雨の可能性はない訳ではないが、低いので、洗濯して干して出勤。
昨日の帰途の空の晴れ間を見ると、雨への警戒が薄れる、っていうもの。
さすがに今週梅雨明けだと思うのだけど。
【梅雨明けはまだですかね?】
会社ではカードキー型のセキュリティーカードと兼用の入室キーがある。
何故だか会社について気が付いたのだが、家に忘れて出てしまったようだ。
たまに、そういうことがあります。
以前はカードがないとPCすらログインできない、というようなセキュリティーカードになっていた。
今でこそ、ログインにカードキーは不要になったものの、これがないと、オフィスに入れない、
会社の建物の出入りは可能だけど、出勤退勤のタイムスタンプが押せない。
ともかく、当たり前なのだけど不自由。
朝、なんとかオフィスには入ることができた。そこまでできれば仕事も出来る。
とはいえ、一日不自由。
ひとまず代理カードを借りて過ごすことができました。
午前中は曇りで、昼の散歩中、遠くに雲の合間に青空が見える感じ。
「大暑」らしく、暑かった。
午後はさらに晴れ間が広がりました。昨日の午後のような感じ。もう夏ねー
洗濯物も、すっかりいい感じに乾きました。
明日も残りの洗濯をしよう。
まだ梅雨明け宣言出ませんね、、、、金曜か土曜日あたりかな。
【アウトランダーPHEVのフル充電後のEVモードでの走行可能距離】
土曜日にフル充電して、土曜は車を使わず、月曜会社への往復28km、今日火曜日会社への出勤まで(14km)EVモードで乗って、会社では残りEV航続可能距離7km、でした。
(つまりフル充電でEV航続可能距離70km弱で表示されてても、実質50kmくらいが走行可能距離。となります。)
7kmの残りで会社の先にある三菱D(4km先にある)に行き急速充電30分しました。(¥150)今日はDはお休みでした。Dから100mはなれたところにセブンイレブンがあったので、そこにテーブルといすがあるので、冷房が聞いているところでまったり。
充電後EV航続可能距離は65kmくらいの表示。
これで明日水曜日の往復と木曜日の出勤と、会社から病院への間はEVのみで済みそう。木曜日午後は病院でリハビリしている間の普通充電。
電動車両サポートの500円分の充電料金クーポンが、今月まだ残り100円くらいあります。どこかで10分くらいできる感じ。
【日テレBS・海外ドラマ「イザベル」とイベリア半島史】
日テレBSの海外ドラマでエカテリーナ2世の再放送があったのだけど、それが終わった後、なんとイザベル1世が始まった。
イザベルの話がドラマになるのか、斜め上だな。
NHKのヴィクトリアも見ているが、海外ドラマ、女帝、女王ばかりだな。
ヨーロッパは国によって、女性の王や皇帝の後継者を認めない法律があったりする。
サリカ法がそれ。
ヴィクトリアも、本来、ドイツのハノーバー王国家の出身で、祖父ジョージ3世がハノーバー王とイングランド王位を兼任していた。
イングランドとハノーバーは同君連合だった。
ただ、ハノーバー王国はサリカ法を採用しているので、祖父ジョージ3世(ハノーバーではゲオルク3世)が亡くなった際にその後継のハノーバー王位に、ヴィクトリアはなることが出来なかった。サリカ法を採用していないイングランドでジョージ3世の息子ジョージ4世の次代ウィリアム4世(ハノーバー王としてはヴィルヘルム)の後継者を探す段でウィリアム4世の姪、ヴィクトリアしか最適者がいなかった。
ハノーバー公はヴィルヘルムの弟(ヴィクトリアにとって伯父)エルンスト・アウグスタが継いだ。
さてイザベル、はカスティーリア(今のスペインの片割れ地域)の女王。
あの、評判の悪い、南北アメリカ大陸での収奪の元になった、コロンブスの航海を援助したことで有名。
ドラマはまだ、女王になる前、彼女の兄のエンリケ4世の次代から始まる。イザベルちゃん、まだ十代後半で、既に女王らしい、慎みと毅然とした貫禄を持ち合わせています。。。ま、兄のエンリケ4世がとんでもなくダメ夫なのですが。
イザベルは弟のアルフォンソと共に、兄エンリケ4世によって王都を追放されて片田舎のアルバロに逼塞しています。
