2016年6月25日土曜日

意思がはっきりしている少数の人々と、はっきりしない多数の人々による決断

ただいま、外のくにです。
イギリスのEU残留、離脱をかけた国民投票がありました。
結果は130万票ほどの差で離脱が多数を握りました。投票総数に対して3.8%の差でした。
100人中 離脱52人 対 残留48人、ということで僅差と言っていいでしょう。
各投票地域別に残留・離脱の多数派を色分けした地図を見ると、ロンドン、及びスコットランド周辺は残留派が多数だったようです。
といっても、上記のように僅差なので明確な地域差は、実は無いんじゃないか と思います。






但し、例外はスコットランドや北アイルランド(ベルファストの北と南)、ロンドン・シティで、スコットランドは離脱38%、残留62%と残留派が明らかに多数派です。ベルファストやロンドンは70~75%前後が残留派と、圧倒的です。(但し、ベルファストの西地区東地区は僅差で離脱派が多数)
裕福な住民と、独立派のいる地域が残留を望んでいた、ということになるのでしょう。
投票前の世論調査では残留派が優勢、という報道はロンドン・シティ付近がソースだったのかもしれません。
(但し、ロンドン・シティ地区の投票総数は4400くらいなのでごく少数)


この事前情報への軽い反発心(世に言うへそ曲がり、天邪鬼)が僅差を生んだ、のかもしれません。
イギリス国民(こういう括りが未来も通用するのか、疑問ですが)がこの判断に対し、深く考えたのかどうか。
僅差ということは、結論が容易に出せない判断だった、ということでもあります。
その中で明確な差を持つエリアはその意思を行動に移す可能性が高くハードルも低いでしょう。
独立心の高い地域の独立運動はこれまで以上に高まるのではないでしょうか。
この決定は今後多くの波乱の種になりそうですが、日本人にとっても多くのことを考えさせられるイベントだったと思います。
(日本の場合、安易に判断を放棄している人々の方が多いのですが)


日本の参議院選挙、始まっています。




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