2019年3月12日火曜日

今朝は曇っていて7~8℃。

MMTの話題はブルームバーグだけではなく、ロイターでも扱っていました。
PIMCOの元チーフエコノミスト、ポール・マカリー氏は、自身は「正真正銘のMMT支持者ではない」ものの、強い共感を覚えると述べている
と述べています。ブラックロックのCEOが屑と言っていますがブラックロック自体が「くず」なので「目くそ鼻くそ」だと思いますね。

さてMMTよりも今最もホットな話題は「737MAX」です。

737MAX
先日エチオピア航空の飛行機がエチオピアの首都アジスアベバで離陸直後に墜落。
この時の航空機はボーイング737ーMAX8と言う形式。
737-MAXは、競争相手のエアバスがA320NEOという省エネ性能が高い航空機が出て、ボーイングが開発した、A320NEO競合機です。
自分はそれほど飛行機に詳しいわけではありませんが、海外出張がかつて多かったので関心があります。
ボーニング737MAXはインドネシアのライオンエアの墜落事故でも、その安全性が問われていて、未だに調査中。
失速を防ぐシステムのソフトに欠陥があるのではないか、というNYタイムズの記事があるようです。とWikiに載っています。

決断が早いお隣中国政府は既に昨日、この形式の航空機の運航を停止させています。シンガポール、インドネシアやニュージーランドも運行停止を決めています。

日本政府は沖縄の事情でで解るように、
自国民よりアメリカの顔色をうかがうほうが大事ですので、そんな決断はできますまい。

日本人は自身で防衛するしかありません。

情けないことに、国は頼りになりません。

ANAが同形式の航空機を30機も発注していますが(20機、10機はオプション発注)、実際導入されるのは2021年以降。

不思議なのはアメリカのFAAがいまいち動きが悪い、
普通は率先してFAAの指導が入るはずなんですけどね。何か、アメリカ国内のネオコン絡みの闇を感じますね。

日本は、自国の車産業で、エアバッグで大いに叩かれた分、ここでアメリカの航空産業を叩いても、罰は当たらないと思うけどな。

ネットで調べてみると、その筋によると、ANAの737MAX導入は、意外感があるようです。
コスト的には、ボーイングとエアバスの2社併存は、共通部品といったメンテ視点で、あまりお得ではないもようです。
操縦士の負担も増えます。
今後、アメリカでは多数飛んでいる模様の737MAXです。アメリカにでばるときは搭乗機にご注意。予約を入れた時点で、ググれば
下のように機体情報も出てきます。赤線部が機体情報


今日のロイター記事から。
ゴールドマンがドル取引で失敗-今は対円のドル売り持ち勧める

ゴールドマンが勧めたDXY(ドル指数)の取引は、政策軌道の変化を示唆したと思われたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の1月上旬のスピーチ直後に開始された。米当局の論調の変化は基本的にゴールドマンの予想通りとなったが、同時に他の主要国・地域の成長が想定外に下振れし他の中央銀行もハト派色を強めたとストラテジストらは説明。このため、ドルが比較的高いままとなった。

  「現在のデータの状態から恩恵を受けるのは主に円である公算が大きいとみられる」とストラテジストらは記述。
「引き続きドル安を予想しているが、この見方を支えるようなデータが出るとしても、世界の成長に悲観的な市場では、対ユーロの比重が大きいこともあり、ドル指数の下落実現には時間がかかるだろう」と分析した。


3月12日現在、111円/ドル
GSは円高ドル安方向の 108円/ドル水準を目標にしています。したがって ドル売り持ち推奨中

さてどうなりますか。


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