2018年3月14日水曜日

メモリバブルの様相

あるニュースからコピペ
NAND フラッシュメモリーの受給バランスに関して、昨年春頃から、ずっと言われ続けています。
おかげでうちの会社も景気がよく、社員的には臨時ボーナスへの期待が激しく高まっていたんですが、年が開けたのに、さっぱり噂のうの字もない( ´△`)
ったく、役員とかがぼっているんじゃあねーのか
( ・ω・)

NANDフラッシュメモリの需給バランスは2016年前半の供給過剰から、2016年後半の供給不足へと大きく変化した。その結果、2017年にはNANDフラッシュメモリの平均価格が史上初めて上昇するという異常事態に陥った
 NANDフラッシュメモリの需給バランス(四半期ごと、数量ベース)は2016年第2四半期は供給が需要を7.0%ほど上回っていたのに対し、同年第3四半期には一転して供給が8.3%不足する。同年第4四半期には需給バランスはユーザーにとって最悪となり、17.8%もの供給不足となった。供給不足は2017年いっぱい続いた。

 2018年第1四半期には需給は緩和する。3.5%とわずかながら、供給が需要を上回る。3D NANDフラッシュメモリの生産歩留まりが向上したことによる、供給数量の増加が寄与する。しかし2018年第3四半期には再び、供給不足になると予測する。スマートフォンの最新機種が内蔵ストレージの容量を拡大したことが、NANDフラッシュメモリの需要を押し上げる。ただし2018年第3四半期の供給不足は、2016年後半~2017年ほど強くはない。同四半期で7.4%の不足、続く第4四半期で5.4%の不足と予測する。

昨年の受給バランス逼迫はメモリー単価の上昇につながり、昨年1年で20%値上がりしたらしいです。
作れば作るだけ売れるので、世界の半導体デバイスの出荷額で、不動の一位だったIntelがついにその座を明け渡し、二位に転落。一位は韓国サムスンになりました。
メモリーの受給バランスは昨年末には落ち着くのではないか?というのが、昨年の今頃の見通しでした。
上の記事では今年も年末まで今のような状態が続きそうです。
この記事で触れていませんが、今年半導体業界で重要なキーワードの一つとして
、中国が挙げられます。メモリーで言えば、武漢市で立ち上がる予定のYMTCが大きな工場です。まー昨年から準備が進んでいますが生産が軌道に乗るかどうか年内に見えて来ると思います。
全くのゼロからの立ち上げではないのである程度形になってくると思いますが、
国や地方政府が随分とお金をかけてますしあちこちから人をかき集めているようですが、お金と人が集まれば簡単に作ることが出来る訳にはいかないのが半導体です。ただ中国の人もヤル気を出すと早いですからね。個人的には成功すると見ています。
ここが立ち上がって大量の製品をロールアウトし始めたらメモリーの受給へどのような影響が出て来るでしょうか。さらに韓国企業の出方は価格の引き下げなどの対策とかし始めるでしようか?
武漢フラッシュですが、大連のDRAMもかなり多額の投資が昨年来から続いています。尋常ではありません。無錫の韓国企業もコンスタントに。韓国本土の投資もまた一段上がるようですし。なにやらチキンレースでも始める積もりですかね








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