今日は朝から晴れていました。外気温は2~3℃で、微妙に寒い。洗濯物を干して出勤。これは正解でした。日中は気持ちいいくらい晴れて散歩していても汗ばむくらい。
週末からもっと本格的な寒さが来るそうです。週末関東に行くんですよね。。。がっくし。
今日は日中晴れていて気温はそこそこでしたが。風が吹いていたら寒かったかもしれません。ほとんど風もなく、過ごしやすい日中でした。
週末、市内、下通りまでふらふら徘徊し、サンロードのベスト電器で5Cのケーブルを探すも、見つからず撃沈。蔦屋に寄って、蔦屋内にあるアジアンな雑貨店でルートビアを買ったり。
いつもとは違う週末だったのは、テレビがあり、録画番組がいくつか見残していました。
そのうち、映画「シャイアン」、時代劇「剣客商売」2時間もの。ロシア時代劇エカテリーナ。
映画「ワーテルロー」など、など。
ほぼすべて時代劇じゃん。日本以外もあるのですが。。。
シャイアンは、制作年(1964年)を考えると、すごく斬新。ダンスウィズウルブスよりも、ずっと前に、こんなネイティブアメリカン寄りの映画が存在したんですね。西部劇全盛の時代。そもそも、監督は「駅馬車」を撮った人。駅馬車では、アパッチ族を悪役にしていたのにねえ。
さて、映画「シャイアン」は、シャイアン族の強制移動させられた居留地から命を懸けて故郷に戻る姿を描いた映画です。
シャイアン族はもともと住んでいた、ワイオミング州のイエローストーンから追われて1000キロ以上南東に離れたオクラホマの居留地に移されていました。しかし、その居留地で、彼らは本来与えられるはずの配給をごまかされて、飢餓や病気で死者が出て、もともと1000人以上いた部族も300人以下、1/3にまで数が減ってしまっていました。冒頭のシーンで、そのため酋長リトルウルフを先頭に、政府の委員会との配給の件で行われるはずだった会談で、長時間(ほぼ丸一日外で突っ立ったまま、老人のリトルウルフ他子供含めて部族のみんなが)待たされるところから始まります。委員会のメンバーは途中嵐だったから、戻るという誠実さのかけらもない対応。シャイアン族は故郷のイエローストーンに戻ることを決めますが、もちろん、合衆国政府からすると、この動きは反乱行為。討伐されることになりますが、討伐軍を率いるアーチャーはシャイアンに同情的でしたが、それ以上に、シャイアン族と行動をともにする女性が気になって攻撃ができません。のその女性はアーチャーの婚約者ののデボラ・ライト。
シャイアン族の、絶望的な長距離の移動は壮大なロードムービーといっていいのでしょうけど、本来は、もっと悲惨だったはずなんですよね。白人による残虐性はかなりぼやかしてしまっているので、シャイアン族の悲惨な逃避行はのんびり遠足のような感じになってしまっています。
そうでなければ、デボラはついて行けていないはずだし、デボラが離脱すると、アーチャーの手加減は描けなくなるので、ストーリーは破綻するのでしょうが、でも、シャイアンの悲惨の長距離移動は史実でした。
巨匠、と言われるジョンフォードの駅馬車のようなリズム感は一切なく、ただ、アメリカのシャイアンの住んでいた大平原の風景は悲しいほど美しいのですが。それだけの映画でした。
西部劇全盛時代にこういった立ち位置での映画を作ったことは評価します。
剣客商売は、手裏剣お秀というサブタイトルが付いていて、杉原秀のお話。ですが、秋山小兵衛役にまさかの北大路欣也。お秀は比嘉愛未。大治郎が斎藤工。
まあ。お秀はもう少し色黒の人が良かったような。比嘉愛未はちと美しすぎる。このあと、鰻売りの又六と結婚するんだぜ?もう少し雑味がある女優のほうがよかったのでは?
ともかく、北大路欣也の小兵衛はない。まったくイマジネーションが沸かない。浅すぎる。
人間の深みと言うものが感じられなくては。また小柄な小兵衛がどこにいった?
また、このお話の前提の伊勢の国であった、杉原佐内の事件の扱いが少々薄すぎませんでしょうか。もう少し深堀してもよかったようにおもいます。剣術の殺陣なんて、どうでもいいのですよ。剣客商売は殺陣はみどころじゃないのだから。
と言う感じで、不満の残る2作品。
一方、エカテリーナは面白みが増えています。
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