2019年11月8日金曜日

11月8日、晴れ、5時起床、気温11度。【二十四節気の立冬です。今日から暦上は冬。】【三菱のリコール】

11月8日、晴れ、5時起床、気温11度。今朝は晴れて出勤時、春の星空が東からのぼりつつあるのを見ました。
放射冷却で冷えていそうですが、気温は二けた。そんなに寒くなかったです。
シートヒーターは使ったけど。

【二十四節気の立冬です。今日から暦上は冬。】
今日からは二十四節気の立冬です。今日から暦上は冬。

【三菱のリコールと失敗学】
昨日、ニュースで三菱のリコールを見ました。
車がやや古いのですが、電気自動車です。i―MiEVとMINICAB―MiEVです。リコール対象車の売り始めの時期が10年前の2009年製造の車となっています。
前向きにとらえれば、そんな古い車のリコールも真面目に対応する、三菱の姿勢は良いと思います。
ネガティブにとらえれば、不具合の情報は10年間、放置されてきたのではないか、ということ。
台数は2万台にも満たない三菱が出した電気自動車ですが、ブレーキの不具合らしいので、これまで本当に事故が起きていなかったのかどうか。

三菱はかつて燃費偽装という、大きなトラブルを起こしています。燃費偽装は組織を守ろうとして、都合の悪い事実を隠そうとすること、会社や社員の姿勢が、組織至上主義に動いた結果。
三菱は20年前にリコール隠しもしていました。私が今乗っているアウトランダーPHEVでも製造中の組み立て時に駆動用電池を落とし、破損した電池をそのまま製品として出荷した、という歴史があります。これは、その後リコール対応されて、その原因が公表されています。

↓三菱サイトへのリンク
アウトランダーPHEV、i-MiEV、MINICAB-MiEVの駆動用電池について

失敗やミス、と言うものは何処でも、いつでも存在します。
その対応を誤らなければ、その失敗ですら、貴重な経験として当事者が成長する糧になります。
人間はそうやって、赤ん坊から大人になります。組織でもそう。
見栄や外聞を気にしてそういった失敗を認めず、隠そうとするのは大間違い。
臭いものにふたをする、と言うのは下策です。

世に「失敗学」、というものもあります。
うちの会社の同僚にも畑村塾に行っていた人がいました。

孫子でも、こうあります。

兵は拙速を聞くも、未だ巧久しきを睹ざるなり

意味: 戦争では速くてまずい、ということはあるが、長く(時間がかかる)かかって上手、と言う話は聞いたことがない。
(戦争は時間をかけて長引かせても良いことはない、の反語)




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