2012年10月17日水曜日

ドックと月

毎年恒例の人間ドックに行ってきました。
昨年のドックでは台湾帰り直後で前年比+5kgでお医者さんにさんざん「痩せれ!!」って言われて、体重減らしたつもりだったんですが、体重の項目見た時には(@@;)
ちっとも減ってねえ。
 
あたしゃ、デジャブかと思いましたよ。
自宅と、よく通っているプールや温泉施設で体重をチェックして少なくとも-3kg、ひょっとしたら-5kg出来ていると思っていたんですが・・・
オカシイナァ・・・
今年もさんざん「痩せれ!」って言われました。
メタボにはギリギリ引っかかりませんでした。
それ以外は特になんもなく、つつがなく終了。



ドックでの健診終了後、最後にある健診結果を見ながらお医者さんとのお話し合いまでの間に食事を取ったり休憩したりできるんですが、この病院の食事は旨いです。
今回はカレーを選びました。この他に和食と洋食の定食が選べます。
サラダとフルーツなどのデザートはビュッフェ形式なのでおかわりし放題。
カレーもおかわり可、だったのでおかわりしました。
人間ドックの後ってすんごいお腹がすくんですよね(え)





120923moon02



(2012.9.23 9月上弦 byNEX5N CanonEF 75-300mm 300mm F 5.6 ISO100 1/60)
またもや月の写真。
昨日の写真もそうですが、JPEGの撮ってだしでほぼ等倍&トリミング。
カメラはSonyですが、レンズはCanonの安物望遠ズームの300mmです。
フルサイズ換算で450mm相当になります。
ミラーレスだとアダプタ使用でレンズ選択の幅が拡がります。
残念ながらアダプターによってはAF&AEは無理になりますが。
もう少しピントをきっちり決めたいところですが、こんなものなのかな。





2012年9月4日火曜日

死者の踊り

9月です。
お盆はとうに過ぎました。
残暑がそこそこあるのはうれしい限りです。
ま、もう少し涼しくなってもらってもいいんだけど?


仕事上で、夏休みの宿題的な事案の片付く目途が立ったのでほっとしています。


 


 さて、アップルとサムスンの対立が世上を騒がしていますね。
特許がらみの争いを世界各国で繰り広げており、アメリカではアップルの勝訴となり賠償金が7~800億円くらい?になった模様。
まったくもって無駄な争いです。
 
時に、アップルの独裁者ジョブズ君が生前、グーグルの開発したアンドロイドを指して「核戦争を起こしてでも破壊する」と言ったとか言わなかったとか。
この発言は変人ジョブズ君の「たわごと」の一種。
まともに受け取るのはどうかしてます。


 
7月のイギリスでの裁判ではアップルの訴えが却下されましたが、この時の判決理由は非常に「うまい!」と思いました。

 判決理由:「Galaxy TabにはiPadの特徴である、控えめで徹底したシンプルさがなく、消費者がiPadと混同するほどcool じゃない」

カッコいいとか悪いとか、これは人それぞれの好みの問題ですが、裁判官はそんなことを引き合いに出さねばならぬほど、この訴訟は愚かなものだと言いたかったんではないかと思いました。
(これらはイギリス流のジョークもしくは皮肉ではないかと思います。
アップルがデザインを盗んだといってサムスンを訴えたけど、アップルに対しては「盗まれるようなデザインかよ?」(=訴え却下)と言いたかったろうし、サムスンには「盗んだところでたいしたデザインじゃねーなー」と言いたかったんじゃないかと思います。)


ジョブズ君は良くも悪くも影響力がある人だとは思うけどね。もうこの世にはいない人だし。
お互い頭を冷やしな。



(2012.8.25 窓辺の魚の風鈴(下) byNEX5N E 16mmワイコン使用⇒12mm F 5.0 ISO1600 1/1600)


 


 


 


2012年4月21日土曜日

人間ドックの予約

今年の人間ドックの案内が来ました。
うちの会社では昨年からシステムが変わって、人間ドックの運用が会社の健保組合から社外に変わりました。
熊本に来てからのドックは、アフターフォローがしっかりしている(と思われる)病院を選びました。健診終了後の診断表はグラフ付で細かい説明が入っていて良かったのですが運用が変わってから送られてくる診断表が、かーなーり、簡素化されてしまったのが残念でなりません。
企業健保の資金繰りも厳しいので致し方ないのかもしれませんね。
早速予約手続きしたら、すでに11月までの金曜日は全滅。(すでに予約がいっぱい)
早っ!
みんな考えるこたぁ一緒だなw



