2003年11月8日土曜日

NDA(Non-Disclosure Agreement)

昨日~今日はさんざんだった。

今度の日曜日にお客さんが自分の会社に来て装置を見る、いわゆる「ライブ デモ」がある。

会社間の情報のやり取りも当然のように発生するので、お客さん(相手)と自分の会社の間で取り決める「秘密保持契約(NDA)」というものを事前に結ぶことがある。

普段きっちりとした取り決めはしない(念書レベル)のだが、こちらは研究所という場所的な特殊性もあり、相手がかなり技術の秘密保持に神経質なことも手伝って、今回かなり厳密な契約書を取り交わす事になっていたらしい。
それがデモを行う3日前の昨日、まさに土壇場になってその話に関する問い合わせが直接自分のところに来た。

丁度上司は国外出張中でいないし、相手は現場レベルでサインして構わないなんて言うし、内容が内容だけに(会社間の取り決め・契約を自分(エンジニア)レベルで本当に決めていいのか?という極めてシリアスな問題)まさに困った状況に陥っていた。相手のお客さんはその契約書がないとデモが出来ないと言ってきて、「あー、もーぉどうしよう?」(実際に言っているわけではないが)という状況だったのだ。

東京の本社サイド(知財部)に動いてもらってようやく話は収束方向に向かいつつあるが、お客さんも酷いものではじめ現場レベルで、と言っていたが今朝になって「やはり相応の身分の方のサインが必要」と言ってきた。そんなこと当然だよ、とは思いつつも、そのように動いている事を伝えた。

これで装置を買ってくれたら言う事は無いが、今回そうじゃないんだよなぁ、とぼやいてみる。
いつもこんなお客さんばかりではないのだが・・・。




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