2004年1月4日日曜日

ダンサー・イン・ザ・ダーク

結構CMとかやっていたから知っている人は多いと思う。
自分も密かに映画館行って見たいな~、と思っていた。
正月休み中、深夜にTVでやっていたので見てしまった。

前半の主人公セルマのけなげに生きる姿と、後半のやるせなさいっぱいの切ない場面の対比は素晴らしいと思う。
親の愛情、というものがセルマという人格を通して激しく静かに切なく伝わってきた。

セルマが空想の中に広げるミュージカルもなかなかいい。
声が独特なんだな。
もしかしたら好き嫌い分かれるかもしれないけど自分は最初、ん?、とか思っていたけど工場とか稽古中の劇場とかとても浸れた。

そのセルマ役のビョークの演技は圧倒される。私の好きな女優カトリーヌ・ドヌーブも出ている。

ただ最後のシーンは絶対大人向け。しかも精神的に不安定な時は見ないほうがいい。
子供にはとにかく見せられない。見ちゃダメ。

アメリカでは公開して行われる、というのはグリーンマイルを見て分ってはいたけど、ここまでフィルム回す必要があるのかどうかは疑問。

とにかくよかった。ひたすら泣ける、というのとは違うけど。
じわじわ悲しく切なく、心が潰されそうになる。



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