2019年7月30日火曜日

7月30日、晴れ、5時起床、気温26℃。【みんなつまらぬやつばかり】【TVドラマ「ABC殺人事件」(3)までの感想】【北極圏での森林火災】【TVドラマ時代劇 「仇討ち夢中男」の感想】


7月30日、晴れ、5時起床、気温26℃。

7時間くらいの睡眠時間でスッキリ。
昨晩、ニュースでセンバツの地方大会の結果が徐々に出そろってきつつあります。
宮崎県の結果が富島高校でした。
ん?と、思いました。私の父親の出身高校なんです。
ま、今のフェアリーになっている父親にこのことを話しても、わからないかもしれません。
熊本は熊工が決勝で九州学院に買って甲子園の切符を手に入れています。
甲子園は毎年熱い夏を感じさせますね。
いろいろドラマをきいていると泣けることもある。
年を感じます。

【みんなつまらぬやつばかり】
日本で日本メディアのNEWSを見ていると、「なにやってんだか、くだらない」と思わせる内容が多いです。
特に東スポ張りにネトウヨ妄想連発の産経(&読ウリ)とか、読んで信じている人がいることには信じられません。ウラヅケもなく報道しているのもなんだかなーと危うい気がします。
もっぱら、外国メディアのニュースを信じることにしています。
くだらない内容は少ないです。
そもそも、日本国内全体がくだらない風になった可能性が高いんですが。
大船渡高校の話、吉本の話、くだらなさすぎて、コメントする気も起きない。

みんなつまらぬやつばかり、と「夢酔独言」の扉のようなことを思ったりします。


2019年2月28日付ブログ
今朝は小雨。夢酔独言を少しづつ読んでいます。『いかようのことが出ても、人をばうらむものではない。みんなこっちのわるいと思う心がかんじんだ。』


【TVドラマ「ABC殺人事件」(3)までの感想】

(1),(2)の感想は既に書いた通り。
7月22日、曇り、5時起床、気温24度。朝の豪雨【今朝のニュース】【TVドラマ「ABC殺人事件 1から2まで】

7月27日(土曜)に放映されたABC殺人事件(3)まで見ました。
話の筋は、原作通りです。
アレクサンダー、ボナパルト、カスト氏は犯人ではありません。彼の行動を操る人物が真犯人。
さて、この(3)に至って、ようやく。「メザンファン」の理由が分かりました。
あえてこのドラマでしか使われない、フランス語のフレーズに隠された意味があったようです。
原作になくこのドラマオリジナルの設定上の、原作のポアロの設定を覆す、話が織りこまれています。

これまでも、ポアロの回想の部分の映像は出ていましたが、恐らくベルギーでの第1次大戦?で攻め込んできたドイツ軍兵士によって襲われる場面が出てきます。ポアロのトラウマになって、ここまでに何度も回想されて、いますが陰気な雰囲気です。

なんとこの回で、ポアロの前職が原作のベルギーでの警察官ではなく、牧師であり、住民を守れず、避難させた教会ごと焼かれている場面が出てきます。かれのトラウマになっているようです。

牧師として、教区民への掛ける声として「メザンファン!」(おお、わが子供たちよ!)だったのでした。
なんとぉー!!そういうことか。


後半、ややサイコサスペンス調になっていますが、原作はこのドラマ程極端な、そんな雰囲気はありません。

ただ原作に、カスト氏の精神錯乱に付け込んで犯人が、カスト氏を操るので、サイコサスペンスを匂わす雰囲気はあります。

私がジョン・マルコヴィッチを見たのはリュックベンソンとミラジョボビッチのジャンヌダルクのシャルル7世の狡猾なイメージでしたが、デビッドスーシェ・ポアロの善良な雰囲気は皆無。

とはいえ、最終的にクローム警部とは和解し、お互いを認めるような雰囲気にはなっています。

ただ、クロームが言った、「ストッキングに目をつけるとは良い勘だ」は、クローム君はポアロのことが分かってないやんけーと思わせるセリフはありました。

物語の雰囲気が無駄に暗く、原作の雰囲気は一切無視しており全くのオリジナル作品です。
デビッドスーシェのポアロの作品は謎解きの為、何度か繰り返し見ようという気になりますが、ジョン・マルコヴィッチのポアロはそうではありません。
ちょっと失敗じゃないかな。
マルコヴィッチの演技は上手いのですが、ポアロ像とかけ離れすぎています。


【北極圏での森林火災】
北極圏での森林火災が激増らしい。と、NHKのニュースアプリに載っていた。
アラスカで山火事、のニュースは確かに最近見た記憶がある。


【TVドラマ時代劇 「仇討ち夢中男」の感想】
ABC殺人事件と趣が異なりますが、時代劇を専ら見ています。BSテレ東の池波正太郎時代劇の「仇討ち夢中男」を観ました。
あれ??、この設定、池波正太郎と言えば、剣客商売で見たことがある。。。

と直ぐに思いました。
もしかして原作は剣客商売?と、放送の最後のエンドロールでの表示は「谷中・首ふり坂の一遍夢中男」、とありました。
でも、この話、剣客商売の浮沈に出てくる話と筋は、ほぼそのまま。
剣客商売全集(8)後半感想

「夢中男」でも、顔つきの悪い、強つくな金貸しが、侍に金を貸すが、証文を偽られ、訴え出た評定所の調査が粗雑で金貸しは何と謀略を持ってお上を騒がせたと死罪になり、
後日金貸しの息子がこの侍に仇討ちします。

剣客商売では小兵衛が、この金貸しからお金を借りた侍の師であり、弟子の不始末に憤慨し、金貸しの息子に助太刀します。(詳細は上の過去ログの感想で)
ドラマと言うか「夢中男」の方は、この息子が普段は酒と金に溺れているダメ男のくせに夢中になると、思いもよらぬ能力を見せる男だったので、助太刀不要で解決します。

その後、評定所の調べも形だけで、金貸しの息子への調査もなく有耶無耶になります。騒ぎ立てれば、幕府の不始末が明らかになるので、みな貝になってしまうのです。
田沼時代の終盤で、幕府の政道が狂い始めてきた頃が背景。

どちらも筋は同じく、、時の権力の腐敗と、その虎の威を借りる小人の無法に対して、庶民が意地を見せてたてついて、結果上手く成功し、権力者も結局保身に走って、有耶無耶になるという。



















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