2015年4月27日月曜日

陝西の歴史から現代の西安へ

前半、ゆっくり見ていたら後半の南北朝~隋唐、およびそれ以降はほとんど駆け足で見ることになりました。2時間くらいではぜんぜん時間が足りませんな。

(2015.4.11 陝西歴史博物館建物入口 byNEX5N E 18-55mm 21mm F 7.1 ISO100 1/80)

博物館の出入り口から表の門を撮影。門の屋根には鴟尾がついてます。



(2015.4.11 陝西歴史博物館 門 byNEX5N E 18-55mm 22mm F 8.0 ISO100 1/80)

鴟尾は屋根の上の端にある、くりんとした飾りのこと。日本だと、唐招提寺とか東大寺のが有名です。日本もこのころはパクリまくって中国に追いつこうと必死でした。




(2015.4.11 陝西歴史博物館 門 byNEX5N E 18-55mm 20mm F 7.1 ISO100 1/80)

陝西歴史博物館、すごっく見ごたえありました。
自分のような歴史好きにはたまらない博物館です。
たぶん一日中いても飽きない気がします。


(2015.4.11 西安の街角 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 8.0 ISO100 1/100)


博物館を出て少し歩くと繁華街です。夕方17:00過ぎです。
急に現代に戻ってきた感じ。4000年くらい飛び越えたんで、ややくらくらします(w
右側はショッピングモール。自分は興味ないので行きませんでした。
西安、っていっても日本と同じような風景。西安は若い人が多い街です。



(2015.4.11 西安の地下 byNEX5N E 18-55mm 19mm F 4.0 ISO1600 1/60)

階段を降りて地下鉄の駅へ。





(2015.4.11 西安地下鉄2号線 小寨駅 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.0 ISO2000 1/60)

歴史博物館最寄り駅は「小寨駅」


(2015.4.11 西安地下鉄2号線 byNEX5N E 18-55mm 20mm F 4.0 ISO800 1/60)


昼以降ほとんど食べていないのでお腹すきました。
まずは西安の真ん中に向かい、食事する場所を探すことにしました。



(2015.4.11 西安地下鉄2号線 鐘楼駅 byNEX5N E 18-55mm 21mm F 4.0 ISO640 1/60)

西安地下鉄2号線の小寨駅から4つ目の駅が、「鐘楼駅」です。ここで下車。
西安の地下鉄は2011年末に開業したので、まだ3年半くらいしか経っておらず新しいです。チケットを買うのは自販機で買えますが、係員が付きっ切りで対応していました。
まだチケットの買い方を知らない人がいっぱいいるそうです。




(2015.4.11 西安鐘楼 byNEX5N E 18-55mm 20mm F 13 ISO100 1/100)

地上に出ると広場がありました。日本で言えば、代々木公園みたいなものかな。左奥に見えるのが西安鐘楼です。明朝初期の洪武帝の頃に建てられた歴史的建造物です。中国国内の町には古くからの建物があって、鐘楼も古い街には必ず一つある、くらいお約束の建物ですが、西安の鐘楼はその中でも結構大きい建物らしいです。街の真ん中にあります。(本来の場所から移設されたらしい)




(2015.4.11 西安街角(鐘楼付近) byNEX5N E 18-55mm 21mm F 4.5 ISO100 1/60)

鐘楼を背にして進みます。前には西安鼓楼がみえます。鐘楼と同時期に立てられたものです。本来、鐘楼も鼓楼も街の人々に「時」を知らせる、公の建物です。




(2015.4.11 西安鼓楼 byNEX5N E 18-55mm 21mm F 6.3 ISO100 1/80)

西安鼓楼です。額には「聲聞于天」とあります。調べたら詩経の一節でした。


「鶴鳴于九皐 声聞于天」(詩経)
(鶴は深い谷底で鳴いても、その泣き声は天に届く。つまり賢人は身を隠しても、その名声は広く世間に知れ渡るというたとえ。)


この写真を撮影している自分の背中側は西安でも有名な食事どころ、回民街(ホイミンチエ)。回民とはイスラム教徒のこと。回民族といっても必ずしも人種が違うわけではないらしく、中には漢民族もいるようです。見た目にはほとんど変わりません。単にイスラム教徒というのが共通点らしいです。
現在の中国には少数民族優遇政策と言うのがあるので、熱心なイスラム教徒でなくても、イスラム教に改宗して回民族の申請をする人もいるとか、いないとか。





















0 件のコメント :

コメントを投稿