7月14日、8時起床。朝から雨。気温24度。
朝食は、昨日買ったパンの残り。9時過ぎには雨が上がり。
10時半過ぎにコメダに向かい、久しぶりにニトリで充電を仕掛ける。
3台とも充電機は空いているが、1台は駐車スペースが普通ガソリン車が停まっており利用不可。
いちいち、苦情を言うつもりはないけれど、この先、電気自動車がPHVが増えてくると、トラブルの元になり、対応しきれなくなってサービスをやめるところがでてくるのが不安。
特にPHV系に乗っている人は、こうあるべきという感情が強いような印象があります。
もっと自由で良いけど。そもそも、まだまだ、供給側のサービスが少ないのでしょうね。
世界で見れば充電スポット数は高水準でしょうけど、そのサービスのあり方や、使い方の認識がバラバラなところが、トラブルにつながる悪い点なのかも。
基本、日本人は性善説を信じている人が多すぎます。
ちょうど、感想をかいている、NHKの海外ドラマ、アガサの「無実はさいなむ」も、そういった人々が読者であることが、前提でそういった、性善説を信じる人が陥りやすいトラップが仕掛けられています。
日曜午前は、雨が上がってしばらく降らなさそう。
11時前にコメダに着き、席が空いておらず、席待ちリストに記入。
12時過ぎにはまた降ってきました。短時間降水予報を見る限り1時間も続かなさそう。
2時前にコメダをでて、ニトリで充電を終えて、充電時間2時間でフル充電。
NHKで放映された アガサクリスティのサスペンスドラマを録画して観ました。
「無実はさいなむ。」原題はOrdeal by innocence 全3回
(1回)
アガサの作品では、珍しく時代は第二大戦後のほぼ現代に近いイギリス。
資産家のアーガイル家で起きた事件が物語の柱です。
アーガイル家には当主のレオと妻のレイチェルと6人の養子がいて、使用人も引き取られた人カースティン。
殺されたのはアーガイル家の養母のレイチェル。第一発見者は使用人カースティン。
登場人物はこの8人の家族と使用人カースティン、そして長女メアリーの夫で車の事故で下半身不随になって、精神的にも病んでいる、フィリップ・デュラント大尉。
養母を殺したのは養子の仲で問題児だったジャックと、警察は判断したことになっています。凶器のデカンタについた指紋がジャックのものと一致した。
1年半後、秘書のグウェンダと、アーガイル氏の結婚の話が進んでいるときに、一人の人物が現れる。
アーサー・カルガリー。
彼はジャックが無実だという。
レイチェル殺害があった日に、殺害の時間ちょうどにジャックを車に乗せたからジャックにはアリバイがあるというのだ。
すでに厄介者だったジャックが犯人ということで多くの人が納得していた事件だったのでジャックのアリバイを語るアーサーの出現でアーガイル家は混乱する。
(2回)
2回目で第二、第三の事件が起こります。
アーサーカルガリーが警察に行くと、レオ・アーガイルに告げて警察にも電話して徒歩で警察に向かう途中、レオの友人で署長が、アーサーをひき殺そうとして壁にぶつかり自動車事故で死亡。
さらに、アーサーはその足でアーガイル家に行き、レオに事件を話し、アーガイル家で、自分が精神病患者で病院に入っていて、レイチェルの事件の際に逃げ出して、途中でジャックを車に乗せた件すべてを話す。
その直後、第三の事件、デュラント大尉も殺害される。
ドラマ中に核爆弾がイギリスで落ちた際の対応についての包装が流れるなど、時代的には第二次大戦後の1950年代的な雰囲気が漂います。また、アーガイル家の地下には核シェルターがありました。これもある意味伏線でした。
アーサーが、アーガイル家の人々にとって何の利益にもならず波乱の種になる、レイチェル事件の真相についての動機をレオに話す場面があり、アーサーは原子力爆弾の開発に関わった、というのです。彼が物理学者であることは真実のようです。その罪滅ぼしで、ジャックの無実を捨てて置けないというのです。
(3回 最終回)
この回でいろいろ謎解きされるなかで、登場人物の回想があり、レオ・アーガイルは、当時秘書のグウェンダとの不倫の現場を妻のレイチェルに見とがめられる。
このとき、レイチェルがグウェンダに行った発言、「あなたが特別だと思い上がらないほうがいいわ、使用人にさえも手を出すような男よ」という部分があり、
あぁ、レオは使用人のカーステンにも手を出したのか。と読者(視聴者)に気づかせます。
そして、レイチェルが殺された日の前日に、ジャックは、養子兄弟のミッキーとティナが愛し合っている現場を見ます。
レイチェル殺害の日、上記レイチェルが、レオとグウェンダの現場を見て、ジャックもこんなクリスマスイブは愉快だと、レイチェルをからかい、
レイチェルは、ジャックにからかわれてかっとなって、ジャックの母親がカーステンであることを告げます。父親についてはこの時点で言っていません。
ただ、レイチェルの殺害事件後、ジャックが拘置され、レオが面会に行き、ジャックが、自分の父親がレオであることに気がついていることが明らかになり、そのことについて、レオにことさら悪態をつき、その日にジャックは他の囚人と喧嘩して死んだことになっています。
