「賛成」69万4844票、「反対」70万5585票
投票率は68%
結果は真っ二つに割れました。賛否に悩んだ府民の姿が透けて見えます。
私は他府県の住民なので、どうこう言える立場にはありませんが残念な結果でした。
タカ派な姿勢の橋本さんの支持者ではないし、マスコミのフィルターを通して見るその姿は過激な部分もあったので積極的な同情はしませんが、この差は非常に重く感じました。
結果として差がどうあれ、大阪府民は保守的な方向を選んだ、ということです。
反対派政党の主張には全く見るべきものがないので、橋本さんの政治が終わっても、おそらく以前の閉塞感あふれる世界に戻るだけで、決して良い方向には行かないんじゃないか、と思います。
今回の住民投票でおもうのは、今回の主役は橋本さんではなく大阪府民そのものだったということです。
マスコミの報道でその点について踏み込んだ分析をしているところがなく、ただ橋本さんにケチをつけるだけに終始しているのは象徴的な気がします。
差が1万0741票で、無効票が5640票だったそうです。
この点について、橋本さんが悪あがきをせず、淡々と自らの進退を決めた点は大変評価します。ちょっと見直しました。
この差を考えるべきは橋本さんではなく府民自身であるべきです。
民主政治において、基本的に主役は政治家ではなく投票権持つものすべてである、ということを改めて考えさせられた出来事でした。
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