2018年11月2日金曜日

昨日から一転、相場は今年2番目の上げ幅で反発。GPIFの現金2兆円の意味は?いずれ、政策保有株の開示範囲拡大へ。透明化は必要でしょう。貿易戦争のただ中の中国が見る、「灰色のサイ、」とは。ドイツは排ガス偽装の影響大きかった模様。

今日、心リハの日。天気は一日、天気予報通り、晴天でした。洗濯物も片付き。よかった、よかった。昨晩、SBのギータが延長戦で一発を放ってサヨナラゲーム。気持ちよく寝れました。(笑)

相場は、昨日から一転、上昇して終えました。勤め先の株価も大幅反発。
って、何だったんだ、昨日の下げは?
ロイターでも上昇幅は大発会以来今年2番目の大きさとなった。と言ってます。


ロイターに、GPIFの運用資産に関するニュースがありました。気になるのは現金保有の額の大きさ。東証が今年、5月半ばから8月いっぱいまで、停滞していたのは、GPIFが換金していたのではないかと、勘ぐってしまいます。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によると、同法人の運用資産額は2018年9月末時点で165兆6104億円となった。7―9月期は、国内外の株や債券以外の現金保有を2兆円超積み上げ、年金特会で管理する積立金を除いた短期資産は10兆3148億円に膨らんだ。
7―9月期は5兆4143億円のプラス運用だった。資産別では、国内債券を4595億円売り越した。一方、国内株式は17億円、外国債券は94億円、外国株式は28億円それぞれ買い越した。 運用比率は国内債券25.26%、国内株式25.65%、外国債券14.81%、外国株式25.70%となった。

あわせて、こんなニュースもありました。
政策保有株の開示義務、上位60銘柄に倍増へ 金融庁が府令改正案
金融庁は2日、上場企業の情報開示の充実に向けた内閣府令の改正案を公表し、開示を義務付ける政策保有株の対象を上位30銘柄から上位60銘柄に倍増させることを盛り込んだ。保有の合理性の検証方法などの説明も求め、保有意義の乏しい政策株の縮減につなげる狙い。

このほか、面白いと関心を引いたのは「灰色のサイ」という表現。
中国人民銀行(中央銀行)は2日発表した2018年金融安定報告で、世界経済と金融市場を巡る不透明感が強まる中、来年には「灰色のサイ(存在は明白だが見過ごされがちな問題)」に関連した金融リスクが表面化する可能性があるとの見方を示した。
はて、中国人民銀行のいう、灰色のサイはなんでしょうか。

またドイツの状況。
キール世界経済研究所(IfW)は2日、第3・四半期のドイツの経済成長率について、0.3%程度縮小した可能性が高いとの見方を示した。同国で新たに導入された排ガス測定基準「国際調和排ガス・燃費試験法(WLTP)」の影響で、自動車業界の生産が減少したことが縮小の主因とみている。

そして為替の動向。
世界的な株安が進行するなかで、ドル/円<JPY=>の底堅さが際立っている。
従来のようにリスク回避の円高があまり進まないのは、ドルが強いこともあるが、年末にかけて円安が進みやすいといったアノマリー(季節性)が意識されているからだ。


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