2003年9月10日水曜日

火星

火星、マースとかアーレスの名前で呼ばれるが、どちらもローマ・ギリシャ神話の中では戦争の神様である。
今日は火星と月が接近して見える(決して月と火星の距離が短くなるわけではない)、ということで一種の天文ショーの日だった。
さて軍神のこと。
火星がなぜ戦争の神なのか、
その赤い色が戦によって流された血の色を連想させるため、だとか
火のような赤い色が闘争心をかき立てることから、
と言われている。

そして、火星接近の年は戦争が起こりやすい、らしい。
今日会社の同僚に聞くまで知らなかった。
でも・・・、と元天文少年の私は思った。
火星の軌道は楕円で2年ちょっとのサイクルで地球に接近しているハズ。
2年ちょっとのサイクルで戦争がおきている、というのか。
それとも、それくらい頻繁に戦争を起こしている人類が戦争好きなのか。
しかも今年の接近は6万年ぶりという大接近らしい。
6万年前の戦争をどう検証するんだ、え?
・・・そんな事はどうでもいいんだ。

平和なうちに、人類が火星で生活するようになるのはどのくらい先だろう。
会社帰りの車の中から見える月と火星に、そうつぶやいてみた。



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