2019年1月8日火曜日

エカチェリーナ2世のドラマが残念ながらいったん終了した模様、あとを受けて、トルコのドラマ、スレイマン大帝が出てきている。しかし、ドラマは宮廷ドロドロ劇の模様なので、見ないかも。

今朝は寒かったんですが、2~3度と氷点下にいまいち届かなくて、車には霜が降りていませんでした。日中、昼までは雲が多くどんより天気。朝方も実は薄雲があったせいで、冷えなかったのかも。


エカチェリーナ2世のドラマは昨年末で一旦終了した模様。まだっ最終回は見ていませんが、今日、同じ時間帯の録画を見ると、なんと!スレイマン。
番組名は「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」

スレイマンと言えば、オスマン帝国で大帝と呼ばれた男です。一通り見てましたが、恐らく続けてみることはないでしょう。宮廷のどろどろ劇がメインみたいです。スレイマン大帝が女官の一人に襲撃され暗殺しかかります。スレイマン大帝自身が取り押さえ、無事なのですが、この女官は大宰相イブラヒムによって後宮に入れられたということがり、イブラヒム自身が取り調べ(と言うか拷問)すると、暗殺はラヨシュによって命じられたのだという、また彼女の夫はどこかの要塞を守備していて、スレイマンによって殺されたとか言ってました。
ラヨシュと言えば、名前からするとハンガリー王かな。
また、恐らく主人公はこっちかもと思われたのがスレイマンの皇后、ヒュッレム。ロクセラーナとして有名か。
だが、残念ながら、スレイマンは良い男が演じているのに、ヒュッレムの美貌はそれほどでもない。どこかの田舎のねーちゃん的な女優が演じていました。(失礼)
ヒュッレムがいきなり、誰かかわからんが「レオ」という男の自害を看取ります。この男こそ何者?

スレイマンは16世紀の人物ですオスマン帝国第10代皇帝(スルタン)。 日本でいえば、斎藤道三と同時代の人。スレイマンって、古代イスラエルの「ソロモン」のトルコ語読みなんですね。
16世紀前半、1500年ちょいで、ハンガリーのもはーちで、モハーチの戦いを起こし、ハンガリー王国軍とオスマン帝国軍がぶつかりハンガリー王国軍を破ります。この戦いはハンガリー国王ラヨシュ2世の拙劣な戦いによって、ハンガリー側が負けたと言っても良いです。

そのチョイ前、ロードス島を攻めて、ヨハネ騎士団と壮絶な戦いをして、これを奪います。
塩野七生さんの「ロードス島戦記」に詳しく書いてあります。

とにもかくにもスレイマン大帝、外征するたびに勝って勝って勝ちまくった人。という印象。

が、ドラマの方はエカチェリーナ2世に比べて、いまいち面白くなさそう。
スレイマンよりヒュッレムの方に光があっていそうです。その割に、ヒュッレム役の女優にいまいち興味が沸かない。。。(苦笑)

オスマン帝国の歴代皇帝の中では第7代のメフメト2世が印象深いですけどね。
これも塩野七生さんの影響かな。1453年のコンスタンティノープルを攻略を指揮した人がメフメト2世。塩野さんの「コンスタンティノープルの陥落」に詳しい。







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