2019年1月13日日曜日

今日は暖かい、どんど焼きの日。どんど焼きの日は小正月。剣客商売全集 別巻 黒白の感想とか。(6)


3連休の中日、今日も、朝から寒くなく、雨が降っていました。
6時くらいに起きて、朝食取って、8時過ぎにコメダ珈琲に行って読書。行く途中も雨でした。
本を読んでいるうちに、空が明るく成りましたが、すっきり晴れるというとはなく、雲が多く、10時頃に帰宅して徒歩で買い物。
買い物から帰ってきて、今日は歩いて30分くらいのお好み焼き屋に行き、焼き飯というか、ガーリックライスを食べて、



(お好み焼き屋のガーリックライス¥490)


そのあと、散歩がてら、八景水谷公園に行くと、どんど焼きをやっていました。自宅の近所の公園でも、それらしい焚火をしていました。
どんど焼きは小正月=1月15日に、正月の飾りや書初めを焼いて、1年の無病息災を祈る日です。書初めは字が上手くなることを祈ります。どんど焼きは地域によっては呼び名が違うようですが、だいたい、どんど焼きで通じるような気がします。


(2019年1月13日 八景水谷公園のどんど焼き Huawei P10plus)

(2019年1月13日 八景水谷公園のどんど焼き Huawei P10plus)

(2019年1月13日 八景水谷公園のどんど焼き Huawei P10plus)



晴れているといいのでしょうけど、雨は降っていないし、曇っているからこそ、比較的暖かい日でよかったですね。



昨年12月になってすぐに借りた剣客商売全集の別巻の事を載せるのも、延び延びにして、ついに年を越してしまいました。少しづつ挙げていきます。
とはいえ、まだ中盤。
例によって、礼の如く、感想と言うより筋を追いつつ、コメントをさしはさむ形式です。なので、完全にネタバレです。ご注意ください。



6つ目の章になります。次の7つ目が折り返し、確か、単行本で上下に分かれている場合は次の章 の「桐屋の黒飴」までが上巻です。


ー白い蝶ー
小兵衛は、文太を仲人にして、正式に、お貞と内輪の祝言をあげます。
ただ、小兵衛の心には、波切八郎が、約束をたがえるような男とは思えないため、なぜなのかが、気になって仕方なく、ついに弟子たちが守っているという、波切道場の様子を身に訪れます。
さて、読者には、雷雨の章以降、八郎が現れないため、八郎が岡本弥助を襲った無頼浪人を鮮やかに斬って守り切って、恐らくその匿われていた屋敷からは逃げて、岡本弥助とどこかに落ち延びているのではないか、ということしか想像できません。
小兵衛は波切道場の近くの茶店で、道場の様子を聞き、弟子の一人三上達之助が心臓の病で倒れてしまったことを知ります。
そして道場に行って、老木の市蔵が出てきてはなしをして、道場の寂れ具合を察することができます。
さて、小兵衛はようやく自分の道場を四谷仲町の自宅に作ることにします。資金は、国元の甲斐の兄が出してくれることになります。
辻道場に出入りしていた大工と、あれこれ口論しながら道場が建っていくのを眺める生活ですが、ある日、波切道場の老僕市蔵が小兵衛の家を訪ねてきます。
市蔵が、八郎の姿を見たというのです。
ただ、八郎も、市蔵に声をかけられて、むしろ姿を消します。
小兵衛は八郎は、道場の様子を人知れず見守っているのではないか、と考えます。

小兵衛と八郎、交わりそうで交わらない、微妙なすれ違い。すれ違わなければ、少なくとも八郎は黒白はっきりした人生を歩めたのではないだろうか。一方、小兵衛は、八郎との対決がなかったことで、お貞さんと夫婦になることができた。そこには、何か重大な落とし物をしてきた、と言うような屈託はない。小兵衛は、むしろ、八郎にあわないことで、黒白はっきりした生き方ができている、
むしろ白なのだろうけど。八郎はいつまでも、灰色。岡本と一緒にいるせいでそうなったのか。そもそも、岡本とは何者なのか。いろいろな伏線が仕込まれて、なんとなく、真田家とゆかりが出てきそうな雰囲気は匂ってきました。
お信との出会いがそうさせたのか。そこはわかりません。






















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