7月22日、曇り、5時起床、気温24度。
さて、7月ほぼ最終の一週間の始まり。
家を出るときはさほど雨がぱらつくこともないくらいだった。会社に到着した6時くらいも、ほとんど降ってなかったので傘も要らないくらいだったが、6時半くらいはオフィスの窓を雨がたたくほどの大雨に変化。気象庁の降水短時間予報を見ると7時過ぎまで、1時間以上、この大雨が続くという予想。(結果的に8時過ぎまで厚い雲で暗くなって豪雨が続いていました)
さらに、合志市、菊池市からのスマホへの緊急警報アラートが8時過ぎから10時くらいまで立て続けに発生してオフィス中に警報が響き渡っていました。
ちょっと遅ければ、足元びしょびしょだった・・・。間一髪。
熊本市付近は、午後から雨は上がって降らない見込み。
午後、夕方を過ぎると、もう夏のような空が広がっていました。
夕方帰宅途中の信号待ちにて
【今朝のニュース】
朝のNHKニュースは昨日の選挙の結果のみ報じていた。
ブルーバーでは、せんきょ結果に関して
「安倍首相が「使命」と信じる憲法改正に、今のところはブレーキがかけられた格好」と報じていた。
ブルーバーでは、ECBがマイナス金利からのさらなる緩和を予告。
25日の会合では声明の文言が利下げを示唆するものに変更され、実際の行動は夏季休暇シーズンが終わった後になると考えている
と報じています。
この他、日韓貿易問題で、韓国文大統領がトラ公に泣きつき、トラ公曰く、「『なんとたくさんの事に私は関わらなくてはならないのか、と私は言った」
「日韓の問題に関わるのはフルタイムの仕事をするようなものだ」とトランプ氏。「ただ両首脳とも私のお気に入りだ。文大統領のことは好ましく思っている。安倍首相に対して私がどう感じているかはお分かりの通りだ。彼もとても特別な男だ」と述べた。
トランプ氏は、「彼らが私を必要とするのであれば、力を貸そう」と述べた。
京都アニメーション事件はどうなったんだろう。
こちらは昨日録画見ていたドラマの感想、連続3回続くうちの2話まで見た。
【TVドラマ「ABC殺人事件 1から2まで】
NHK BSで、海外ドラマでBBCのミニドラマ扱いのアガサシリーズを放映しています。
先日は「無実はさいなむ」でしたが、現在有名な「ABC殺人事件」を放映中。
ただ、私は本でこれをすでに読んでいて、犯人を知っています。
呼んでいるときはさすがに意外な人が犯人で、最後までわかりませんでした。
ただ、種明かしをされると、うなづける結果でした。
A、B、Cという順で殺人が行われますが、動機がはっきりしている殺人は一つしかない、がヒントです。
さて、このドラマで、われらがポアロを、ジョンマルコビッチが演じています。
かなり、性格や心理描写が原作に近い、ダークで内向的なポアロです。
デビッドスーシェのポアロになれてしまうと、善良な誰にも好かれるポアロより、マルコビッチのポアロが、真に迫っているのかも知れません。
原作のポアロは本来かなり嫌味な人物です。
ただ、マルコヴィッチ版には傲岸と言う意味での嫌味はありませんが、周りの人が、露骨に悪意を抱いてポアロに接しています。外国人、といった理由で。クローム警部とか、メディアとか。
あの、世界的に有名をはせた名探偵ポアロですぞ、もっと敬意を払ってよ。
ポアロは、ホームズのような警察犬のように物証を探すような捜査方法じゃないので、心理描写が細かいこの作品のほうが、よほどポアロらしい。
今回のマルコビッチ版ABC殺人事件では、おそらく、原作と違い「無実はさいなむ」とおなじく大戦後が舞台になっていて、イギリス国民の外国人への不寛容さが如実に描かれています、ポアロはベルギーからの亡命者でさらにドイツの侵攻時、嫌な思い出があるポアロの回想が何度となく出てきます。ベルギーでの警察官だったという履歴すら、クロームに否定されて、かつていいコンビだったジャップ警部が、(1)話で既に現役を引退し、引退先で心臓の病で急死してしまう、という、あっという間の急展開。
そしてジャップ警部を引き継ぐ、警察側の人物が、クローム警部という見た目も神経質で、ポアロをジャップの死因となった人物として、目の敵にしている人物が、当局側の人物として登場します。
かなりポアロにとってやりにくい展開。
しかもABC殺人事件自体は原作通り、ポアロへの手紙で予告される、というものなので、警察とのギクシャク関係は、捜査にも影響を及ぼします。
さて、このドラマで、Cで殺害された、カーマイケルの奥さんや、ポアロが時折口走るフランス語「メザンファン」がわからなくて、直訳すると「おお、わが子よ、」になるのですが、もちろん、ポアロには子供はいない。そんな状況で話している言葉じゃないのだがなー。
でよくわからん。
原作でもポアロはごくごく合間合間にフランス語を入れます。「ウィ、セッサー」(英語でThat's right!)「エ・ヴィアン」(英語でWell,、和訳では「よろしい、あるいは、いいでしょう、」 モナミ(わが友よ)) とかある。
ともかく、「メザンファン」がわからない。原作の本でも出てなかったような。
さて、次の(3)はDの事件、カスト氏の自首が描かれるはずですが、Dの事件ではDではない。事件解決につながる犯人側のミスが出てきます。
ジョンマルコヴィッチは、従来悪役でしか見たことがないけれど、いい味を出していると思います。
脚本も良いですね。あと、アレクサンダー、ボナパルト、カスト氏訳の俳優さんも初めて見ますが、大変良いです。原作通りの神経質なストッキングのセールスマンを演じています。
ボン!、大枠ポアロの焼き直しドラマとしては作品を壊すことなく新鮮で良いドラマになっていたと思います。原作を既読でも十分楽しめました。
エヴィアン、作品としてはこの事件以外のポアロを観たいです。
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