さて、このブログはタイマーで自動でUPしています。
1月6日以前はリアルタイムではありません。
それまでは、九州から関東に小旅しています。
なので、いつも枕に書いている、熊本のお天気状況は記録できません。
また、ちょうど、日本は市場がお休み。NYや世界の市場は始まっていますが、そういった類の記録もしばしお休みでござる。
さて12月になってすぐに借りた剣客商売全集の別巻の事を載せるのも、延び延びにしていました。すこしづつ自動で挙げていきます。
例によって、礼の如く、感想と言うより筋を追いつつ、コメントをさしはさむ形式です。なので、完全にネタバレです。ご注意ください。
黒白、4つ目の章です。
ー雷雨ー
波切八郎のお信への恋慕の気持ちが高まっていく。
一方、お信のほうは、気があるのかないのか。しかし、お信が何かを思い詰めている、八郎に問い詰められて、自分の生い立ちを話す。
父母のかたきがいるという。もちろん、八郎はお信の力になりたい。そして、結局、八郎はお信にとって親の仇である、高木勘蔵を倒す。
しかも、この剣客商売史上、稀に見るような展開で。とどめを刺したのはお信。
八郎はこの件が終わって。さらに気持ちが高まって、お信と夫婦になりたいと考える。しかし、その矢先。お信が姿を消します。
主人の忠兵衛は知ってか知らずか。ただ、お信と、八郎の関係は知っていたようです。
忠兵衛は、八郎が人をおやめたことで、奉行所の調べが及んでいることを告げて、八郎を逃がす。
このあたり微妙に忠兵衛が怪しい。八郎は誰にも見られていない核心に近いものがあったにもかかわらず、殺しの犯人は八郎として奉行所が調べていると、八郎に切迫感を感じさせるようにして、わざと雷雨の中、八郎を遠くにやるように逃がしています。八郎の身柄を引き取ったのは岡本弥助。
八郎が去った後に、なんと、お信が戻って来て、それが当たり前のように忠兵衛はふるまっています。そして、「そして、何もかもわすれてしまうのじゃ」とお信に言います。
岡本の屋敷に匿われることになった八郎。岡本弥助が只者ではなく、剣の腕前も相当ありそうで、しかも、食事の用意など、生活に必要な腕前もしっかり持っている、と言う不思議な人物。
八郎が忠兵衛のもとから逃げて10日後、岡本をねらったような襲撃が、これまた激しい雷雨の最中、この章の最後にあり、その襲撃は八郎の腕前があれば防ぐのはかんたんでした。岡本弥助はその八郎の腕前を見て驚きます。岡本弥助は、これでこの屋敷に居られなくなった、とつぶやきます。
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