえはあの人間たちが生き延びるために必死に戦っていることを忘れとる。それに奴らには機械もほんの少ししか残ってない。インダストリアは動けなくなった。今でも変わらん。生き延びて、わずかな機械を動かし続けてゆくにはたいへんな努力がいる。そんなとき、普通はひとのことなど考えない。一番強い人間たちが権力を握るものだ」

わずかな人間から全体を判断してはいけない。インダストリアにも良い人間もおるし、そういう人たちのやったことは、ほめるに値するだけだ。世界が失ってはいけない人たちだ・・・。それが、わしがもどって忠告した理由なんだよ。ほかの人間については・・・」

先生:「この世で一番やっかいなしろものは権力だ。今、いろいろ指図している長官たちはどんどん領土を拡げて権力をおおきくしていかない限り、権力を失うことになる。だからハイハーバーも手に入れようとする。大異変で失った権力を取り戻すにはそうしなければならんのだろう。これでわかったかな?」

せんせいは憎しみは、結局再び地球を滅ぼす源になりかねない、と考えているように思えます。旧時代の大人たちが起こした戦争も恐らく憎しみが原因だったと考えているのかもしれません。
中盤に書いているように、一部の人間だけで全体を判断するな、と言うのは現在の世界でも通じる、世界の人の悪癖のように思います。
人間の最大の弱点、と言っても良いでしょう。

コナンと、先生、マンスキーが3人で、カヌーでハイハーバーに向かっているなかで、上記のようなやり取りがあり、じょじょにマンスキーが、コナンや先生を理解し始めます。

レプカは出てきますが、アニメほどの非道な描写はなく、名前もレプコです。


この原作が書かれたのはアニメのコナンが始まる直前、1970年代。世界は冷戦におびえる世界でした。
多分、今の人には理解しがたい、閉塞して硬直した世界でした。
今でこそ、米中対立、と言っていますが、40年前の冷戦時代、核戦争のボタンをいつ、どんなタイミングで誰が押すのか、押したら最後人類は滅亡、世界は破滅するのか、という恐ろしい、社会でした。
私は子供心にはその恐怖が強くありました。

世界は2分され、片方の世界はうかがい知れない暗闇で、カーテンの向こう側で、まったく知れない謎の世界、でした。

さらに、そのつばぜりあいのせいで、民間旅客機が、うっかり?暗闇の世界の領内を横切ったせいで撃墜され数百人の人々が殺されても、だれにも文句が言えない、という悲しい時代があったのです。

ほんの40年前の世界がそうだったなんて。想像することも難しいですが。

今となっては当たり前になった、自由に世界を行き来できる、平和な世界が一番です。
残念ながら、病気のせいで、そう簡単にはいかなくなっていますが。
私自身の病気と、SARS-CoV-2と。



【ネットニュースの記事。】

今週のNYは大きく下げる日もあり、やや不透明感をかんじさせたまま週末を迎えています。
以下のような不安感もあり、


一方で、無邪気に拾う人々もいます。





下はトラ公関連のニュース、3件


珍しいですが、弱気の証拠かもしれません。空気を敏感に感じ取っているのかもしれませんね。





【SARS-CoV-2関連】









明日も終日雨の予報です@熊本。


















































































































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