(1元当たり 16円で計算しています。)
9月の上旬、仕事の都合で急遽、中国上海に行ってきました。
我 愛 上海
仕事だよ
韓国編終わらせてから、上海のことを書こうと思っていたのですが、車購入の件もありなかなか書けませんでした。
まぁ、上海滞在は3日間(実質滞在は2日間)だけだったんで、手短に済ませようと思っています。
プライベートでは北京に行ったことがありますが、仕事で中国に行くのは初めてでした。
しかし、上海郊外の工業団地みたいなところに一日中居たので、街中の様子や道路事情などはあまり見る機会がありませんでした。
なので、かなり偏った見方になっているかもしれません。
ホテルは「上海中油陽光」に泊まりました。
1泊1万400円(650元)!!
高級ホテルぢゃん。
宿泊のアレンジは現法の人にお任せだったので、実際ホテルの部屋を見た時にはちょっとビビりました。
自分はこういう高級ホテルになじみがないのです(w
(2013.9.11 上海中油陽光大酒店 byFinePix F200EXR F 4.0 ISO800 1/8)
(2013.9.10 ホテルのロビー byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/58)
(2013.9.11 ホテルのコンセント byFinePix F200EXR F 9.0 ISO200 1/680)
中国でもたいていの場所で日本のプラグが使えます。電圧は220Vです。
このホテルにはLANケーブルが部屋にあります。ですが、なんと有料です。ふざけんな。
(2013.9.11 ホテルの部屋にあるホテルガイドの一ページ byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/20)
このガイドにあるホテルのコメントがあまりに詩的で、日本語訳も秀逸だったので感心しました。
こういうのってたいてい変な日本語訳だったり、コメント自体がへんな文章だったりするんですけどね。(日本でも)
(2013.9.11 ホテルの場所 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/20)
ホテルの場所は上海の中心に近いです。立地は最高だと思います。仕事場には遠いけど・・・ってだめやん?
(2013.9.11 ホテルの周辺 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/30)
おもいっきり日本語の看板とかあります。昨年の騒動は一体なんだったのか?
この信号では、中国の人もちゃんと信号を守って渡っていました。(え?
(2013.9.11 ホテル周辺の全家(ファミマ) byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/90)
(2013.9.11 上海地下鉄の切符 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO1600 1/140)
(2013.9.11 上海地下鉄の券売機 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/38)
タッチパネル式です。字は読めなくても、目的地がわかっていればなんとなくでも買えてしまいます(w
朝、ホテルから現法の拠点に向かうタクシーはラッシュによる渋滞につかまります。
目的地到着まで1時間以上かかります。走った距離は12kくらいなんですけどね。
(なんと、上海のタクシーのレシートには走行距離まで載っています)
激しい渋滞の中、12kを1時間かけて走って料金は50元(800円)。
距離に応じた料金設定なのかもしれませんが、これでも採算合うんですね、きっと。。。
上海のタクシーは車種がどれもほぼ同じで、VWのサンタナばっかりです。
VWサンタナ自体は日本ではほとんど見かけませんが、見た目はトヨタ・カローラ、日産サニーに近い感じです。
渋滞にはまったタクシーの中から他の車を見ていると、ドイツ車が多く次いで日本車(トヨタ、日産、ホンダ)、中国車、アメリカ車(特にフォード、たまにGM)、イタリア、フランス車が走っているように見えました。
意外にも韓国車は一台も見かけませんでした。
日本や韓国に比べると、中国人が選ぶ車のブランドは激しく多様でした。
アメ車と日本車が多いアメリカに比べても多様な感じがしました。
だけど多くの車で共通するのは、メイドインチャイナ、っていうところなんでしょうかね。知らんけど。
(2013.9.10 上海Taxi byFinePix F200EXR F 9.0 ISO200 1/280)
自分が乗っているTAXIも、見えている水色の車もVWのサンタナです。
