7月11日、雨。5時半起床。外で降雨の音がわりと激しい。気温26度、この時間でこの気温、熱帯夜だった模様。
出勤ルートを走行中はさほど大きな降雨ではなく、会社に到着すると雨は上がっていました。
【経済ニュースというより最近の話題】
今日、経済ニュースを見ると、昨晩のFRB議長のパウエル君による議会証言&FOMC要旨公表が大きなニュースになっていて、これを受けてNY株式がジワリ上昇。為替は円高、ドル安へ。
ロイター記事は比較的良質な記事が多く、特にコラムはその時その時の状況の理解を助けてくれます。
コラム:米国にもじわじわと押し寄せる貿易戦争の悪影響
このコラムでは、東洋的な価値観、<因果応報>がサブの章題になっています。
書いた人は東洋人ではありません。
こういった価値観は欧米人にも理解できるのでしょうか。
その章の記事を中心にやや部分引用。全文は上のリンクからたどってください。
「 貿易戦争が主な貿易相手の成長に痛手を与えることで、米国にも対外ポジションの悪化や企業競争力の低下という形で徐々に悪影響が跳ね返ってきている。
米国の政策担当者は、長い目で見て貿易戦争が中国に対する米国の優位を定着させてくれるならばコストに見合うと考えるかもしれない。
だが目先の話としては、貿易戦争は外国と同じように米国の成長の足も引っ張っている。
米国がある程度「守られている」のは1つの大陸として閉鎖的な経済構造を持っているからだ。つまり米経済は他の主要な貿易国よりも規模がずっと大きく、内向き志向という特徴を持つ
米国は2017年の国内総生産(GDP)に占める輸出額入合計の割合がわずか27%と、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均の半分未満にとどまった。
他の先進国を見ると日本が35%、オーストラリアが43%、英国が61%、韓国が63%、ドイツに至っては87%といずれも米国を大きく上回っている。主要新興国でも中国は38%、インドは43%、サウジアラビアは67%、メキシコは80%とやはり米国をしのぐ。
米経済は完全に閉鎖的なわけではなく、内外の成長格差が貿易赤字の急増と国内製造業の減速を助長している。 」
コラム:ドイツ銀、大規模リストラは楽観シナリオが前提
ドイツ銀行のドタバタは、リーマン事件を境にして、それまで商業銀行的な立ち位置だったドイツ銀行が「投資銀行」にスタンスの重心を置いて、最近収益(というより、決算書内容)が悪化していることが大きい理由のようです。投資銀行化で世界の大手銀行と言う地位を目指したようですが、うまくいってない模様。別の記事ではソブリン債のポジションで損害を出したのではないかという推測が出ています。
欧米の拠点を中心にして、リストラが実行され始めているようです。
コラム:日本の対韓輸出規制強化、サムスンが最大の被害者か
この件、どうなるのでしょうか。
うちの会社も、大なり小なり影響を受けると思っています。
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