2012年3月29日木曜日

NANDフラッシュの市場価格

昨年9月、スマホ用に32GB@Class4のマイクロSDを購入しました。(SanDisk製)
送料込みで3780円。
2011年9月のことです。


さて、そして今は2012年3月末。
半年経ったわけですが、Amazonをのぞいて見ると、同じものが1930円で売られています。
ほぼ半額ですよ、あーた。


SamsungのマイクロSD 32GB@Class10が3990円で売られていました。


メモリ価格の下落スピードは激しいです。
そりゃ、お客さんも必死になるわ。






2012年3月9日金曜日

半導体産業は成熟産業か

その昔、「鉄」は産業のコメ、と言われてました。
日本の製鉄業は世界に肩を並べるほど飛躍した時期もありました。
日本は資源がない国です。
資源をよその国から購入(輸入)し加工して付加価値をつけて販売(輸出)する、というのは教科書に書いてある説明です。
製鉄業は成熟産業と呼ばれるようになりました。


「成熟産業」の定義は難しいですが、
一般的に言えば、その産業の作る製品(商品)の普及が進み、必要と思う誰もが手に入れられるようになり(普及率の成長が鈍化)、かつ、製造の特殊性が薄れて誰でもどこでも製造している状態の産業を指すものだと理解しています。
最近のニュースでは、コモディティ化、と呼ばれることもありますね。(製品の成熟化に対する表現)
成熟産業の製品は、スケールメリットや生産地の選択により製造コストを下げられる製造元がその産業界で大きなシェアを握るようです。
すなわち、基本的に特殊性の薄れた成熟商品はいかに付加価値を積んでもコストに勝る価値を見出しにくい、ことを意味しています。
製造側からの表現で言い換えれば、商品の差別化がしにくくなっていることです。
製鉄業は成熟化して以降、世界の製鉄屋は統合が進み大規模化の方向に進みました。


時代が移り変わり、ちょいと前には半導体も産業のコメと言われるようになりました。
半導体製品は世代交代や技術の進歩が目まぐるしいと言われますが、基本的な構造はそれほど変わっていません。
商品の成熟化、という意味で見れば、現在の世界的に広がるネット環境を支えているのが半導体製品であることを考えれば、ここ10年で成熟化が大きく進んだと言っていいでしょう。
半導体製造工場も少し前まではアメリカ、ヨーロッパ、日本、という限られた場所でしか作られていませんでしたが、今では世界各地、特にこれまで発展途上と言われてきたアジアの各地に工場が建っています。


半導体の使い方に対する自由度(インターネット、モバイル等)は多様化してますが、半導体そのものの多様性は上がっていない、というのは面白いことです。


2012年2月27日月曜日

ELPIDAのこと

今日、ELPIDAが会社更生法の申請を行った、というニュースが流れました。
いろいろ取りざたされていますが、今のままでの再建は厳しい、と思います。
いつまでも一商品(DRAM)にこだわりすぎていた、そういった柔軟性のなさが一企業をして更生法申請に至った原因だと考えます。
商売人が、円高とか環境のせいにしてはいけない。
新しい技術、新しい概念、新しい価値観、そういったものに対して常に謙虚であるべきです。


企業の興亡はそれ自体は単なる歴史です。
次の新しい日本のお家芸を作るためのスタートとして欲しいです。




2012年1月14日土曜日

3333段!

熊本市の南、熊本県のほぼ中央に美里町があります。
そこに3333段の石段があると言うことで行ってきました。



入り口には「日本一の石段」とあります。
自分はかなりへなちょこなので、いきなり300段くらい上がったところで、帰りたくなりました。
土曜日の午後3時近くから登り始めたのですが、わり

とチャレンジしている人は少なくなく家族連れもいました。
すれ違うときに、性別はもちろん年齢とかもかんけいなく挨拶するのはうれしいですね。
ツーリングの際のピースサインを思い出しました(

今でもやっている人はいるのだろうか?)


この日の下界の気温は10℃位でした。
2千400段位のところに展望台があって、温度計がありました。
気温はなんと3~4℃。
ちなみに階段の最上段はおそらく1~2℃、さらにその上

にお寺があるのですが、そこは氷点下だったと思います。
なにしろ寒かったよ。


途中休みながら登って、ようやく3333段登りきりました。
上の写真は、登りきったところにある石碑です。
1時間10分くらかかりました。


少し休んで、さらに上にあるお寺に向かいました。


1kmちょい歩いて到着。

「金海山 釈迦院」というお寺。
799年、桓武天皇の勅願によって開基されたという由緒あるお寺のようです。
ただ、上の写真にある山門や仁王像は江戸期以降の

もの。

とにかく寒かったです。地面は昼過ぎにもかかわらず凍ってました。
高校生っぽい集団が登ってきてましたが、半袖半ズボン姿だったので何かの修行か我慢大会か?と思いました。


カメラを持つ指先の感覚もなくなりそうな位寒かった。


帰り際にとった石段の回りに生い茂る杉林。

玄妙な気分に浸れます。

帰りは石段3333段を一気に降りました。
ひざが笑いそうになるのを懸命にこらえました。
降りるのに

かかった時間はちょうど30分。
 

登っているときは、ペルーのマチュピチュの対面にあるワイナピチュに上ったときのことを思い出しました。登りの苦労は、同程度のような気がします。
前から一度は達成しておきたい、と思っていたこ

とが完遂できて良かったです。
できれば、もう少し暖かい時期にチャレンジすることをお勧めします。