2019年2月28日木曜日

今朝は小雨。夢酔独言を少しづつ読んでいます。『いかようのことが出ても、人をばうらむものではない。みんなこっちのわるいと思う心がかんじんだ。』

今朝は小雨。暖かい感じ。雨は朝のうちに止む。その後曇り。今日午後は心臓リハビリ。午後には晴れ間が出ていました。
雨の後花粉が多く出ると言いますが、まだ自分はその害にあっていません。

夢酔独言を少しづつ読んでいます。まだ全部読んでいません。面白すぎます。
図書館で借りるだけではもったいない、読みたいときすぐ読めるようにしたいから、800円だし買っちゃおうかな。

読後感と言うには早いのですが、

序盤は、自分(勝小吉)が出来が悪く、大人になっても不良だったから家が栄えなかった、子子孫孫、自分(小吉)の姿を反面教師にして、まねるなよ、ということがつらつら書いてあります。
そして、教訓や、教えを箇条書きにしています。教訓や教えは、当たり前すぎて、いちいちあまり面白くはありません。
その中で、ほほう!と言うものが、表題にあげたもの。

いかようのことが出ても、人をばうらむものではない。みんなこっちのわるいと思う心がかんじんだ。
怨敵には恩をもってこたえば、まちがいはない。


何か、大陸の儒教的な色合いを強く感じますけど。この文章は人の世での真理だと思います。
世界の東西関係なく。いまの多くの日本人が忘れている、思い出すべき美しい姿なんじゃない?

感心したのはもう一条ありますが。それは次回。


序盤の後は、小吉の自伝。が続きます。
生まれや、5歳のころからのあくたれ武勇伝が載っています。
現在、養子の家で、養父の母(TV、NHK小吉の女房で、江波杏子さんがやっています)に、超絶いびられまくって、14歳の時に嫌気がさして家出をして、江戸を出て、一人で伊勢参りに行く途中。
乞食をしながら、東海道を下っています。また、その乞食の様子が細かく詳細で、生き生きとしています。
眼に浮かぶようです。

自分も、思い起こせば、一人でJRに乗って、佐伯から大分まで、大分で行われていた天文のイベントに一人旅に出たのが14歳。大して遠くないけど。中学校の先生に止められました。。。。
宣言する、俺も俺だな。だがしかし、聞かずに飛び出ていったな。(苦笑)

時代柄もあるのでしょうが江戸から伊勢まで、出ていった小吉に比べるべくもないけど、14歳、ってそういう年齢なんでしょうね。





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