2018年8月5日日曜日

だらだら、うだうだ

lこの週末、どこにも遠出することなく、基本、家でうだうだ、だらだらしていました。
朝の公園での散歩はしていますが。
従来、夏とは限らず、週末は、どこかのプールで1時間ほど泳いでいたものです自分は、水の中にいるほうがリラックスできます。
前世は水生生物だったんじゃないだろうか。。。とおもうくらい。ミジンコ?

半導体の世界的なファウンドリー大手、tsmcさんが、金曜夜に製造ツールの一部にコンピューターウィルスの攻撃を受けた、とニュースがありました。
その結果複数の工場が停止に追い込まれた。らしいです。次期Iphoneのチップも製造しているとのうわさがありますが。どの程度影響が出るのか週明けにならないとよくわかんないですね。


剣客商売全集6巻と7巻の返却期日がこの週末だったので、、図書館には行きました。
ついでに、昼ご飯はシンカムに行ったんですが、残念ながら、お店の人が言うには、おからの具合がよくない。腰痛のようですが。そのせいで、営業が来年1月まで、だそうです。
ん~むちゃくちゃ、残念です。。年内はヘビロテしよう。
トムヤンクンもおいてあって、おいしかった。
重ね重ね、残念至極。
さて、新たに図書館で、借りたのは剣客商売全集8巻と、池宮彰一郎の「平家」(上)
新潮社 剣客商売全集 8巻+別巻



角川 池宮彰一郎 平家(上)

自分が日本史で惹かれる時代というと、平安末期の源平観戦時期というより、平清盛の活躍した時代。
戦国時代(なかでも戦国前期、応仁期~織田信長登場以前)、幕末。

清盛フリークと言ってもいいかも。吉川英治の新平家物語も、最初呼んだのが中学生くらいだったが、社会人になって、吉川英治歴史時代文庫全16巻、買って読んだ。

清盛だけでなく、平安末期の登場人物の様々な性格に惹かれるのは、吉川英治の描き方が卓越しているせいかもしれない。
ついに、剣客商売全集も最後の8巻目に到達してしまったので、図書館で、同じ棚にあった
(並びが著作者のあいうえお順なので。)平家読むことにしました。
池宮彰一郎さんの本は初めてでしたが、事件の登場人物も、行く末も、ほぼわかりきっているので、読み進むのは早い。すでに上巻の半分くらいい読んでしまいました。
池宮平家の始まりは、平治の乱。です。
平治の乱を語るには、その前にあった保元の乱を開設する必要がありますが。
保元の乱は、天皇家の内輪もめと、崇徳の嫉妬に始まったといえるでしょう。
崇徳の嫉妬とはいえ、その遠因は人でなしの遊び人白河のまいた種にあります。
白河天皇というと、絶大な天皇権威を打ち立て、天皇位をしりぞき、院政を敷いて、「治天の君」と呼ばれる強権を手にしたひと。
その強権の裏に、泣いた人も数知れず。崇徳、は一番の被害者と言っても良いかも。
その崇徳があらがったのが保元の乱。白河院の成立自体も、平安の長きにわたって機能してきた、。藤原氏による官僚制度、摂関政治、と言う。これが機能不全に陥ったことによるものが大きいのですが。変わって源平に代表される武家の登場。
公家(摂関家の藤原氏)の内部争い利用される形で、表面上武力を担ったのが源平ですが、
保元の乱では結果的に、源氏は一族内で割れて、父為義を子義朝が討つ、という形になり、一時的に源氏の勢力は衰える。平家は一族を挙げて勝者の天皇方に付き勝利を得て、平家の勢力が非常に伸びます。
平治の乱は、保元の乱の後処理を行った信西が多方面で恨みを買い、源氏の凋落に危機感を感じた義朝と、半信西派が結託した、クーデターと言えます。信西を引き立てたのは後白河院なのでm、乱の黒幕は後白河といってもいい。この後白河は、史上の天皇一族で、最も極悪人と言っていい人物。保元の乱、平治の乱を引き起こした、黒幕でありながら院政の権威を保ち続けた。
これは清盛も、後白河の狷介さに比べると、子供のような無邪気さがあったので、いいように、もてあそばれたといっていいでしょう。

自分はこの上巻で、平治の乱がひと段落する中盤まで、一気に読んでしまいました。
まだ、池波平家者語での、清盛の心中を垣間見るほどの展開がありません。
後白河のダークぶりは全開で描かれていますな。





































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