安倍、自民、公明が推す戦争法案。
法案の作り方は独裁的でしたが、それを国会に通すやり方もこれ以上ないあくどい方法でした。
国民の多数が、明らかにこれに反対の声をあげているにもかかわらず。
ただ、大手マスコミの論調は2分されています。
大手5紙のスタンスはたぶん以下のような感じ。
安保法案に関する、16日全国紙朝刊社説の見出しはこんな感じ。
毎日新聞=民主主義揺るがす強行
朝日新聞=戦後の歩み 覆す暴挙
読売新聞=首相は丁寧な説明を継続せよ
日本経済新聞=合意形成力の低下示した採決
産経新聞=与党の単独可決は妥当だ
NHKは安倍自民が政権を取って以降、あからさまに政府の傀儡になりつつあります。
今回の件でも安倍の主張を説明するにとどまっています。
昔のリベラルな雰囲気は残念ながら失われてしまったようです。
マスコミの論調は2分されているとはいえ、反対派側の踏み込み不足は否めません。
おっかなびっくりな論調で何かを怖がっているような雰囲気です。
これだけ各地で反対派のデモが行われているにもかかわらず、扱いが小さくはありませんでしょうか。
自民党が政権を取って以来、マスコミへの圧力(や操作)は、ひどすぎるものでした。
はたして、この状態はいつまで続くでしょうか。
自民、「日本会議」なる怪しげな団体、アメリカ政府。
この三つが圧力の黒幕で国を危うくしている根幹です。
自民党の副総裁である高村君は戦争法案を「支持率下げても必要」と、この期に及んで開き直りました。まさに独裁者の論法です。そして、くだらない議論です。自民きってのインテリと呼ばれる高村君もヤキがまわったようです。民主主義を馬鹿にしています。
「支持率を犠牲にしてでも、国民のために必要なことはやってきたのがわが党の誇る歴史」
安保にしろ、原発にしろ、そうして取り返すのが大変な事態を招いてきたんじゃないか。
彼らは反省しないのでしょうか。サル以下ですか、自民は。
ただ残念なことに、今の野党にはこれを打ち破る求心力が働いていないことです。
野党に求心力を求めているうちは、何も変えられないかもしれません。
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