GW九日目 9日/10日
これを書いているのが9日目の夜なので、GWも残り1日。
9時過ぎにコメダに向かう。コメダでは、久しぶりに満席のためか、空き待ちのため、名簿に名前を書いて待つ。
11時くらいまで、珈琲。葉室麟さんの『秋月記』完読
コメダの後、自動車の手続きで印鑑証明書が必要なため、取りに中央区時間外窓口に行く。一旦、行ったものの、印鑑証明のカードが必要なことが分かって。
自宅に戻る。(うへー)
自宅でカードを探して、すぐに元の道を戻る。
駐車場は中央区役所裏。区役所でスタンプを押せば1時間以内100円。
たいむずとか1時間以上だと300~400円
中央区役所の向かって右側。
時間外窓口入り口
1時間のGapで、再度提出し、令和元年の印鑑証明書をもらう。(300円。+駐車場代100円)
あとは、保管場所証明書 だが、、、大家(大東建託)が明日まで休み・・・
熊本港まで足を延ばす。
春まであった竿が引き上げられている。。。
子供の日の熊本港は人気が少なかった。
のんびり散歩して、100円缶コーヒー開けました。
熊本港から、自宅まで、Audiのナビで普通に検索すると(24kmの道のり。所要時間1時間とでる。)
ナビを無視して、帰宅してみると、片道21km。
途中寄りたいところを寄らずに帰ったのではあるが。往復45~50kmくらいかな。
帰宅後昼飯にシリアルと、西瓜の半分を食べる。
夕方散歩がてら、買い物。イチゴひとぱっく(¥298)買う。もうシーズン最後だな。
今日の歩数は、区役所や、港でぶらぶらしたので伸びた。
5/5 10590歩
昨日は
5/4 9518歩
GW最終日(あーいよいよさいごかー、つまらないなー)の明日は、昼ごはんは和水のスリ・メキ料理のお店、わさんたらんか に行こうと思っています。
葉室麟さんの『秋月記』
中盤イベント目白押しで怒涛の展開、と書いたのですが、怒涛の展開と言うか、事態が二転三転。
宮崎家老は完全な悪ではないのか?実は本藩の福岡藩が黒幕?では宮崎家老の役割は?関係が希薄になりかけた、小四郎と仲間たちは?
いくつかの?が続き、その謎解き、展開の先を読む(考える)のが楽しくなっていました。
一方、吉次といとの悲恋は痛切です。しかし、その逆境のなかで、いとの故郷秋月を想う、葛の製造にかける情熱が泣ける。
この本で、主人公は小四郎ですが、いとと、原古処の娘、猶(みち)の二人が実は主人公なのではないかと思うくらい重要な役割を担っています。
あとがきでも書いてありましたが、福岡藩とその支藩の秋月藩の力関係は現代の日本とアメリカの関係に重なってくる、とあとがきの人が書いていましたが、私は共感しませんでした。
いや、確かに、現代の日本で重ねてしまうことは理解できますが、
日本と沖縄、日本と福島、という関係のほうがよほど近いと思います。
この本のテーマは、武士(男)がどう生きるべきか問い続けた男の生涯、とでもいえます。簡単に言えば、『人生のテーマの問いかけ』です。
小四郎は、静謐な秋月こそが誇りである、と最後にあります。
つまり、彼自身、初段で、「逃げない男になりたい」と自分に問いかけて、生涯そのとおりに生き抜いて、立場上、故郷秋月を誇りの持てる知にすることができたので、彼は、島流しに会うのですが達成感はあったでしょう。
宮崎織部に、、「間小四郎、おのれがおのれであることにためらうな。悪人と呼ばれたら、悪人であることを楽しめ。それが、お前の役目なのだ」
と言われるシーンがあります。宮崎織部は単純に悪役ではありません。こんなこと言われたらしびれます。
織部は前置きに
人は美しい景色をみて落ち着くのは
「山は山であることに迷わぬ。雲は雲であることを疑わぬ。ひとだけがおのれであることを迷い疑う。それゆえ、風景を見ると心が落ち着くのだ」
宮崎家老の言葉にすごく。共感します。
人は何か目標にひたすら一途に向かっているときは勁い(つよい)。素の状態こそ、心が落ち着いている、と言える。
これは自分も当てはまる。
迷っているときは、疑い、悩む。心が落ち着かない。
葉室麟さんの本は初めて読みましたが、とても、良い作家さんに出会えました
宮城谷さんの本のように、決して派手さはなく、言葉の表現自体は地味なのですが、心に刺さる言葉がいくつもあります。
船戸与一さんに似た作風を感じました。
ブックオフで買った、葉室さんの本、あと2冊あります。
秋月記のあとがきで激賞されていた「蜩ノ記」、「潮鳴り」
もともと、立花道雪つながりで葉室麟さんに行きあったので、その当の本。『無双の花』はブックオフになかったので、今年中に図書館で借りて読みたいと思います。
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