2018年3月12日月曜日

確かに、うまくいけば良いけど手放しで喜べない状況ではありますな


ヒラリーちゃん、吠えとります。
緊張の半島情勢が、話あいで解決する方向に進み始めたのは大変喜ばしいのですが、参加者が参加者だけに両手をあげて喜ぶ訳にはいかないか。
アメリカの現政権内でも穏健派のイメージがあるティラーソン氏も、トランプから一報を受けた時反対したと、聞きました。理由が解らなかったんですが、ベテラン外交官を欠いている現政権の危うさにあったんですな。外交には多角的な分析が必要ですから、複数の優秀かつ、バランス感覚のある人材が必要ですね。各方面の人脈も求められるでしょう。

前回の大統領選でトランプ氏の対立候補だったクリントン氏は同紙とのインタビューの中で、「金正恩と彼の核兵器について話すつもりなら、経験を積んだ外交官が必要だ」と述べ、そうした外交官とは「外交文書に精通しており、北朝鮮の人々や言葉も熟知している人たちだ」と説明した。

 クリントン氏はさらに、北朝鮮に詳しい外交官の多くが国務省を去り、そうした外交官が不足していると指摘。「外交官なくして外交は成り立たたない」と述べ、「トランプ政権はリスクを認識していない」と警告した。

 クリントン氏が言うところのベテラン外交官の一人、ビル・リチャードソン(Bill Richardson)元米国連大使も同様に、北朝鮮との交渉はテレビの「リアリティー番組」ではないと警告する。AFPの取材に対しリチャードソン氏は「トランプ大統領の無防備さと自制心のなさを危惧している」と述べ、「これは『アプレンティス(The Apprentice)』(トランプ氏が司会を務めたリアリティー番組)などとは違う。少なくとも核弾頭20個を保有して米国を脅迫する予測不能な指導者との交渉なのだ」と指摘した。一方、正恩氏からの会談要請を受け入れたトランプ氏の大胆な決断は「評価する」と語った。



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