2016年4月10日日曜日

ヒトにとって最も危険な動物は

毎日新聞に「ヒトにとって最も危険な動物は?」という見出しがありました。
即座に。「そりゃぁ、ヒトだろう」と思ったんですが、残念ながら答えは「蚊」でした。
記事は海外に渡航する際には蚊対策に注意を喚起する内容でした。
最近、ジカ熱や黄熱病のニュースがありましたし、少し前にはエボラ出血熱の騒ぎがあったばかりです。
「蚊」による死因の最大の病気はマラリアです。
Wikipediaによれば、「全世界ではマラリアに年間1.98億人が感染し、うち58.4万人が死亡している(2013年)」とあります。
たしかに、「蚊」の危険性は昔から高いです。人間と蚊の戦いは長い期間続いています。
そして地球温暖化が蚊の生息範囲を広げている、という風にも考えられます。今後ますます「蚊」のリスクは高まっていくのかもしれません。
自分は仕事でもプライベートでも海外に行くことが多いので、改めて蚊には気をつけようと思います。



ヒトにとって最も危険な動物ランキング2位が「ヒト」でした。
しかし、ヒトがヒトに危害を加えて死に及ぶ数が世界で47.5万人って数が少ないように思います。
この数字は犯罪上の殺人だけなのかもしれません。
(よくアメリカがかかわることの多い)戦争とか、(アメリカのグアンタナモ基地でおこなわれているような)拷問での死者数は入ってないんでしょうか。中東地域での戦争、内戦やテロの犠牲者数も多いと思うのですが。

世界の主な戦争及び大規模武力紛争による犠牲者数


こういう数字を見ていくと、ヒトにとって最も危険な動物はヒト、というのは間違いないと思います。


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