(2013.9.10 上海Taxiからの風景 byFinePix F200EXR F 9.0 ISO200 1/500)
(2013.9.10 上海Taxi byFinePix F200EXR F 9.0 ISO200 1/680)
あれもこれもVWサンタナ。
(2013.9.10 上海Taxiの注意書き byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/170)
VWサンタナの車内は広くない。つか、どっちかっていうと狭いほうじゃねえだろうか。
後席と前席(ドライバー席)の間にプラスチックの仕切りがあります。そこに張ってあった注意書きですが、読めません。国際都市なんだから英語表記も併記しとけよ、って話。
日本にメイドインジャパンのアメ車があればみんな買うんでしょうか。
いやー、買わねーだろうな。
近い将来、日本のTPP参加の影響を受けて車関係の法改正が発生しそうな感じです。
具体的には軽自動車税の改悪がささやかれています。
これは特にアメリカ自動車メーカーが日本市場での販売不振を、軽自動車優遇にみえる税制のせいだとして圧力をかけているからです。(という報道があります。)
アメリカの自動車メーカーが、税制による不均衡で自分たちの車が日本で売れないと思っているのなら、ほぼ十中八九その分析は間違っています。
日本でアメ車が売れないのは、日本人の気質とアメリカ人の分析不足によるものです。
日本人のブランド信仰が強いことは、世界平均以上の異常なほどなアップルのiPhoneのシェアの高さを見ても分かることです。
アメリカ車と言えど、ブランド力を高めれば日本人はこぞって買うでしょう。
日本で(むだに)ドイツ車が売れていたりするのを見ても、そう思いますね。
おっと、話がそれました。
中国には活気がありました。
人の数もすげーいっぱい(w
かつて、織田信長は桶狭間でこそ少数で奇襲をかけて今川義元の頸を取り、起死回生を図ったが、その後の戦では常に多数でもって寡兵を討つ、という戦の基本を大事にした。それが戦国の時代を終わらせるきっかけになった。
やはり、数って大事なんですよ。
日本が中国に堂々と戦うためには、世界での味方をどれだけ多く作るかに尽きる。
これはアメリカに対しても同じ。アメリカと対等になろうと思うなら、アメリカにとっての敵であっても手を結んで味方を増やして対抗しないとだめです。もちろん、わざわざアメリカの敵ばかりを選んで仲良くする必要はありませんけど。
中国の人のなかでも、上海人はどぎついらしい。
近世、上海という地域は中国史ではなく世界史の中で生まれ、世界史の中に歴史を刻み、生き馬の目を抜くような帝国主義者の横暴にさらされて生き抜いてきたと言っていいでしょう。
だからどぎつくもなるさ、と思うんですけどどうですかね。
(2013.9.11 ホテルの部屋からみた上海風景 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO100 1/120)
青や赤の屋根は集合住宅のものです。都市開発の最中に付近にすんでいた人たちが集められてここに住んでいると聞きました。
(2013.9.10 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/26)
青島(チンタオ)ビールです。旨かったです。
あっっっ、という間に上海出張期間が終わりさて帰国、と言う段になりました。
帰国の際、ホテルから空港までタクシー、という手もあったのですが価格が高いのと朝のラッシュで時間がかかるので、リニアモーターカーを使うことにしました。
ちなみにタクシーだと、上海市内から浦東空港まで150~160元(2400~2560円)かかります。
ホテル(上海市内)からタクシーに乗って、ドライバーに「龍陽ステーション(ロンヤンステーション)」と伝えれば、「マグレフ?」と聞かれます。
すかさず「是(シー)」と返せばOK。
ホテルから20分くらいで龍陽駅へ到着。
ちなみに、龍陽駅は二つあり、一つは地下鉄の駅で、もう一つがリニアの駅です。どっちを利用するかによって、タクシーが止まる場所も違うのでしょう。
ただこの二つの駅は隣接しているので、仮に間違って地下鉄の駅近くに止まってもあわてることはありませぬ。
大きい荷物をごろごろ持ち歩かなければいけませんが、すぐ近くです。
(2013.9.12 リニア龍陽駅案内板 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/400)
リニアの駅は階段を上がって2Fにあります。
カウンターに行き、「単程普通一張(ダンチェンプートンイーチャン)」って言えば多分通じます。
自分は発音がまずかったのか、「シングル?」って英語で聞き返されました。。。orz
この「シングル」は1枚の意味ですよね・・・?