時代は15世紀。まだ、イベリア半島はレコンキスタの最中。
エンリケ4世の父フアン2世は、アルバロ・デ・ルーナ(サンティアゴ騎士団長)を重用し、カスティーリア貴族との対決姿勢を示していました。
フアン2世の後を継いだエンリケ4世の時代も、カスティーリア貴族は王位を軽んじて対立関係にあります。
さらに、まだレコンキスタの最中なのですが、カスティーリアは隣国アラゴンとも対立しています。
このアラゴン王家は後に、カタルーニャ地方を治めていた、カタルーニャ伯家と密接につながって、アラゴン・カタルーニャ連合王国になり、イザベラが、アラゴン連合王国のフェルナンド2世と結婚して、カスティーリア・アラゴン連合王国=スペイン王国となります。
といったイベリア半島の事情をしらないと、このドラマは多分退屈かも。
NHKのヴィクトリアにしても、イザベルの前のエカテリーナ二世も、その時代の背景を知ってこそ、ドラマの面白みが増す。というもの。
自分は、さほど欧州史は詳しくないものの、3~4年前にスペインカタルーニャ・アンダルシア地方を旅行したので少し、関心があります。学生の頃にちょっとはまったゲームに「Atras」(アトラス)という、航海・貿易ゲームがありました。そのついでに、ポルトガル史、スペイン史を調べたことがあります。
ここ最近、ニュースに出てくる、スペインのカタルーニャ独立、も理解できます。
先述のイザベラより前の時代のアラゴン・カタルーニャ連合王国として、カスティーリアとは別の文化を持っているためです。
冒頭に書いたように、イザベルは評判の悪い、南北アメリカ大陸での収奪の元になった新大陸発見の大きな原動力になった人です。これが今後、どう描かれるのでしょうか。
まだ、1~3話ですが、キリスト教に敬虔な姿は出ていません。。。
ウィキペディアから拾ってきたスペインの王統図が↓
赤がカスティーリャ王家、黄色がアラゴン王家赤線で囲った部分が、ドラマイザベラで現時点で出ている関係者。まだ、イザベルの夫となるフェルナンド2世は出ていません。
ドラマでは早々にポルトガル王家も絡まってくるのですが、ここで割愛。
2話で、エンリケ2世の後妻の兄エンリケ4世の義兄、ポルトガル王が出てきます。
ちなみに、イザベルとアルフォンソの母はエンリケにアルバロに追放されて精神を病んでいますが、ポルトガル王の娘。イザベル・デ・ポルトガル。彼女の叔父はポルトガルで高名なエンリケ航海王子。イザベル1世ちゃんにとっても大叔父になるんですね。
ややこしいんですが、史実では、こうなっている。ドラマでエンリケ4世の後妻もポルトガルの王女ですが、彼女とここで出てくる義兄の父親はドゥアルテ1世。でエンリケ航海王子とイザベル1世の母の父親とは兄弟。つまり、エンリケ4世の後妻フアナはイザベル1世の母とは従姉妹。エンリケ4世にとっても、この後妻フアナは実は従姉妹。このフアナの生んだ、エンリケ4世の娘と言っている娘の名前も母と同じフアナ。
この時代のスペイン史、隣国ポルトガルやアラゴン王国にも同じ名前の父と息子、叔父とおい、母と娘がいるので大変ややこしい。
エンリケ4世が貴族連合と反目しあって、内戦の危機で、ポルトガルの軍事力を当てにして、イザベルと義兄の縁談を企てたのです。2話のくだり、かなり実話からかけ離れて脚色が強い感じです。2話ででてくる、エンリケ4世の娘、話では人工授精でできたような描かれ方をしています。本当は、エンリケ4世の後妻と、エンリケ4世が寵愛していたカステーリア貴族のベルトランとの子供が実話で、この娘、ベルトランの娘という意味で、ドラマでも言われていましたがベルトラネーハと呼ばれます。この娘の出生に纏わる疑惑から、エンリケ4世の後継者問題が起こるはずなのですが。。。ドラマでは、ベルトラネーハと呼ばれながら、エンリケ4世は自分の娘だと言い張っています。
貴族連合の盟主は貴族のパチェコ。
ただねー、本当に内戦があったんでしょうかね。レコンキスタの最中でそんな余裕はないと思うんですけどね。
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