2003年12月8日月曜日

月とオリオン

会社から帰る途中の駐車場。
ふと夜空を見上げると冬の風物詩、オリオン座と、
ほぼ満月の月が煌々と夜空を照らしていた。(月齢14~15)

このオリオン、ギリシャ神話ではヘラクレス、ペルセウスと並ぶ勇者の象徴でもある。
月の女神アルテミスと恋仲になるのだが、それを妬んだアルテミスの兄、太陽神アポロンの策略にはまってしまい、アルテミス自ら放つ矢に射られて絶命する。
(嫉妬に狂ったアルテミスの放ったサソリに刺されて死んだという説もある。だから夏の星座サソリ座と冬の星座オリオン座は同時に見られないとも。)

悲しみに沈んだアルテミスを慰める為、大神ゼウスがオリオンを天に上げ星座にし、アルテミスが月に一度オリオンと会えるように計らったとか。(月の軌道は一ヶ月に一度しかオリオンのそばを通れない)

ちょうど、今、二人は夜空で逢瀬を楽しんでいる。

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