この悪態のなかで、カーステンは養子の長女メアリーが施設からもらわて来るときに使用人として一緒についてきたことが明らかになり、そのときカーステンの年齢が15で、15才のカーステンを襲ったのがレオであるような話になっています。
さて、アーサー・カルガリーがアーガイル家にきて、デュラント大尉も死んで、アーガイルは、自分は正しいことをするつもりでいるのに、アーガイル家に起こる不幸におびえます。
カーステンは、他の養子兄弟メアリー、へスター、ティナ、ミッキーに、自分がジャックの母親で、父親がレオであることを告げます。
過去の回想場面を見ていると、2回目終了の時点で、
登場人物の誰にも、動機があり、養子の子供たちは、レイチェルに、資産家の人間にこうあるべきという規範やルール、保守的な価値観を押し付け縛り上げていました。養子の子供、特にジャックにも、つよくそれに反発していて、
それは愛情ではなく、単に世間態しか見ていなかったレイチェルのエゴでした。
その縛りに皆追い詰められていて、なかでも、もっともルールを破っていたのがレイチェルの夫、レオ、そして、不倫関係にあった避暑のグウェンダ。
3回目で養子兄弟同士の血がつながらないとはいえ、愛し合うに至った、ミッキー、ティナ。
3回目の中盤まで、かっとなって、言ってはいけない秘密を漏らしたレイチェルにもっとも殺害動機が高くなっていたはずのカーステン、不倫現場を見られたグゥエンダの二人がもっとも殺人犯に近い、と思わせていました。
2回目のなかで、警察署長とその妻にすら悪態をついたジャックがいて、署長にすらジャック殺害や、ジャックを犯人に仕立てあげるだけの動機があることを(だからこそ、署長は、アーサーカルガリーを殺そうとした)
という場面があります。
アーサーカルガリーの登場で、当初、謎の多いアーサーでしたが、彼が精神病院から抜け出したとはいえ、正気を持っていて、ジャックの無実が、どうも本当らしい、とアーガイル家の人々が感じるようになったこと、
さらにカーステンの告白によって、もっとも動機が薄いはずだった、家長のレオにも強い動機があることが判明。
最後、レオは家族の前で自身の罪を告白したようです。直接的に描かれている場面はありません。
ですが、告白をした後、警察に届けられたのは、近くの湖か池?に身投げをして行方不明になったことになっていることを示唆する場面の描写。
ですが、実は。。。レオは地価のシェルターで監禁されていたのでした。
後味の悪い物語ですが、母親のレイチェルは、性善説の人から見れば、世間態のすこぶる良い、施設から身寄りのない子供たちを引き取り養子にして育てている、母親ですが、その実態はとんでもないエゴの塊。
、おそらく、自身で子供を産めないのではないでしょうか。ために家族がもてない、夫も不倫しており、彼女を見ていない、といった寂しさを紛らわすための養子、という彼女のエゴの結果の姿でした。
このため、本当の愛情を注ぐことなく、常に世間態を気にした規範、ルールに厳しい教育方針。それに反発する、子供(特にむしろ血のつながりのある不義の子、ジャック)
横溝正史の「犬神家の一族」に通じる、人間のエゴをテーマにしたサスペンスでした。
冒頭に真犯人を探し出す探偵は現れないと書きましたが、この作品での正義の味方役は、精神病を病んでいるアーサーカルガリーだったのでしょう。
彼は、3回目の後半、危機を感じたレオの連絡によって精神病院に引き戻されます。
デュラント大尉を殺した犯人がうやむやになっていますが、これもレオの仕業のように思えます。
アガサシリーズでドラマを放映しています。
この次はABC殺人事件(私は、これは既に本で読んでいます。)
初回にやってた分は見逃しました・・・残念。
【Microsoft から「利用規約の更新」というメールが来ました。】
Microsoft から「利用規約の更新」というメールが来ました。
私はマイクロソフトアカウントは持っていません。怪しすぎます。
ググると、他の人にも来ているようです。ただ怪しさ満点なので、あっさり開いている人がいることに唖然。
http://snow-white.cocolog-nifty.com/first/2019/07/post-a369b6.html
自宅PCにMS製品はない。OSくらいか。
ブラウザは少しづつ、クロームに置き換わっている。
オフィスはキングソフトオフィスを使っている。MS製品は主に会社PCでしかメインで使ってないな。
OSは重要なMS製品でしょ、といわれるとぐぅの音も出ないが。いずれ、グーグルクロニウムに変えたいね。
【週明け、水産資源の話し合いで日本は世界の恥さらしをする。】
ニュースで、サンマ漁で、今年の漁獲量が激減しているそうです
たしか、春先に、日本によるえらく気の早いサンマ漁が行われたのではなかったでしょうか。週明け、中国やロシアを集めた水産資源についての話し合いで、日本はサンマ漁の保護を訴えるとか。
呆れて果てます。夏前にまだ成長しきっていないサンマを獲っていた国は日本じゃないか。あまりにも、厚顔無恥すぎ。世界の恥さらしです。
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