2018年4月10日火曜日

2050年までのエネルギー戦略、再生可能エネ主力化目指す=経産省

今日のロイターのニュースに掲題のニュースがありました。
ずいぶん遅い決断ですが、ま、決断しないよりはましです。ただし、パリ協定でもそうですが、このながれはすでに世界の趨勢です。早めに手を打たないと、つぎの世代で日本が世界に何の技術を売って飯を食っていくか、心配でした。
ちなみに、原子力発電については「社会的信頼性の回復が不可欠」としつつ、人材・技術の強化や「安全性・経済性・機動性に優れた炉の追求」、廃棄物処理などの問題解決に向けた技術開発が必要と指摘。依存度を低減する方針を示す一方で、現状は実用段階にある脱炭素化の選択肢と位置付けた。
だそうです。そんなの、7~8年前に痛い目にあってんじゃん。今さら?
有識者会議、とかよく言いますが、しょせん、結論ありきで予定調和を壊さない御用学者しかいない、こういった有識はとことん嘘。そんな会議の結論なんて聴くにあたいしません。が、昨年夏ごろから今回の結論に向けた討論はされてきたようです。
 50年を見据えた電源ごとの発電割合や具体的なシナリオは、技術革新の行方などを予想するのは困難として明示しなかった。今夏に閣議決定するエネルギー基本計画に反映させる。
昨年8月から8回にわたって議論し、今回の提言をまとめた。その中で、再生可能エネルギーは、価格低下やデジタル技術の発展により主力化への期待が高まっているとし、「地熱・水力などの安定した再生可能エネルギー増強のための取り組み、太陽光などの変動する再生可能エネルギーの課題解決を進める」とした。
管領や政治家が、のんびりしていたおかげで、あまり試行錯誤しているじかんはありません。
技術革新の行方を予想するのは困難、と、ありますが。だめですね。行方を自分たちが決めるんじゃない。
行方誰かにまかせているようではダメです。

決めたら即行動して、何かおかしければすぐに見直す次のステップに進む、というスピード感が必要です。こういう新規技術のイノベーションに向かうシステム(シナリオ作成能力)や考え方はお隣、中国の人たちのほうが優れています。

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