熊本市の南、熊本県のほぼ中央に美里町があります。
そこに3333段の石段があると言うことで行ってきました。
入り口には「日本一の石段」とあります。
自分はかなりへなちょこなので、いきなり300段くらい上がったところで、帰りたくなりました。
土曜日の午後3時近くから登り始めたのですが、わり
とチャレンジしている人は少なくなく家族連れもいました。
すれ違うときに、性別はもちろん年齢とかもかんけいなく挨拶するのはうれしいですね。
ツーリングの際のピースサインを思い出しました(
今でもやっている人はいるのだろうか?)
この日の下界の気温は10℃位でした。
2千400段位のところに展望台があって、温度計がありました。
気温はなんと3~4℃。
ちなみに階段の最上段はおそらく1~2℃、さらにその上
にお寺があるのですが、そこは氷点下だったと思います。
なにしろ寒かったよ。
途中休みながら登って、ようやく3333段登りきりました。
上の写真は、登りきったところにある石碑です。
1時間10分くらかかりました。
少し休んで、さらに上にあるお寺に向かいました。
1kmちょい歩いて到着。
「金海山 釈迦院」というお寺。
799年、桓武天皇の勅願によって開基されたという由緒あるお寺のようです。
ただ、上の写真にある山門や仁王像は江戸期以降の
もの。
とにかく寒かったです。地面は昼過ぎにもかかわらず凍ってました。
高校生っぽい集団が登ってきてましたが、半袖半ズボン姿だったので何かの修行か我慢大会か?と思いました。
カメラを持つ指先の感覚もなくなりそうな位寒かった。
帰り際にとった石段の回りに生い茂る杉林。
玄妙な気分に浸れます。
帰りは石段3333段を一気に降りました。
ひざが笑いそうになるのを懸命にこらえました。
降りるのに
かかった時間はちょうど30分。
登っているときは、ペルーのマチュピチュの対面にあるワイナピチュに上ったときのことを思い出しました。登りの苦労は、同程度のような気がします。
前から一度は達成しておきたい、と思っていたこ
とが完遂できて良かったです。
できれば、もう少し暖かい時期にチャレンジすることをお勧めします。