2015年のWEC三戦目がフランス・ルマンで行われています。
24時間耐久レースといえば、ルマン。ルマンといえば24耐。
2015年のWECは全部で8戦ありますが、ほとんど6時間耐久戦です。
このルマンだけが特別なのです。
さて、日本時間の20:30、現地は14日の13:30。残り1時間半となりました。
今年はポルシェとアウディが最後まで予断を許さない接戦状態。
1位2位6位がポルシェ、数週遅れで3位4位5位がアウディです。
この2強に続くのがトヨタで、7位8位と健闘。
WEC1戦目2戦目とアウディが優勝していて2位ポルシェ3位がトヨタ、ポルシェときているので、予想通りの展開ではあります。
レースの世界で、日本車がここまで健闘しているのになんで日本では大きく報じられないんでしょうか。
がんばれトヨタ!。
そして今年のルマンは、日産がFF(前輪駆動)車で出場しています。FFのGT-Rという話です。
こういう新たな挑戦をする姿勢は素晴らしいです。
WECの上位車はAWDかFRが主流です。
アウディのR18 e-tron クワトロは前輪モーター、後輪ディーゼルエンジンというセッティング。
ポルシェのポルシェ 919 HybridはFRベースで前輪回生モーター付きのAWD。
トヨタのTS040 HYBRIDはビスカスデフのAWD(回生モーターも前後輪駆動)
FFもFRもAWDも、それぞれメリットデメリットがあります。
WECで走る車はプロトタイプカーですが、レースと言うのはそこで争われる戦いの中で技術の革新があり、いずれ市販車へフィードバックされる、そんな場所なのです。
そういう場に実験的にでもFF車を投入する日産の姿勢は賞賛に値します。
って書いているうちにあと40分でゴールです。
0 件のコメント :
コメントを投稿