気が付けば週半ば。今日は仕事で、ほぼ一日スカイプ会議、相手は、上午も下午どちらも中国の同僚とのスカイプ会議。上午は、自分の会社がお客さん、に販売した装置について、新しい性能を見せるために行った結果についての打ち合わせ。結果としては成功したのですが、その結果をお客さん自身がまとめた資料があるものの、その見方を現地にいるエンジニアが見ても説明できない、と言う。
最初に見せてもらった時に、いくつかあるグラフについて、理解できなかったらその場で、お客さんに聞きなよ、と言ってあげるのですが、どうも、彼(中国人)は、そのことをお客さんに聞くのが苦手な模様。
そして、聞きやすい、こちら(社内:日本側)に聞いてみればいいやーと思ったんでしょう。
僕らの仕事は半導体の最先端の現場にいます。それは間違いない。いくら中国と言っても、最前線の現場で起きていることは世界中の誰も知らない、、新しい驚きに満ちています。
確かに、日本側のエンジニアのほうが、その製品の開発を行っている以上、経験値が上なところも多いのですが、それでも、半導体の製造現場で得られる新規情報量は格段に多い。
現地のエンジニアによく言うことなんですけど、
「新しい性能を持つパーツとか製品は、世界でも、有数の顧客しか経験がない、そんな中で中国のお客さんに使ってもらっている以上、そのお客さんに一番近い、中国の現場のエンジニアがお客さんにべったりと引っ付いて、その新製品に関する情報を入手して、さらに改善点がないかどうか、調べる義務があるし、そうして、日本の工場側にフィードバックして、もっといい製品を作る手伝いをしなくてはいけませんよ。」と。
そう、今や半導体業界で中国はすでに日本の上を進んでいます。
半導体技術は、いったんやめてしまうと、追いつくまでの労力は半端ないことになります。恐らく。今更、日本の半導体製造業が、復活することはあり得ない、と思われます。
よほど、誰もが考えもしないような新世界を築かない限り。
下午の会議はお客さんの工場で起こったトラブルについて、とラブル解決のための道筋を建てる会議でした。
その半導体プロセス技術では、少なくとも、うちの会社で一番、経験値が高いのは私しかいないので。
しかも、現在のフラッシュメモリーやDRAM製造工程では最も重要な基幹部分に関わります。
なので、T芝さんやMクロンさん、S星さんやHNックスさんで起こるトラブル、新規導入の際には必ず自分は立ち会うか、深く関わっています。
ずいぶん前に、このブログで書いた、USユタ、韓国出張なんてその手の仕事関係です。
半導体の製造プロセスの扱いに自分のような、なくてはならない、人は周囲に私以外にもいくらもいますが、そんな人々で、定年される方も大勢。います。
少子高齢化ではありませんが、そうした技術の伝承は大きな問題だと思うのですが、うちの会社は結構アバウトにふんぞり返っています。大丈夫かしらん?
今日は朝は晴れて居ましたが冷え込みは限定的。3~4℃。昼間の散歩時16℃でさほど暑くも感じない。会社周りの桜のつぼみは膨らんでいますが、開花にはまだかかりそう。来週末以降かな。
明日は休日だったんですねえ。
先週土曜日に午前中、買い物散歩のついでに、水仙を撮り、午後てんすい桜を撮っていました。桜の写真はすでに上げていますね。
水仙の写真を上げときます。
すべてスマホ(Huawei P10 Plus)。
(2018年3月16日 坪井川沿いにて byHuawei P10 Plus)
(2018年3月16日 坪井川沿いにて byHuawei P10 Plus)
(2018年3月16日 坪井川沿いにて byHuawei P10 Plus)
(2018年3月16日 坪井川沿いにて byHuawei P10 Plus)
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