2018年3月14日水曜日

ホーキング先生安らかに

内臓がずり落ちる程のショックでした。
英宇宙物理学者で、筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら、独創的な宇宙論を発表し続けたスティーブン・ホーキング博士が死去した。英BBC放送などが14日、ホーキング氏の家族の広報担当者の話として報じた。76歳だった。
 ホーキング氏は、「車いすの天才科学者」として知られ、ブラックホールの研究などで多くの業績を残している。世界的なベストセラー「ホーキング、宇宙を語る」などの著書がある。宇宙論の権威として知られるホーキング氏は、若くしてALSを患い、車いすとコンピューターの電子音声を使うなどして研究を続けていた。
 2016年4月には、ロシア人投資家で大富豪のユーリー・ミリネル氏とともに、光速の5分の1の速度で飛ぶ超小型探査機を開発し、太陽系から最も近い恒星「ケンタウルス座α星」まで飛ばして惑星や生命体を探す計画を発表。ニューヨークでの記者会見で、太陽系にもいずれは寿命が来るため、「(人類が)生き残るには他の星に住むしかない」と述べていた。
 1942年1月8日、英南部オックスフォード生まれ。オックスフォード大卒。63年にALSと診断された。
 74年「ブラックホール蒸発理論」を発表し、英王立協会会員になった。
宇宙好きな少年時代、先生の宇宙論がそれまでの宇宙を一段と大きく拡げてくれたのは事実。強い人間原理、弱い人間原理、と言う言葉は、宇宙が単なる137億光年の3次元的な拡がりだけで捉えてはいけないことを気づかせてくれました。車いすに乗っているあの小さな体から、人間の可能性が137億光年以上のスケールを持つことを気づかせてくれた。
人類は貴重でとてつもなく大きな光を失ったのではないか?





0 件のコメント :

コメントを投稿