今年の梅雨でも、恐らくいつものように梅雨末期の大雨がありましたが。今年はその大雨の期間が長かったように感じられました。
雷雨、というものはなかったですし、バケツの底をひっくり返す、というほどの激しい大雨ではなかったのですが、大雨が長い時間続きました。
高梁川付近が氾濫したとニュースでありましたけども、高梁という名前で、自分は
幕末期に現れた、日本で随一、と言っていい、政治家山田方谷を思い出しました。
山田方谷が、今日のこの大雨の被害を見たらさぞ嘆くでありましょう。
嘆くよりも先に何か行動しているかもしれません。
山田方谷を初めて知ったのは、30年以上前に自宅にあった、司馬遼太郎の「峠」という小説で、でありました。これは、山田方谷を主人公にした小説ではありません。
主人公が、新潟の長岡から教えを乞いに、わざわざ、備中松山まで、行くのです。
山田方谷の説明もごくわずかで、それほど刺激的な表現もありませんでしたが、自分にはその状況と、彼の人となりがかなり強烈に印象が残っていました。
これまで、備中松山を訪れたことはありませんが、いずれ閑谷学校を見に行きたいと思っていますが、今回の雨で被害にあっていなければいいですが。そして今被害にあわれている方の早急の復興復旧を祈ります。
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