今日は二十四節気の大寒です。この先2週間ほどが1年で最も寒い時期とされていますが、
今朝は大寒と言うほど冷え込みは厳しくなく、比較的穏やかな気温でした。
明日(火曜)の天気は晴れとなっていて、気温も下がる見込み。氷点下ではなく、車の窓も凍るかどうか、というところ。予想最低気温は2℃です。
明後日(水曜)以降の週後半以降は曇りか雨がちになっており、しばらく洗濯物が干せない状況になっています。明日は干して出かけたほうがよさげです。
一方気温はこの先2週間、大寒らしからぬ気温です。週末から来週初、最低気温が二けたの日もあるようです。。。
温暖化?の言葉に疑問符をつける必要はなくなってきているように思うのですが。
日本だけではなく、地球規模の行き過ぎた温暖化で深刻で大規模な災害が起きている地域があります。
【今も続く豪州の森林火災】
豪州の森林火事、2019年の7月から始まっており、夏季で雨の降る確率が高い現在も続いており、ちょっとやそっとの雨ではどうにもならないところに来ているようです。
既に日本の国土の半分ほどが消失、アマゾンの森林火災の2倍近い、カリフォルニアの山火事の4倍の緑が消えた、ということになります。。。CO2の発生量も大きなものでしょう。
【大河について】
2020年の大河ドラマ、は待望の歴史物、しかも戦国時代の前期。
主役は明智光秀です。私はこの人物は嫌いです。考え方が保守的であり、最後は義を捨て、裏切り者として、土民に竹やりで刺されるという、不名誉な無様な死に様で最期を迎えます。
行動は革命的でしたが、その主君ともども、天から見放された人物と言って良いでしょう。
さて、1月も終わりに近づいてようやくスタートとは遅いな、と感じますが、出演者に、主役と同じ運命のような裏切り者が現れたためであるようです。まさに、奇遇ではありますが、そういう
定めなのでしょうな。
録画したものをさらっと見ましたが、主役の長谷川博己が父親のかたきである斎藤道三(本木雅弘)にさくっと会いに行く下りは、やや拍子外れ。
いくら主君と言えども、こだわりがあっても良かろうと思いますが、後見してもらっている、叔父の光安に反対されているから、正式な会見が出来ないから、狩りにいく道すがらに偶然を装って話を聞いてもらおう、といする下りは、納得できない部分でした。
道三は光秀の父のかたきであるのです。憎しみはあっても、敬う気持ちにはなれないだろうと思うのですが、戦国の武士は、割り切って、さばさばしているのでしょうか。
父親の仇に、そんな軽く近づくという発想が出るかな。信長ほどの人物であれば、結果や目的がすべてだからあり得るが、光秀ほどの融通の利かない真面目な人物にそのような搦め手的な着想がリアルかどうか?
十兵衛光秀の父親光綱は道三に攻め殺されています。明智衆始めとする西美濃衆との和解のため、その後、光綱の妹(光秀の叔母)、小見の方を正室として迎え、長女帰蝶が生まれます。
吉田鋼太郎は良く知らないけれど、彼が演じる松永久秀は、良かった。もっとあくどくても良いのではないかと思いましたが。
道三と義龍のキャストも良かった。義龍がダメンズに描かれてないのも好感。
ドラマの初盤、野盗が明智の庄を襲うシーンは、まんま黒澤映画の「7人の侍」のオマージュのように感じました。
ちなみに光秀の叔父、光安の子秀満は土佐の坂本竜馬の祖先と言われています。このため、坂本龍馬の家紋は明智家と同じ桔梗紋です。
また、鉄砲が出てきました。堺の商人宅で鉄砲を試し撃った奉公衆の三淵氏は細川幽斎の兄です。戦の用に立たず、と言う話が有りますが、実際、伝来直後の鉄砲の人々の受け止めや位置づけはこの通りでした。鉄砲は日本人は初めて見るものではなく、「鳥(撃)銃」という同様のマスッケット銃は少し前から大陸から渡来していました。
麒麟が来る、の麒麟は大陸(中国)の伝説であり、聖人が現れるときに前触れとして現れる聖獣、瑞獣として、麒麟があります。他に鳳凰や、霊亀、龍などがありますね。。。
あくまで予兆として現れるのが麒麟であって、聖人が麒麟ではありませんね。。
というわけで、脚本が悪いのかもしれませんが、人物設定と話の流れに無理があって。
ストーリー的にも魅力を感じられず、心に刺さらなかったので、繰り返し見ていると苦痛になりそうな気配が濃厚でした。
これでは、世間的には不評だった、平清盛のほうがよかったな。
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