(追記:違いました。片道のことでした。ダンチェン(単程)が通じなかったらしい。。。orz)
50元(800円)払って切符を買いました。
空港から乗る場合は乗ってきた飛行機の半券、龍陽から乗る場合はチケット、もしくはeチケットを見せれば20%OFFだそうです。(40元:640円)
自分は前日に予約変更したため、チケットもeチケットも持っていませんでした。
(2013.9.12 リニア龍陽駅 改札口横の荷物検査所 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/50)
改札口を通る前に荷物のX線検査を受ける必要があります。
(2013.9.12 龍陽駅の切符売り場 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/20)
横に自動券売機ありますが、使用不可になってます。
切符は磁気カードです。かざせばバーが可動になって通ることが出来ます。
さらにエスカレータを上がってホームへと進みます。ホームは至ってシンプル。台湾のガオティエ(高鐵)のホームの雰囲気に似ています。
自分が行ったときにはリニアがすでに止まっていました。
適当に列車に乗って空いてる席に座りました。
(2013.9.12 上海リニアの切符 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/8)
朝の8時前だからなのでしょうか、車内は割とすいていました。
乗り込んで間もなく、すぐに走り出しました。
動き始めも動き出してからも振動もなく、なんか妙な感じ。
車内の表示を見ると速度が表示されています。
見る見るうちにその数字が大きくなり、2~3分で最高速300km/hになりました。
最高速に達する時間が早えー
(2013.9.12 上海リニアの車内 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/20)
(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/110)
7:45に時速44キロですが。。。
(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/85)
およそ2分後の7:47に最高速度時速301キロに達しました。上海リニアは時間帯で最高速度が変わり、MAXでは時速431キロになります。
窓の風景は日本の新幹線に比べたら、かなりマシです。なんといってもちゃんと風景を見ることが出来る。
日本の新幹線って防音壁に囲まれて何も見えんでしょ。あれ、いけてないですよね。
とはいえ、上海の風景って言っても、たいして見るものないんですがね(w
リニアの速さだけ、実感できます。
と言っている間に、減速し始めました。この間、わずか数分。
あまり揺れとか騒音がひどい、と言うことはありませんでした。時速301kmだったからかな。
上海のリニア線ってすごく短いんです。そしてリニア自体が速い。だから乗車時間は恐ろしく短い。
まあ、福岡市と福岡空港くらいの近さを実感できました。
正直、日本も成田みたいなとこに空港作るんやったら、そして成田に国内路線を入れんのやったら、羽田~成田間にリニアで繋げるべきじゃち、思います。
(2013.9.12 上海リニアの車窓から 風景が飛んでくよ byFinePix F200EXR F 9.0 ISO200 1/60)
(2013.9.12 上海リニア車内の案内板 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/70)
最高速度に達している時間はほんの数分です。つか、走っている時間ですら7~8分です。
(2013.9.12 上海リニア空港駅のホーム byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/60)
(2013.9.12 上海リニアの車両 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/60)
(2013.9.12 空港駅の改札口 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/50)
(2013.9.12 上海リニアの表示 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/56)
インベーダーゲームのインベーダーみたいですが、リニアの表示です。上海のリニアはトランスラピッドという方式です。
(2013.9.12 上海リニア空港駅改札出口付近 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO200 1/110)
(2013.9.12 上海リニア空港駅改札出口付近 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO200 1/75)
空港駅にはファミマとケンチキがあります。
(2013.9.12 上海空港のリニアガイド byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/58)
ともかく文字通り、あっと言う間に上海空港に着きました。
空港、上海龍陽駅を10分以内でつなげ、15分から20分おきに出ています。走行時間は10分もないです。(8分くらい)
上海リニア、超便利です。
あとは空港で会社の土産を買って帰国の途につきました。
1年前、上海だけでなく中国全土で起こった日本排斥運動は跡形も見られませんでした。
あちらの方々がみな笑顔で優しい、と言うわけではありませんでしたが、普通の外国の大都会でした。
一時期の沸騰するような感じではないのでしょうけど、まだまだ中国には活気やエネルギーがあるように見受けました。
それもこれも『上海』だからなのかもしれませんけどね。
(2013.9.12 上海龍陽駅そばの工事現場 byFinePix F200EXR F 9.0 ISO400 1/220)
(2013.9.11 上海タワーそばの味千ラーメン byFinePix F200EXR F 3.3 ISO800 1/28)
(2013.9.12 上海空港の案内板 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO200 1/90)
(2013.9.12 上海空港チェックインカウンターフロアの天井 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/100)
(2013.9.12 中国東方航空機 byFinePix F200EXR F 9.0 ISO100 1/350)
(2013.9.12 中国東方航空機のシート byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/100)
(2013.9.12 中国東方航空機 上海→福岡便の軽食 byFinePix F200EXR F 3.3 ISO400 1/125)
アメリカのどっかのエアラインに比べたら、ぜんぜんいける。食べれる味。コーヒーはまずい。