2014年12月7日日曜日

トマ・ピケティ氏

自分と同い年なのに、自分がまだ大学生だった頃にMITで准教授として教鞭をとっていたらしいです。いやはや、世の中にはすごい人がいるものですねえ。



この人の著書『21世紀の資本論』は昨年フランスで刊行され、今年(2014年)の春にアメリカで英訳版が発売されるとたちまちベストセラーになったそうです。



解説を読む限り、富の再分配に関する考え方が自分のそれと非常に近いです。
不思議なのはそういう考え方は(特に)アメリカでは受け入れられないんじゃないか、と思っていました。
利権を握っている人々、富を占有して世の中を思うようにしようとする人々は、こういう本の発行に圧力を加えてくるんじゃないかとね。アメリカや、それに連なる日本ではそういう傾向が強い、と私は感じています。



・・・そうか、アメリカの経済格差がひどいから、だから共感する「多くの人」に読まれるのかもしれませんねえ。
さて、アメリカ並みに格差がひどくなって社会が硬直しているいる日本ではどうなのかな。



機会があれば読んでみたいです。





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